僕が手がける当面の最後の作品の完成試写会を先月行った。
今までの総決算であり集大成ともいえるこの作品は
スタッフの威信をかけた作品になった。
僕の意向と新たなスタッフの意向が完璧にマッチして
今まで到達できなかった境地を完全に切り拓いた。
完成試写会が待ち遠しかったが
いよいよその日が来て
モデルKはその日はオーディションで遅れたが
最後に間に合って
巨大シアターに映し出された全作品を自分の目で確認した。
その後は運河向かいの水上レストランで
レセプションが行われ
その後の懇親会の食事の席で
ぼくは久しぶりにモデルKと隣り合って
とことん話をすることが出来た。
彼女のこの作品にかけた意気込みのすごさというのは
たとえば彼女が僕が以前言ったアドバイスに応じて
前歯全部を矯正したという事実からもわかる
「100万円ぐらいかかったんじゃない?」
って聞いたら。
「そんなにはかかってない」
って言ってたけど。もっとかかったのかもしれないと思う。
モデルとしての確固たる意思、根性、絶対成功させるという
凄まじいまでの気迫!
どれをとっても将来の大女優を予感させる一瞬だった。
決まっていたほかのモデルを首にして
モデルKを選んだのは僕だけど
その選択が間違いでなかったことを証明してくれて
本当に嬉しかった。
僕にとっての最高の贈り物だった。ありがとうモデルK
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