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事件
【連続不審死第9回公判詳報(5)完】「指が太い」 婚約指輪代わりにブレスレット
検察官「それを聞いて、どう思いましたか」
証人「おしかけ女房かなと。それにしても話が急すぎると思いました」
検察官「隆夫さんは、どんな感じでしたか」
証人「結婚相手に言われたことなので、対処しなくてはいけないという感じでした。荷物も送られてくるということでしたし」
検察官「荷物とは」
証人「衣類とかです」
検察官「ほかの話は」
証人「一度、お会いすることになるので、顔も分かっていた方がいいかと、写真がないかと尋ねました」
検察官「写真を見たのですか」
証人「(木嶋被告が)撮られるのは嫌なので、ないと言っていました」
検察官「では、実際に見ていないのですね」
証人「日を置いて、見せてもらいましたが、あまり小さすぎて、顔が分かりませんでした」
《その後、姉は寺田さんと電話でも会話している。その際、婚約に際し、ブレスレットを贈ったと説明を受けたという》
検察官「ブレスレットのプレゼントをしたと聞きましたね」
証人「相手の方(木嶋被告)が、指が太くて入らないので、ブレスレットを希望したと言っていました」
検察官「その後の結婚の進展状況は」
証人「はい。始めはすぐにでも荷物を送ってくるという感じでしたが、とどまってもらったと。1月末には相手の方のお知り合いと会うことになっているとも説明していました」
検察官「知り合いとは」
証人「昔、非常にお世話になったおばさんに会いに行くということでした」
《おばさんに会いに行くのは、婚姻届に署名してもらうためだったという》
検察官「自宅のカギについても話しましたね」
連続不審死 第9回公判のニュース
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