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事件
【連続不審死第9回公判詳報(5)完】「指が太い」 婚約指輪代わりにブレスレット
(15:30~16:30)
《首都圏の連続殺人事件で練炭自殺に見せかけ男性3人を殺害したとして、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)に対する裁判員裁判の第9回公判(大熊一之裁判長)は、休憩を挟み、東京都青梅市の会社員、寺田隆夫さん=当時(53)=の殺害事件について、寺田さんの姉への証人尋問が続けられている》
《寺田さんは平成20年6月に婚活サイトを通じて木嶋被告と知り合った。姉は寺田さんから6月と9月の2回、交際状況を聞かされていた》
検察官「次に(寺田さんから)木嶋被告について聞かされたのは」
証人「翌年の正月です」
検察官「どこで」
証人「実家です」
検察官「具体的には」
証人「相手が結婚してくれると言っていました」
検察官「相手とは」
証人「木嶋さんです」
《証人は木嶋被告の名前を口にしたくないのか、声が小さくなる》
検察官「いつごろ結婚すると」
証人「いつとは出ていませんでした」
検察官「お姉さんとして結婚の話を聞いたときにはどうでしたか」
証人「よかったなと思いました」
《家族は手放しで喜んだという。だが、すぐに雲行きは変わる》
検察官「次に話をされたのは?」
証人「1月4日です」
検察官「どのような内容でしたか」
証人「相手の方(木嶋被告)が妹と暮らしていたのですが、妹が引っ越すので家賃が払えないと。そこですぐにでも(寺田さんのマンションに)越してきたいと言われたと…」
検察官「いつごろ転居してきたいということでしたか」
証人「すぐにでもと、せいている感じでした」
連続不審死 第9回公判のニュース
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