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事件
【連続不審死第9回公判詳報(4)】ピアノ講師、大学院生…変わる木嶋被告の職業
検察官「仕事の態度は」
証人「非常にまじめで責任感も強かったです」
検察官「隆夫さんとはどれくらいの頻度で会っていましたか」
証人「週に1度くらいです」
《寺田さんの姉によると寺田さんは週に1回、実家に帰るなど、ひとりで暮らす母親を気遣っていたという。姉も同様に実家に帰り3人は頻繁に顔を合わせていた》
《生活は派手ではなくほとんどお金も使うことはなかったとする。こうした事実関係を確認し、検察官は質問を重ねる》
検察官「結婚観についてお尋ねしますが、隆夫さんは、願望は強かったのですか」
証人「機会があればという感じでした」
検察官「具体的に結婚に関して行動を起こしたことはありましたか」
証人「いわゆる結婚相談所に登録していました」
検察官「いつごろですか」
証人「(事件が起きた平成21年1月の)5、6年くらい前だったと思います」
《結婚相談所で知り合った2、3人の女性と交際に発展することはあったというが、結婚までは至らなかった》
検察官「うまくいかなくなった際、隆夫さんはどんな感じでしたか」
証人「淡々としていました。ちょっと駄目だったと…」
《弁護側は、寺田さんが木嶋被告から別れ話を突きつけられ、傷心の末に自殺したと主張している。検察側は寺田さんが傷心するような性格ではなかったと印象づけていく。そして、核心の木嶋被告との出会いについての質問に切り替える》
連続不審死 第9回公判のニュース
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