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事件
【連続不審死第9回公判詳報(3)】木嶋被告と知り合った男性 ホテルで次々に意識喪失
《木嶋被告は高校卒業と同時に上京し、さまざまな職についた後、平成14年に千葉のリサイクル会社に就職した》
《そこで、掃除や買い物などもこなすうちに経営者に気に入られ、生活費の面倒もみてもらうようになったという》
《カードでの買い物やエステ通い、タクシーを使うなど生活が派手になったという。ただ、19年に経営者が死亡。支援者を失ったことで、「結婚相手を見つけよう」と婚活サイトを利用したとする》
《検察官は、支援者をパトロンと呼んでいる》
検察官「被告は平成15年から恋人の××さん(法廷では実名)と交際を開始。その前の14年から19年にかけて、パトロンだった70歳の男性から5年間に計7380万円をもらっていた。だが、パトロン男性が19年8月に死亡したことから、生活が困窮。20年5月に結婚紹介サイトに登録した」
《検察側はここで、木嶋被告がサイトのプロフィルに嘘の経歴を掲載していたことを説明。その上で、サイトを通じて知り合った寺田さんと20年6月から交際を開始し、直後から100万円単位で金を次々とだまし取っていたことを明らかにしていく》
《また、これと並行して木嶋被告が他の男性ともデートを重ね、同じく金をだまし取っていたことを日付を追って詳細に説明する》
検察官「詐欺被害者の男性は20年12月27日に木嶋被告とホテルに宿泊した際、意識喪失となった。2日後の29日に木嶋被告とデートした別の詐欺被害者の男性もホテルで意識喪失し、1人の男性は翌21年1月にデートした際に再び意識喪失し、木嶋被告に現金5万円を盗まれた」
連続不審死 第9回公判のニュース
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