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事件
【連続不審死第9回公判詳報(1)】1千万円以上入手した男性とホテル宿泊前夜には別の男性と…
《初公判では午前と午後で洋服を一新させるという異例の“お色直し”をみせたほか、リップグロスまで引き、傍聴人の注目を集めた木嶋被告。この日は、青のシャツに紺のカーディガン姿だ。グロスは引いていない。弁護人の横の席に着き、裁判長をじっと見据えている》
検察官「早速ですが、始めさせていただきます」
《検察官は事前に配った時系列表を参考にするように裁判員に促し、説明を始めた》
検察官「すべての事件は経済的に(木嶋被告が)困窮したことにあります。結婚を前提に次々と多額の現金をだまし取り、関係を断ち切るために3人の男性を殺害しました。これから審理する寺田さんの殺害事件についても、(こうした構図が)当てはまります」
《検察官は、こう前置きした後、どのような過程で立証していくのかの説明に入った》
検察官「まず前提とした経済状況について立証していきます。続いて、どのように男性と知り合い、現金を入手したのか。そして何に現金を使ったのか…」
《検察官は立証のポイントを挙げていく。木嶋被告は、検察官をにらむように見据えながら、じっと公判に耳を傾ける》
検察官「平成21年1月初め、結婚を約束しました。これは、寺田さんのお姉さんの証言から立証します」
検察官「1月10、11日にホテルに一緒に宿泊しています。これはホテルの記録などから証明します」
連続不審死 第9回公判のニュース
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