- [PR]
事件
【連続不審死第9回公判詳報(1)】1千万円以上入手した男性とホテル宿泊前夜には別の男性と…
「できちゃった婚もいいかもしれませんね、ムフ」
《メールのやりとりには肉体関係をちらつかせる場面もあった。検察側はこうしたメールのやりとりから男心を操って現金を要求していた実態を浮き彫りにさせる構えを見せた》
《一方の弁護側は、疑わしい事件が重なったから有罪とするのは許されないと主張。検察側の立証に徹底して疑問を差し挟む戦術を続けている》
《第9回公判の寺田さん殺害事件でも、検察側は木嶋被告と寺田さんとのメールのやりとりを紹介するとみられる》
《起訴状によると、木嶋被告は平成21年1月、東京都青梅市のマンション室内で、こんろ6つに入れた練炭を燃やし、睡眠状態に陥らせた交際相手の寺田さんを殺害したとされる》
《初公判の罪状認否で木嶋被告は「私は、寺田さんを殺害していません」と起訴事実を否認。弁護側も無罪を主張した》
《寺田さんの遺体は21年2月4日、発見された。扱った警察官は携帯電話の履歴から木嶋被告に連絡して事情を尋ねた。その際、木嶋被告は「すでに別れた」「(寺田さんが)『結婚できないなら死にたい』と言っていた」と説明したとされる》
《警察は木嶋被告の説明などから自殺と判断。司法解剖は行われなかった。巧妙に自殺を装い、一度は警察も欺く構図を築いたとされる寺田さん殺害事件》
《司法解剖が行われず最も物証が乏しい事件でもあり、裁判員は難しい判断を強いられる。公判がいよいよ始まった》
裁判長「それでは開廷します」
連続不審死 第9回公判のニュース
- [PR]
- [PR]