(2012年1月25日 14:56)
宮若市のトヨタ自動車九州で、今月就任した二橋岩雄社長の就任会見が25日に行われました。
ニ橋社長は、地元企業と連携を図りながら九州で高品質な車体を作っていきたいと話しました。
ニ橋社長は社員の平均年齢が32歳と若いことを会社の宝とし、車作りの技を磨いて欲しいと社員への期待を語りました。
自動車市場については、新興国やアジアは伸ばしていけるとして、レクサスのような品質の高い車を1台でも多く生産していきたいと話しました。
一方、部品の調達については、円高を背景に短期的には海外からの調達を活用するものの、地元企業の技術力を育てながら九州内での調達を強化。
現在約55%の地元調達率を70%まで引き上げたいと述べました。
さらに、原油価格や為替など、経営環境の変動に対して小回りが利く生産体制を築きたいとしています。
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