【福岡】着工40年、福岡都市高で最後のボルト締結

01/25 14:48 更新

福岡都市高速の着工からおよそ40年。計画最後となる都市高速5号線で、環状化に向けた最後のボルトが25日締め付けられました。福岡市西区福重の福岡都市高速1号線と5号線をつなぐ高架橋上で、工事関係者らにより架設工事最後のボルトが締め付けられました。この高架橋は去年12月、全長およそ35キロの福岡都市高速環状線を1本につなぐため、最後の橋げたとして設置されていました。環状線の完成で、慢性的な市街地の渋滞の緩和や緊急時の道路網の向上に期待がかかります。福岡北九州高速道路公社の渡口潔理事長は「55キロの福岡高速道路、約40年間かかったが、最後のボルトということで、非常に感慨深いものがある」と話していました。これから舗装工事などが行われ、今年秋に環状線の開通を予定しています。