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事件
【埼玉・千葉連続通り魔】ネコを金づちで殴打 土中に生き埋めも…17歳少年追送検「遊び感覚」
2012.1.25 14:10
[殺人・殺人未遂]
昨年末に埼玉県三郷市と千葉県松戸市で女子中学生と女子児童が相次いで刃物で刺されて負傷した事件で、埼玉県警は25日、殺人未遂などの疑いで逮捕された三郷市内の少年(17)が自宅でネコを虐待して殺していたなどとして、動物愛護法違反と器物損壊、銃刀法違反の疑いでさいたま地検に追送検した。
追送検容疑は、平成22年10月上旬ごろと23年10月29日ごろ、自宅敷地内でネコ2匹を殺したほか、23年10月2日から9日にかけて三郷市内で乗用車に火をつけるなど3件の放火を行い、23年11月18日に三郷市鷹野の路上で刃渡り約13・5センチの包丁1本を所持したとしている。
県警捜査1課の調べによると、少年は自宅で小動物捕獲用のケージを仕掛けたり、素手で尻尾をつかんだりしてネコ2匹を捕獲。この後、千枚通しで刺した上、ケージごと土中に生き埋めにしたり、地面にたたきつけた上、金づちで殴打して殺害したという。
動物虐待の動機について、少年は「自宅の敷地でネコが用を足すのに腹が立ち、虫を殺すような遊び感覚でやった」と供述。また、一連の犯行について、少年は悪いことをしたとの認識は持っているものの、これまでに被害者に対する謝罪や反省の言葉はないという。
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