国内メディア他多数が報道したNTTドコモのSPモード不具合。
実際にメールが送信できなくなっただけにとどまらず、なんと20万人に「送信できませんでした」というメールエラーが正常に通知されなかった可能性があるという。
NTTドコモが公式に発表している。
相手にメールが届いていないことに気付いていない可能性があるため、同社は対象者におわびの文書を送るとしている。
通信障害は1日夜から2日未明にかけて断続的に発生。同社によると情報を管理するサーバーの故障が原因で、メールの送信先の振り分けがうまく機能しなかったとされた。
本トラブルの概要
1.発生日時
2012年1月1日(日曜)午後9時30分頃~2012年1月1日(日曜)午後10時35分
2012年1月1日(日曜)午後11時03分頃~2012年1月2日(月曜)午前0時45分
2.影響を受けたお客様
上記発生時間においてspモードメールをご利用の一部のお客様
3.事象の内容
spモードメールが送受信しづらい状況下で、メール送信後宛先アドレスにメールが届かない場合に、不達メッセージをお客様にお届けできない場合がございました。
4.原因
spモードのサーバーの故障
5.本件に関するお客様からのお問い合わせ先
インフォメーションセンター
【電話番号】 フリーダイヤル 0120-800-000
【受付時間】 午前9時 ~ 午後8時(年中無休)
ドコモ公式サイトより。
なおNTTドコモは2011年の年末にもspモードの不具合により、メールアドレスが他者のものと入れ替わるというトラブルを起こしており、
こちらは500円分のQuoカードを対象者に配布、お詫びのダイレクトメールと不具合発生中のパケット料金全額無料、有料サービスの日割り料金返金などで対応するとしている。
今回のトラブルにはお詫びだけで済ますつもりなのだろうか?
個人情報の流出として記憶に新しいのはSONYがPlaystation Networkで引き起こした「最大7700万人分流出事件」だが、
こちらもお詫びは500円分のQuoカード配布であったが、ドコモと比べて問題なのはサービスが正常に利用できなくなっただけでなく、
「クレジットカード情報」などお金に直結する情報まで漏洩してしまったこと。
このメールトラブルは客観的に見ても「仕方ないな」と思える部分がなくはないが、品質第一で信頼を誇る「NTTドコモ」だからこそ、
もっと厳しく追求されるべきではないか。顧客に甘えているのではないか。国内No1.キャリアをこれからも続けていくつもりなら、本件を重く受け止め再発を防止していただきたいものだ。
と私に言われずともとっくに動いていらっしゃるとは思うが……。
spモードのトラブル(レグザフォン)
レグザフォンのspモード問題でドコモ側の説明。
spモードメールの不具合。
ソース:中日新聞
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