オムロンの子会社オムロンソフトウェアがスマートフォンをかざすだけで、瞬時に外国語を翻訳してくれるアプリを開発したと報じられている。
手持ちのスマホのカメラを使って、目に見える文字の翻訳が可能だ。
日本経済新聞が4日に報じたところによると、オムロンソフトウェアが開発したアプリを使うと、街頭の看板やレストランのメニューなどの外国語の表示物にスマートフォンの内蔵カメラを向けると、画面のなかで即座に日本語に翻訳される。
特別なハードウェアを必要とせず、カメラがついているスマホであれば(おそらくAndroid)どんな機種にも対応できるので、かなり汎用性は高いとみられる。
具体的な技術としては名刺のスキャンなどでよく用いられるOCR(Optical Character Reader/光学式文字読み取り装置)と、翻訳技術を組み合わせたものだと思われる。
オムロンはOCRソフトには定評があり、これまでにも名刺管理OCRソフトなどをリリースしている。
オムロンはこの翻訳アプリを、2012年中のスマートフォン全機に搭載することを目指すと意気込んでいる。
最近特に高い精度を誇る、Google翻訳技術とこのアプリが組み合わさると、すごいことになりそうだ。そのうちビデオに写った相手の言葉を音声認識して自動・同時通訳するのも遠い未来ではなさそうである。
しかし、このアプリに関しては先にGoogle先生が同じようなアプリをリリースしてきそうで少し怖くもある。
ガンバレ!オムロン!負けるな!オムロン!
どうでもいいがオムロンといえば体脂肪計など、医療機器な気がする私。色々作っているのだなあ。
ソース:オムロンソフトウェア
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