Lenovoから、Intel x86プロセッサと、スマートフォン、タブレットに採用されているQualcomm Snapdragonをデュアルで搭載した薄型ノートPC、「ThinkPad X1 Hybrid」が発表された。
この製品では、Windows 7がIntel x86プロセッサー(Intel Core i3/i5/i7)で動作し、
WEBブラウジングや動画再生など、単純なタスク用にインストールされたLinuxベースの” Instant Media Mode”(Androidカーネルを使用したカスタムOS)がQualcomm Snapdragon 1.2GHzデュアルコア(APQ8060)で動作する仕組みが採用されており、「ハイブリッド」という製品名になっている。
Snapdragonの方が消費電力が低いことから、”Instant Media Mode”を使用した場合、
WEBブラウジングでのバッテリー駆動時間はWindows 7を使用した場合の最大2倍の10時間になるとされている。
ThinkPad X1 Hybridのフルスペックはまだ公開されていないが、
厚さは0.6インチ(15.24mm)、質量は3.7ポンド(1.67kg)、ゴリラガラスでコーティングされた13インチ(解像度1366 ×768ピクセル)の液晶ディスプレイ(350nits)を搭載、HDMI出力端子/WiDiをサポートする。
製品は2012年第2四半期に発売される予定だ。予価は$1,599(約12.3万円)からとされている。
IntelはAtomなどをAndroidでサポートさせることを既に発表しており、今年以降Intel製CPUが搭載されたAndroidタブレットやスマートフォンも登場予定だ。
しかし消費電力がまだまだ高く、モバイルで使うには電池の消費が他のメーカーに比べて激しい。
これを機会に低消費電力への取り組みを強化してもらいたいものだ。
lenovo X1の発表当時の動画。
ゴリラガラスを叩いてみる。
Lenovo X1レビュー。
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