「Atom搭載AndroidスマートフォンをMotorolaが販売するのか」
海外メディアが報じるところによると、海外大手携帯メーカーのMotorola(モトローラ)と、半導体メーカーのIntel(インテル(がコラボレーション--複数年にわたるAndroidデバイスにおけるパートナー契約を締結したようだ。
これにより、IntelのAtomプロセッサを搭載したAndroidスマートフォンを、Motorolaが販売するといったことが行われるようになるだろう。
当面の目標は「長いバッテリ寿命、さらなる性能増加、高度なイメージ、ビデオ機能、シームレスなワイヤレス接続ソリューションを提供、革新的なユーザーエクスペリエンスをもたらすハードウェア、ソフトウェアとサービス間のコラボレーション」などなど。
両企業は今年後半にかけて、何らかの新製品を市場に投入したい考えの模様だ。
MotorolaといえばXOOMタブレットやRAZRスマートフォンが有名で、日本でこそ知名度はいまひとつのものの、海外では巨大な勢力である。
Intelからすれば、Motorolaの携帯機器事業への取り組みを高く評価しており、これからAtomブランド等で初めて本格的にAndroidへ乗り出すためには、
戦略面で欠かせない存在だったのだろう。
現時点で、IntelのCPUは携帯機器で使うには消費電力が高すぎると指摘されている。
この技術への取り組みがノートPCのバッテリライフを改善するなど、二次的な効果も期待できそうなので、
是非両社には頑張っていただきたい。
Intel Medfield搭載のタブレットデモ。
Medfieldのスマートフォン。
Medfieldのタブレット発表。
ソース:Motorola and Intel Announce Multi-Year Partnership to Produce Android Mobile Devices – Droid Life
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