スマートフォンの元祖ともいえる、W-ZERO3をご存じだろうか。
W-ZERO3は、Willcomが発売したSHARP開発のWindowsスマートフォン。電子手帳やPDA時代を駆け抜けたSHARPが、PHS内蔵Zaurus(ザウルス)を出したいとWillcomに企画を持ち込んだのが始まりの、
Willcom初のスマートフォンブランド。Androidが流行する前、ガジェオタたちはこぞってW-ZERO3を購入したものだ。
その伝説の名機が復活するかもしれない。京セラのスマートフォン YTMF-1がTELEC認証を通過したようだ。
YTMF-1は、W-CDMA 2100(I)/1500(XI) MHzとPHS 1900/1800 MHzに対応した、WILLCOM向けの端末である。
PHSと3Gのハイブリッドといえば、HYBRID W-ZERO3が思い浮かぶが、今回のモデルはAndroid搭載モデルである。
過去、スマートフォンの市場シェアはW-ZERO3がハイエンド・フラッグシップ機であり、ライバル端末(今でいうAndroidやiPhone)が不在だったこともあり、
実に8割とダントツの数値であった。
スマートフォンの先駆者である、W-ZERO3が再び登場し、復権する時代は来るのであろうか。Willcomは今年の春モデルにAndroid端末を導入予定であり、今後の動向を見守りたい。
YTMF-1のスペック(一部)
W-CDMA 2100(I)/1500(XI) MHz, PHS 1900/1800 MHz
Bluetooth
無線LAN (2.4GHz)
WILLCOM向け
Willcom W-ZEO3 Hybridについて。
Advanced/W-ZERO3[es]でiPhone
HYBRID W-ZERO3 試作機タッチ&トライ
ソース:総務省 電波利用ホームページ
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