「燃える狐、緑の狸」
Mozillaは、Android向けWebブラウザアプリケーション「Firefox 9」をリリースしたと発表を行った。
デスクトップ、スマートフォン、タブレット向けに、今年最後のリリースとなる見込みだ。
この新たなバージョンFirefox 9では、ブラウザを高速にするための多くの新技術が取り組まれており、特にタブレット端末に最適化された新たなUIが搭載された。
まずは高速化であるが、新たなJavaScriptシステムを組み込んだことで、最大で30%の高速化が実現しており、もう1つ、XML HTTP Request(XHR)の分割処理に対応した。
これによって、大きなデータを受信する際に、受信完了まで待機する必要がなくなった。ユーザーは受信が完了した部分から順次ストリーミング処理をすることも可能だ。
操作性の面では画面左のタブが拡大表示され、タブレットを横向きに持った場合は標準表示、縦向きに持った場合は全画面でブラウジングが楽しめるよう、タブのパネルが自動で隠されるようになった。
それ以外にも上部のアドレスバー(アクションバー)には、「戻る」「進む」の操作ボタン、お気に入り追加ボタン、アプリケーション設定、アドオンなど、その他の機能をまとめたリストが搭載され、
各機能へのアクセスが容易にされている。
さらに開発者向けとして、HTML5のinput要素を使ってAndroidスマートフォンやタブレットのカメラにアクセスし、
写真やバーコードを撮影することが可能へ、またHTML5フォーム検証API に対応し、WEBサイトのフォーム入力欄を自動で検証することも可能となった。
ちなみに皆さんはAndroid端末でどのWebブラウザアプリをお使いだろうか?
筆者はOperaモバイルウェブブラウザと、DolphinブラウザHDを使っているのだが、PCではFirefoxとChromeを使用しているので、
これを機会に一度Firefoxを使ってみようかと思う。
Firefox9の公開を記念して。
Firefox9の開発バージョンとChrome14の比較。
Firefoxのアドオントップ10。
ソース:Firefox – Apps on Android Market
一段と高速になった Firefox の最新版を公開 – Android 版はタブレット端末へ最適化 | Mozilla Japan ブログ
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