Googleはテレビとネットの融合を図ったSTB(セットトップボックス)の次世代型の端末を開発するため、
LG電子と手を組む協議を進めていると、その計画を知る人物がリークした。海外メディアが報じた。
GoogleとLG電子は、GoogleがHTCやSamsungとAndroidにおけるNEXUSブランドのスマートフォン開発における内容と、よく似たものだったという。
Googleは、他社よりも優先的に、LG電子に対して次世代版ソフトウェアへのアクセス権を与える事を検討中のようだ。
LG電子といえば液晶テレビや液晶ディスプレイでは有名なメーカーだ。2008年時の薄型テレビの販売台数世界シェアは3位で1069万台。
もちろんスマートフォンも製造しており、技術的にも販売網的にも、Googleのおめがねにかなったという事なのか。
しかしなぜSamsungではなくLG電子なのか、そのあたりは今のところ不明。
私が知るところによると、LG電子の液晶ディスプレイはサポート体制がよく、日本で購入した場合でも複数年の保証が受けられる上、お値段も安い。
しかも問題が起こった場合に修理よりも交換を優先すると聞いている。
そのあたりも何か関係しているのだろうか。
現状、国内ブランドの液晶テレビにもインターネット機能はついているが、それはあくまでオマケ以上のものでとどまっており、
インターネットはPCで、という根本的な考え方は変わっていない。
Googleは家電もAndroidも同じで、全てを自社製デバイスにしていきたい考えがあるのだろう。
そしてそれは(歴史が証明するしかないが)正しい動きであると、私は思う。
問題なのはすべての情報をGoogleに預けてよいのか、そしてGoogleがあまりにも突出すると、暴走が始まるのではないかという恐怖がある。
Google TVについて。
LGのSmart TV(Google TV)?
SONYのGoogle TVレビュー。
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