「小さきことは美しきかな」
マザーボードメーカーのASRockより、Atom D2500とD2700 CPUを搭載したmini-ITXフォームファクタ(サイズの規格)のマザーボードがリリースされる。
D2500は1.86GHz、D2700は2.13GHzで駆動するデスクトップ向けエントリーCPUである。
これらを搭載した製品のうち、「AD2500B-ITX」はAtom D2500とNM10チップセットを搭載したマザーボード。
SO-DIMMメモリを最大4GBまで搭載することができ、SATA 3Gbpsを2ポート、1つのPCIスロット、4つのUSB2.0用ヘッダーピンをオンボードに備え、
PS/2ポートが2つ、シリアルポート、パラレルポート、D-subコネクタ、4つのUSB2.0コネクタをI/Oパネルに持つ。
その他10/100Mbitのイーサネット(LAN)コネクタ、5.1chのオーディオコネクタを搭載した。
「AD2700B-ITX」はCPUにAtom D2700を搭載、ボードのレイアウトはD2500モデルと変わらないが、ギガビットイーサネットにLANがアップグレードされており、またI/Oコネクタまわりにも変更が加えられている。
PS/2ポートは1つ、4つのUSB2.0ポート、2つのUSB3.0ポート、光学S/PDIF及び7.1chのオーディオ出力、D-SUB、DVI、HDMIポートがレイアウトされたモデルだ。
D2500で見られたシリアルポートは、マザーボード上にピンヘッダは残っているものの、使用することができないようだ。
I/OパネルのレイアウトとCPUが上位版に変更された、AD2700B-ITX。
また海外メディアが確認したところによれば、2700Bのディスプレイ出力のうち、DVIとHDMIポートは排他ではなく、同時に使用することができるという。
AtomマザーはCPUと基盤がセットになっており、安価かつ小型な製品が多い。ホームサーバー、AVパソコンなど、用途は無限大だ。
まだ登場時期は明らかになっていないが、このモデルでなくとも、年末にAtomで1台PCを作ってみてはいかがだろうか。
ASrockマザーのBIOS設定。
ASRockのAtomマザー。
i5-2500Kを4.6GHzにオーバークロック。
ソース:ASRock launches Atom D2700 and D2500 mini-ITX motherboards by VR-Zone.com
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