Samsung、Bada OSと、LinuxベースのTizenをマージ このエントリーをはてなブックマークに追加



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「Bada OSってなんぞ」

Samsungは、Bada OSという自社開発のスマートフォンOSと、LinuxベースのTizen OSをマージする計画を発表した。
2010年に立ち上がったこのプロジェクト--Bada OS--は、Samsungのローエンドスマートフォン向けタッチスクリーンを機能させるよう作成されていた。
ユーザーインターフェイスの改良、Samsung独自のアプリケーションストア、マルチタスク、ネイティブとサードパーティ製アプリケーションのインストールなど、
今日のスマートフォンに必要な機能は一通り持っていた。従来の携帯電話に見られる旧OSと比べると、Badaははるかに優れていた。

Badaは、サムスンが2009年後半に発表したOSで、これまで同社の「Wave」シリーズなど低価格帯のスマートフォンに搭載されてきているOS。

しかし現在、Samsungは多数のAndroidスマートフォンをリリースしており、Tizenをいまさら使用しても目新しさはない。
そこで今年からBada OSはTizenにマージされることとなった。

Samsungは現在のBada OSのアプリケーションとSDKが、新しいOSとの下位互換を持たせるようになると発言している。
ただし現在のデバイスがTizenにアップグレードされるかどうかは言及されていない。

おそらくであるがこれらのOSはローエンド、あるいはミドルエンドのスマートフォン向けOSになるだろう。
詳細は今年のMWCにて発表される模様。

SamsungがAndroidに依存せず、自社製OSを世界に普及させることはできるのか。
韓国政府より以前からAndroidを廃棄し、対抗OSを開発するよう圧力がかかっていたため、こういった独自のOS開発を強いられているようだ。
調査会社ガートナー(Gartner)によれば、2011年第2四半期における同OS搭載端末の販売台数は約200万台で、スマートフォン市場全体の1.9%を占めたという。

Bada OSは、Android勢と戦っていくことができるのか。


Mr Dork for Samsung Wave Phones (Bada OS)… 投稿者 SamsungBadaApps


Bada OS搭載スマートフォンの開封。


Bada OSを触ってみた。

 

 

 

 

ソース:Samsung to merge its Bada OS with the Linux-based Tizen – GSMArena.com news

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