LG電子製のIPSパネル採用3D液晶ディスプレイが、来年のCES2012にアナウンスとなる模様だ。海外メディアが情報をリークしている。
すでにLG電子からは27インチの3D液晶「D2770P-PN」(最大解像度は1920×1080ドット、輝度250cd/m2、コントラスト比5,000,000:1(DFCオフ1,000:1)、視野角は2D時垂直160度/水平170度、3D時垂直80度/水平14度、応答速度は5ms(GTG)。消費電力は通常動作時43W、オフ・待機時1W以下。入力端子にD-sub15ピン×1、DVI-D(HDCP対応)×1、HDMI1.4a×1を装備している。サイズは654.6(W)×230.8(D)×488.5(H)mmで、重量は5.7kg。)が登場しているが、TNパネルである。
写真は左がIPSパネル採用のDM92シリーズ、右がDM82シリーズで、いずれもIPSパネルを採用。
また同社は今年7種類のモニタにIPSパネルを搭載したが、来年は23種類以上へ製品ラインナップを拡充する予定だという。
IPSパネルはTNパネルと比べ、製品あたりのコストが上昇するが、視野角が広く綺麗な映像を映すことができる。
近年、TNパネルの技術革新により、コストが安く映像もそこそこのTNパネルモデルがシェアの大半を握っているものの、
DTP、映像製作などの世界では質の高いVAパネル採用製品と同様に、IPSパネルモデルも愛されてきた。
来年のIPSパネル採用液晶ディスプレイが、どの程度の価格で販売されるのか興味深いところだ。
私は少なくとも、24インチ程度が2-3万円で買えるようになると嬉しい。あえて言えば薄型、LEDバックライト採用で低消費電力モデルなら、より嬉しい。
LGディスプレイについて。
三菱のハイエンド液晶VISEOシリーズ。
LG電子製IPS+LED採用236V。
ソース:LG Teases 27-inch 3D Monitor with IPS Panel – Expreview.com
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