各誌が報じるところによると、巨大キャリアである「NTTドコモ」が、自らモバイルプロセッサの開発に乗り出すという。
韓国のサムスン、日本のNEC、富士通といった豊富な実績と経験を持つメーカーと協業で、スマートフォンの性能を左右する半導体の開発を行う模様。
これについてはNTTドコモが本日(12月27日)、発表予定とのこと。
関係者によるとNTTドコモは「サムスン」や、「富士通」や「NEC」などの日本の電機メーカーと、スマートフォンに使われる通信制御用の半導体の開発などを行う合弁会社の設立に向けて協議を始めることで基本合意しており、
準備は着々と進んでいるようだ。
急拡大を続けるAndroid、iPhoneをはじめとするスマートフォンマーケットに、いち早く食い込んでおきたい狙いがあるのだろう。
ちなみに余談となるが、モバイル(特にスマートフォン、タブレット)で採用されているプロセッサには、Qualcomm(Snapdragonで有名)、Samsung S5PC110 (CPUにCortex-A8、GPUにPowerVR SGX540)、
Samsung EXYNOS 4210 (デュアルコアCortex A9+GPU)、Nvidia Tegra 250、Nvidia Tegra3、Texas Instruments OMAP4430などが存在する。
IntelのAtomシリーズもAndroidタブレット/スマートフォンに採用されてくると思われるため、まさにスマートフォンCPU戦国時代。
ドコモはどのようなCPUをわれわれの前に生み出してくれるのだろうか。またauとソフトバンクはこれに対抗していくのか。
NTTドコモからiPhone5が出るとか出ないとか。
メール障害についての報道。
NTTドコモ用ケース。
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