ゲーセンで出会った不思議な子の話

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コメント

1:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 03:43:40.34 ID:WuLtuWlB0
俺:大学生、さえない男
たまの休みや講義の空きにゲーセンに行って格ゲーをやるのが好きだった
そこであった話を、ちょっと書かせて欲しい


2:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 03:43:58.79 ID:h1w7AQ2J0
聞くぞ


3:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 03:44:06.45 ID:moXcoFo40
どうぞ


4:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 03:45:09.48 ID:73nBPBuo0
かまわんよ


5:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 03:45:18.42 ID:WuLtuWlB0
俺はといえば、大のゲーセン好きだった。
格ゲーにアケカードゲーに音ゲ、割となんでもやってた。

というより、そのゲーセン独特の雰囲気が大好きだったんだ。


6:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 03:47:32.27 ID:WuLtuWlB0
俺は趣味といえば絵を描くくらいで、大学でもなんのサークルにも入っていない。
だから学部に何人か友人はいれど、基本休みはひとり。

だからこそゲーセンに惚れ込んでた。
ゲームをしてれば顔なじみはできるし、言葉は悪いけど、ゲーセンに行くと
「あ。俺みたいなダメな人はたくさんいるんだ…」てきな居心地の良さがあった。


8:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 03:50:03.74 ID:WuLtuWlB0
基本、ゲーセンで顔見知り程度の知り合いができるのは珍しいことではない。
毎回同じとこに行って同じようなゲームをやっていれば、顔を覚える。

ゲーセンでできた友達ってのも何人かいた。
ゲーセンってのは多分皆が考えてるよりは健全で、いい場所だと思う。


9:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 03:52:10.67 ID:WuLtuWlB0

俺はその日も講義が半日だったので、午後から意気揚々と
いつもどおりゲーセンに向かったんだ。
あのワクワク感がいい。

今日は何すっかなーなんて迷いつつ俺はスーパーストリートファイター4を始めた。
平日とは言え、たまたま猛者が一人いて負けがこんでイライラした。


10:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 03:55:04.36 ID:WuLtuWlB0
その日は、もうスパ4はいっか…ってなって、ブレイブルーかLoVをやろうと思った。
LoVってのは、スクエニのアーケードのカードゲームでハマるとなかなか面白い。

でも金がかさむからあまりやらないんだけど、その日はやろうって決めた。
俺は筐体に座って、しばらくそのゲームのプレイに興じていた。


11:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 03:57:31.22 ID:WuLtuWlB0
珍しく勝ちが続いた。そんなに得意なゲームじゃないんだが。
すると、俺の隣の筐体に女の子が座った。
LOVの人口的にも、ゲーセンでなかなか女性プレイヤーに出会うことはないから、
ちょっと驚きつつも、
「まあ別におかしいことはないよな」って思いつつ俺はゲームを続けていた。


12:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 03:58:58.47 ID:FxcB+dy70
あーそれ、サキュバスだ


13:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:00:58.11 ID:WuLtuWlB0
自分のゲームが一段落すると、俺は隣の女の子の方を見てみた。

キャスケット帽?っていうのかな、を深々かぶってて顔はよく見えなかった。
俺は「面白い子だなー」なんて思った。
そして、こういうとこで趣味の合う子とか身近でいたらいいだろうに…
と半ば妄想していた。


14:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:03:44.51 ID:WuLtuWlB0
しかし、彼女は負けると独り言を言い出した。
「今のはだめかー…」「う~んなんでだろう」
はたから見るとちょっと変な人なんだけど、俺はなんだか彼女のことが気になりだした。

どういう気持ちで俺がそうなったのかは分からないが…


17:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:06:19.18 ID:WuLtuWlB0
俺も最初は「まわりに聞こえるくらい独り言とか…ちょっとな…」
って思って印象は最悪だった。けどなんか気になった。

そうすると彼女は早々とLOVから引き上げてスーパーストリートファイター4をやりに行ったので
俺は気になりついていって彼女の試合を観戦してみる事にした


18:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:09:07.18 ID:WuLtuWlB0
彼女のスペックはすぐ分かるからちょい待ち

そうすると、彼女その時使ったキャラはさくら。
そしてなかなかに強い。PP3000くらいはありそう。
なんだろ、このへん知らない人は分かり辛いかもしれないけど、
普通に俺より遙かに上手かったんだよね。

俺は驚いて、「ほぉー…」と思ってじっと対戦する彼女を見つめていた。


19:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:11:44.48 ID:WuLtuWlB0
俺も見ていたせいか、数人の人だかりができて、彼女がコンボを決めると
「お、おお…」みたいなしょぼい歓声みたいのがあがるようになってたw

なんだろ、その時の彼女はすごく輝いて見えていたよ。
でも彼女はこのあと予想外の行動をとるんだよね…


23:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 04:16:03.88 ID:UNsJdFg90
>>19
女にカオナシがたくさんたかってるのを想像した


20:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 04:13:50.00 ID:GxQ8aJ5o0
どきどきわくわく。


はよ


21:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:13:59.08 ID:WuLtuWlB0
さっき俺をボコボコにしたであろう、猛者プレイヤーと彼女が当たって、
彼女なら勝てるかも…と思ったけど負けちゃったんだよ。
けっこう惜しかったんだけど。

俺も「あー残念…」くらいに思って見てたんだけど
彼女は顔を真っ赤にして明らかに泣いてたんだよね。
声はゲーセンだから聞こえないけど。

俺は唖然とした。


24:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:16:31.98 ID:WuLtuWlB0
彼女はこの時キャスケット帽をとったんだけど、ショートヘアで顔真っ赤。
明らかに泣いた状態で店外の喫煙所とかありそうな方向に出ていったから
俺もなぜか無心で追いかけていた。

なんで追いかけてしまったのかが謎なんだけど。


25:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 04:17:07.37 ID:pwhcoRzJ0
どうなるのか気になる


26:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:20:04.10 ID:WuLtuWlB0
店の端の割と静かな喫煙所っぽいところに彼女はいた。
目を真っ赤にしていた。
というか、キャスケット帽かぶり直してたけど、顔が好みで困った。
多分一般的には可愛いって言われないタイプだと思うけど、俺はドキっとした。

俺は喫煙者だし、煙草を吸うふりをして、彼女に話しかけようと思った。

さっきは、惜しかったですね…。


28:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 04:22:54.03 ID:dRug4JKb0
wktk


29:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:23:11.20 ID:WuLtuWlB0
ふてくされてるかと思ったが、そんなことはなかった。
にっこり笑うと、
「あぁ、見てたんですか、恥ずかしいです。わたしああいうとこだとつい必死になっちゃって…」
と笑いながら話してくれたのには驚いた。

恐らく、ゲーセンにいるって段階で、初対面の会話の壁ってのが数段なくなってるんだと思う。
お互いにゲーム好きだと分かってるし、ここで自然な会話が生まれたのはゲーセンだったからだと思う。


30:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 04:23:52.59 ID:F0WtCt+K0
続きが気になる話だ、、。


32:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:25:42.75 ID:WuLtuWlB0
そうすると彼女は面白そうに、
「煙草一本くれません?」と言ってきた。
俺「え、あ、吸うんですか?」
「吸わないけど、なんか見てたら…なんか」

この時点で薄々分かってたんだけど、
彼女は天然か変な人かよくワカラン人のいずれかだったw


33:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:29:39.57 ID:WuLtuWlB0
しかし俺はといえば、大学生活サークルなし、青春なし、家に帰れば絵かきに身を費やす
という生活を送っていたため、女の子と話すこと事態稀も稀で、舞い上がってた。

俺「じゃ、吸います?wキャスターってんですけど…ちょっと甘いかもですw」
「ありがとございます~!
すぅぅ…ゴホ!ゲホ!なにこれ苦しい…」
案の定涙目になっていた。

よろしくないことではあるが、俺はもうその時、
なんなんだこの人すごく面白いし可愛いって気持ちに取り憑かれていた。


34:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:32:48.24 ID:WuLtuWlB0
煙草が初めてってことは…そんなに悪いかんじの子ではない。
まあ見た目からしてそうではあったが。

あと、なんか知らないけどやたらと笑う。
そこで数分格ゲー談義をしていたんだけど、すごく笑うんだ。
女の子ってこんなに笑うの?というか笑った女の子ってすごい。

そもそもこんな誰とも話せたことのない格ゲーの話を、
今ここで、初対面の女性としているということが一番信じられなかった。


35:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:36:20.85 ID:WuLtuWlB0
なんだかすごい打ち解けてしまって、あの喫煙所で一体何分話したろう。
そうなってくると、男としては「連絡先知りたい」
という欲望が出てきしまう。
20~30分話した時くらいだったか

趣味の話になってて俺が言ったんだよ。
「ちょっとね、イラストを描くのが好きで…」
ゲーセンにいた子だし、こういうことにもちょっとは興味を示してくれるんじゃないか
なんて淡い想いもあったわけだが…
「イラスト?」
笑顔いっぱいだった女の子が急に、すごく暗い顔になった。
「ま…その話はいいよ…」
「それじゃ、また…ゲーセンで会えたらいいね…


36:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 04:37:57.04 ID:dRug4JKb0
気になって寝れない


38:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:39:45.17 ID:WuLtuWlB0
予想外だった。連絡先どころか、ほぼ喧嘩別れクラスの雰囲気の悪さで別れてしまった。
イラスト、ちょっとくらいはテンション上って話が膨らむかなと思ったんだけど…

もしかしたら、そういうのが嫌いな人だったのかもしれない、
そう思って俺は落胆した。

「一体あの子は何だったんだろう…?」
キャスケット帽が似合ってたのは覚えてる。でもそんな風貌でゲーセン来るなんて…
俺はすごい気になった。


41:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:44:14.53 ID:WuLtuWlB0
いかんせん、俺が人間として少しでも甲斐性を見せるにはイラストしかなかった。
だって、それしかしてなかった…

それから数日経って、俺は再びゲーセンを訪れた。
彼女はまた居た。
その日はLOVをやっていた。その日はなぜかベレー帽。
でもそれも似合っていて、可愛かった。

相変わらず不思議な人だなあ…と思いつつ
俺もおもむろに近くでLOVをプレイし始めた。


42:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:46:24.84 ID:WuLtuWlB0
この時、様々な疑問が浮かぶ。

今日は平日だぞ。
俺は講義半日だからいるが。
彼女はなんなんだ?
大学生?フリーター?
同い年くらいに見えるけど…
というか名前も知らないし。

悶々として、ゲームに集中できない。


43:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:48:02.92 ID:WuLtuWlB0
LOVの彼女の称号レベルをチラ見する。
やはり、俺よりやりこんでいる。
そして勝率も高い。明らかに俺より上級プレーヤー。
そして勝つと、
「やったね~!」と声を上げる。
相変わらずの奇人っぷりを発揮していらっしゃる。


44:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:50:19.69 ID:WuLtuWlB0
ゲームが終わったところで、俺は肩を叩いて、ども、と会釈する。
「あ、来てたんだね~。ジュース買おうぜ~」
などと言い出す。もはやキャラが分からない。
馴れ馴れしいし、
本当に素の時は変な人なんだ。なんなんだこの人。
ますます気になる。


45:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 04:54:17.21 ID:NW4b4Pql0
寝ようと思ったら面白そうなスレですこと。

さて、ゲーセンいくか


46:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:54:44.74 ID:WuLtuWlB0
自販機前で、俺「あ…この前はなんか…すいませんでした」
すると彼女は何が?ときょとんとした顔になった。
俺「ほら…イラストとか言ったら…」
彼女「あ~、あのことはね、ちょっと…」
彼女「私もね~描いてたんだよ、ついこないだまでね!」

俺「絵を描くの好きなんですか?」俺がテンション上げて言うと、
にっこり笑って、「好きだったんだよ。今は描いてない。」
俺「どうして…ですか?ってかアナタって今日も平日ですけど…
大学生さんとか…ですか?」
彼女「ちょっと違うかな」


49:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 04:57:42.98 ID:WuLtuWlB0
彼女「わたしは美大だよ、だから大学生だけど、今はなんというか…」
俺「ええ!美大って…すごいですね…雲の上の人だ…」
彼女「…今は思い出を見に来てるというか」
俺「はい?」
彼女「ここっていい所でしょ」
俺「ゲーセンに…ですか?思い出?;」


52:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:01:32.10 ID:WuLtuWlB0
彼女は次第に俺が年下だと気付いて、口調は変わっていた。
俺「え、そりゃどういう…」
彼女「ま、さ!」
いきなり大声を出す。
彼女「一回で知りたいこと全部知れるほど、簡単じゃないよ~」
といってゲームにもどろうとする。
俺「え、そんな…また次もゲーセンに来てくれますよね!?」
彼女「くるくる~まだ浸りたいから」

彼女の言葉はひっかかることだらけだった。
思い出?
その時の俺にはまったく理解ができなかった。

そして美大生。ますます俺は彼女の虜になてしまった。


54:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 05:03:13.70 ID:dei2nTng0
実に興味深い


57:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:04:27.26 ID:WuLtuWlB0
自分にない何かを持ってる人。
よく分からなくて、自分を振り回す人。
きっと俺はそういう人に弱かったんだ。

もともと大好きで通っていたゲーセン、それからは毎日違うときめきと
一緒に通うことになる。
今日はいるか?明日はいるか?
もちろんいつも会えることはなく、会えない日のほうが多かった。
もしかしたらもう2度と会えないんじゃないか…
そんな風に思うこともあった。


58:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:06:57.98 ID:WuLtuWlB0
と、今日はそろそろこの辺で寝ます~
明日は事情であんまり描き込めないかもしれませんが頑張ります…
月曜にまとまって書けると思いますので、すいません…


59:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 05:07:56.60 ID:UNsJdFg90
おつ
また頼むぞ


60:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 05:08:31.98 ID:DwYZ6jvr0
楽しみにしてる


64:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:11:04.71 ID:WuLtuWlB0
すいません…明日も夕方あたりに少しでも書き込めたら書きます…
変な時間に立てちゃって申し訳ない


66:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:39:06.85 ID:WuLtuWlB0
案外眠れないのでちょっとだけ書きます


68:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:41:52.29 ID:WuLtuWlB0
何日か通っていると、彼女は再びゲーセンに現れた。
またベレー帽を被ってたんだけど、いつもと様子が違った。

服が作業着っぽいのか、インクやアクリルがついてて、
靴にいたっては絵の具だらけに汚れていた。
LOVをする手も、絵の具で汚れているようだった。


69:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:43:25.66 ID:WuLtuWlB0
俺はもうときめいちゃって、ワクワクして話しかけた。
「こんにちは~」
彼女「うん…」

いやにテンションが低かった。
明らかに何かあったかんじではあった。
でもまあいつも変な感じではあるんだけど、その日はなんか、落ち込んでいた。


70:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:45:14.38 ID:WuLtuWlB0
ゲームに負けても独り言言わない。
ただ黙ってひたすら…
その横顔が自分とは違うちょっと大人に見えた。

俺「一戦終わったら、休憩しませんか?ね。」
彼女「そ、そのとおりであるね~」

やはり変ではあるが。


71:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:47:42.66 ID:WuLtuWlB0
俺「今日は大学で絵でも描いてきたんですか?」
彼女「いや…大学はもう卒業間近だし、関係ないね~」
俺「あ、そういえば美大って…!どこに就職するんですか?」
おれは無邪気な期待で聞いただけだった。

彼女「……。」


76:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 05:59:23.16 ID:WuLtuWlB0
彼女「就職はね…ちっちゃいデザイン会社で…」
俺「うわ、デザイナーじゃないですか…!すごいですね!」

彼女は笑った。
彼女「ありがとう~そんな風に言ってくれるのは君だけだな。」
彼女「でもなぁ、もどりたいなあ。君くらいの時に」

俺「どうしたんですか?何か夢があったんですか…?」

今思えば、ずけずけと聞きすぎだった。

彼女は泣いてしまっていた。
彼女「辛いなあ…君といると。名前なんてんだっけ?」
俺「富澤です…。」(仮名、サンドウィッチマンに似てるので)
彼女「そっか、わたしは吹石っていうんだ…」(吹石一恵に似てるので)


77:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 06:02:44.07 ID:WuLtuWlB0
彼女「君は絵が好きなの?」
俺「好きです…下手ですがそればっかやってます…」

彼女「あははは、そうなんだ。」

そうするとまた泣いてしまって、
彼女「ごめんね…もうゲーセンにも来れないかも。」
そう言って夜の街に飛び出していった。


78:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 06:04:28.99 ID:WuLtuWlB0
あ、すいませんそろそろ限界です。
それではまた夕方にでも…ごめんない…


80:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 06:09:33.49 ID:LvVXzZMz0
はよはよ(´・ω・`)


82:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 06:17:37.28 ID:F0WtCt+K0
きになるうううう


83:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 06:49:38.57 ID:oL42weJb0
これは続きの気になるスレ


84:名前:名も無き被検体774号:2012/01/15(日) 07:17:05.49 ID:CFpcLodB0
続き待ってます


85:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 07:40:15.24 ID:63hWrscd0
はよ


86:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 09:05:05.80 ID:CGFOQ/Gz0
気になるなー


92:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 14:48:05.83 ID:WuLtuWlB0
さて、ちょいと忙しいので書くスピードが遅くなるかもしれませんが
ぼちぼち書き込みを再開していこうかと思います。


94:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 14:56:55.38 ID:WuLtuWlB0
彼女はゲーセンを出ていった。
俺は混乱した。何か悪いこと言ったのか?
もう何がなんだか分からなくなってた。

無心で追いかけた。
「待ってください!どうしたんですか!?」


95:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:00:13.56 ID:WuLtuWlB0
彼女は立ち止まって黙った。
俺はどうしようか困った。
なんて声をかけたらいいか分からなかった。

目の前で、ベレー帽を被って手や服を絵の具で汚した女の子が泣いている。
なんてヘンテコな状況なんだろう。

瞬間、俺はこんな事を口にした。
「そ、そうだ…これから画材屋さんにでも行きませんか?」


96:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:02:49.52 ID:WuLtuWlB0
なんでこんなことを言ったのか分からないが、
何か状況を変えようと思ってとっさに出た一言だった。

彼女「え…?ほんとに?」
俺「はい、行きましょう、近場でどこか…」

彼女の反応は思ったよりよかった。
そして幾分ノリ気であった。
彼女「じゃあさ、近くにあるから行こう。ちょっと電車のるけど。」


97:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:07:32.31 ID:WuLtuWlB0
駅に向かって、黙って切符を買う。
「JRって高いのかな?」
などと彼女は言っていた気がする。

ホームで電車を待ってた。時間帯もあって、駅はなかなかの雑踏だった。
無言で過ごす。さっきまで泣いていたのに、彼女は思ったよりケロッとしていた。

俺はよく分からない展開に動揺して、緊張して、足が震えてたかもしれない。
彼女の方を見ると、笑ってVサインをしたりしておどける。

俺「なんなんですかソレ」
彼女「わからんなw」


98:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:11:12.14 ID:WuLtuWlB0
この道中も、彼女は決して自分のことを語ろうとはしなかった。
俺がひたすら話していた気がする。
「美大生なんて本当に憧れる」とか「絵が好きで上手くなりたい」とか
俺が終始しゃべっていた。

そのたびにニコニコするだけで、それがなんだか可愛く見えた。
でもなぜ泣いてしまったのか、そのことには触れられなかった。


99:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:17:48.68 ID:WuLtuWlB0
画材屋に着く。
すると彼女は途端にテンションが上がって、
あ~どうしよう張りキャン買ってこうかな~あでも筆も…
などと顔をキラキラさせて俺を連れ回して買い物を始めた。

俺はリラックスしている彼女になら何か聞いても大丈夫だと踏んだ。
俺「楽しそうですね。」
彼女「ここ来るとやっぱね~テンション上がるよ。」
俺「でもこの前、もう絵描いてないって言ってませんでしたっけ…?」


100:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 15:22:06.42 ID:c7q3/7Kn0
なるほどね





ふぅ…


101:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:24:26.21 ID:WuLtuWlB0
彼女「いや、それはね…」
俺「気を悪くしたらごめんなさい…でもなにか知りたくて。
今日もいきなり泣かれてしまって…」

俺はもう彼女のことで頭が一杯だったから、知りたかった。
そして少しでも彼女の力になりたいと思っていた。

俺「なんで、いつもゲーセンに来てるんですか?なにか思い入れが?」
彼女「思い出があるんだよ、だから」

分からない。


104:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:29:15.37 ID:WuLtuWlB0
もう分からないことだらけだった。
一体なんなんだろうこの人は。
そもそもただでさえこんな女の子がいつも一人でゲーセンに
来ていること自体不思議で仕方なかった。

俺「思い出って…なんなんですか?」
彼女「わたしの絵、見る?」

そういえば見たことなかった。
俺はそこで彼女のケータイから彼女の絵を見せてもらった。


107:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:33:14.65 ID:WuLtuWlB0
そこにはポップンやら音ゲのキャラクタ、あるいは格ゲーキャラクタの絵があった。

とても可愛らしい絵柄で、おれは素直にいいなあ、と思った。
絵柄的には誰だろう…chancoさん辺りに近かったと思う。

俺「わああ!すごい上手いですね!」

彼女は満面の笑みになった。
彼女「ありがとう。」
彼女「私はただ本当にアーケードのゲームが大好きなだけ。」

しかしそれでもまだ合点がいかないことだらけだった。
なんで泣いていたのかがどうしても気になった。


108:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:37:41.80 ID:WuLtuWlB0
俺「でも、本当に上手いですね。大好きな絵柄です!」
俺「やっぱりそっち関係を本当は目指していたんですか?」

彼女「ま…ね」
俺「そうなんですか…でもこれだけ上手かったらきっとまたチャンスありますよ!
俺は絶対応援しますよ!」

彼女「いや、もうそういうのは描かないって決めたことだから」
俺「? どうしてですか?」


109:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 15:38:44.42 ID:nuobW42W0
ふむふむ


115:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:43:09.08 ID:WuLtuWlB0
彼女「君は若くて、絵が大好きで、きっといい子なんだろうね。」
俺「え、はい、あの…」

彼女「ダメなんだよ、気安くそう優しい事言っちゃ。」

いつになく真剣な顔になったので、怖かった。
目が真っ赤になっていた。
彼女「君はダメだ…。ダメダメだ。」

ダメダメって言われたのが妙に覚えている。

彼女「じゃあね、今日はここまでで。付き合ってくれてありがとう。」
帰り際にコピックマルチライナーを俺に手渡して、そそくさと去っていった。

俺は呆然として、追いかけることもできなかった。


116:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 15:43:42.11 ID:BokShNXTO
期待はよ


118:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:46:49.14 ID:WuLtuWlB0
何も分からなかった。
俺は完全に彼女にすべてを持っていかれてしまった。

しばらくメシもろくに食えなくなって、もらったマルチライナーで
落書きとかしてた。

寝ても覚めても完全に彼女のことしか思い浮かばなくなっていた。
でも連絡先すら知らなかった。

もはやゲーセンに行くということだけが、
彼女と俺を繋ぎとめる唯一の方法だった。


121:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:55:57.08 ID:WuLtuWlB0
俺は悶々としながらゲーセンに通い続けた。
あの調子じゃ、次会っても何を話したらいいか分からない。

俺がいつものように学校帰りにゲーセンに行くと、彼女はいた。
LOVの筐体に座っている。
肩を叩いて、会釈する。
彼女「あ、きた~!ねえねえローカル対戦しよーよ!」
彼女は会うなりゲームに誘ってきた。

ゲーセンありがたい。ゲームを介せば彼女の機嫌も良いみたいだった。


122:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:59:03.02 ID:WuLtuWlB0
ゲーセンというものが、俺らの仲をつなぎ止めてくれている。
そんな風に感じた。

ひと通りゲームをして、喫煙所OR自販機に行って格ゲー談義して、
楽しかった。
楽しくて気が合うからこそ、俺は彼女のことを知りたかった。

ゲーセンにいるうちなら、何か話してくれるかもしれない。
俺はそう思っていた。
初対面に会った時も、ゲーセンだからあれだけ意気投合できた。


124:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:02:06.69 ID:WuLtuWlB0
ひととおりゲームをして、また自販前に来た。
ゲームが心地よく鳴り響いている。

俺「あの…吹石さんはどうして絵を描き始めたんですか?」
彼女「わたし?んー…お兄の影響かなぁ」
彼女はポロッとこぼした。
ここで俺は初めて彼女にとってのお兄さんの存在を知った。


126:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:07:19.96 ID:WuLtuWlB0
ゲーセンという、お互いに好きな場所だから、ついつい気を許して口をついて出たんだろう。
彼女はハッとした顔だった。
俺「お兄さん…ですか?」
彼女はかぶっていたキャスケット帽を深々とかぶり直した。
俺「なんですかソレ…」
彼女は苦笑う。

彼女「わたしには兄がいるんだよ…。小中学生の時はよく一緒にゲーセンに来たよ。」
彼女「だからわたしはゲーセンが好きになったんだけどね。」

俺「お兄さんもゲーセン好きだったんですね?」
彼女「うんw好きなんてもんじゃなかったよ。」


127:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:08:02.53 ID:vEZCC0gL0
淡いかんじですきだ


128: ◆2OfAvE/sJw :2012/01/15(日) 16:08:38.92 ID:/+1WGNLW0
兄と禁断の愛・・・そして兄死亡?


131:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:12:11.67 ID:GxQ8aJ5o0
兄死亡かな


132:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:13:59.38 ID:WuLtuWlB0
彼女「お兄は絵が大好きだったから、
みんなにやってもらえるアーケードゲームを作りたい
って、いつも言ってた。」
俺「それはすごいですね…」
彼女「でもね。」
彼女「ウチは厳しいから…お兄は美大に行きたかったんだけど、親に
旧帝大以上の大学じゃないとダメだ、って言われて…」
彼女「東大に行ったの」
俺「え、すごいじゃないですか!」


133:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:16:22.08 ID:RtZ4bQJy0
その子のスペックをもう少しでよいので希望です!
身長とか、服装とか…スカート?


135:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:21:47.40 ID:WuLtuWlB0
>>133 キャスケット帽被ってました。服装は…ちょっとタイトなジャケットに
ホットパンツでタイツ…だったような…ちょっと変わった服装だったけど
女の子らしかったと思います


134:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:18:19.04 ID:WuLtuWlB0
彼女「お兄は長男だったから…父さんたちも必死だったんだろうな…」
俺はなんだかこの話をこのまま聞いていていいのか、いたたまれなくなった。

彼女「お兄は大学に行ったら好きなように創作活動できると思ってたんだろうね…」
彼女「大学に入ったら、今度は親に官僚か弁護士になるように勉強しろとこっぴどく言われて…」

俺「弁護士…司法試験ですか…」奇しくも俺も法学部だったので反応した。


141:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:28:28.06 ID:WuLtuWlB0
彼女「お兄ね…司法試験全然ダメだった。」
彼女「時々、絵が描きたいって本音を漏らすこともあった。私だけが女で下の子だから、
好きなように美大に行かせてもらえたんだよ。」

俺は何も言えずにいた。というか、普段まったく自分のことを話さない彼女が、
こんなに話してくれているのに、半ば驚いた。

彼女「司法試験に落ち続けるうちに…お兄はまいっちゃったんだよね。
心を病んじゃって、今入院してるんだ…もう絵を描くどころじゃない。」

なんて言ったらいいか分からなかった。いや、なんて言えば良かったの?w
彼女はそんな重大なことをあっさり笑って言うもんだから、俺は動揺した。


142:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:29:43.70 ID:+t3I5efm0
これは何も言えないな


144:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:31:02.35 ID:vEZCC0gL0
コミュ障には難易度たかすぎwww


145:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:32:27.18 ID:hiNsX/wJ0
何もいえない


153:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:44:34.59 ID:WuLtuWlB0
彼女「だから、わたしは…ゲーム会社に入ってゲームを作りたかったんだ。
私は好きなことをやって、自由にさせてもらった。だから絶対、夢を叶えようって…
でも、ダメだったよ。思い出にすがってるようじゃ、ダメなんだね。」

俺「ダメだったんですか…」
俺「でも、まだまだチャンスはありますよ…!」

彼女は、そうだねとは言わなかった。
だた、笑うだけだった。
その笑いが、何を意味するのか、まだ俺には分からなかった。


155:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:50:58.67 ID:WuLtuWlB0
その日、会うのは何回目か分からなかったけど、初めて連絡先を交換した。

色々合点がいった。
なんでゲーセンにいたかも。
最初の印象より、ずっとしっかりした子だった。
もちろん意味不明なところもたくさんあったけど、それが可愛かった。

美大浪人したらしく、俺より2つ3つ上だったんだけど、背は小さかった。
でもその背中がすごく大きく感じた。

俺は嬉しくなった。彼女が話してくれた。
これからはもっと彼女の力になれるかもしれない。
彼女のために、なんでもするくらいの心持ちだった。
彼女の抱えてたものは大きくてビックリしたけど、
何より話してくれたことが嬉しかった。


156:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:54:49.41 ID:WuLtuWlB0
すっかり浮かれていた。
次はいつ会えるだろう?

それから俺はまたしばらくゲーセンに通い続けた。ひたすら。
でもしばらく通っても、彼女はまったくゲーセンに現れなくなった。
メールは割と返ってきていた。

なんだろう?気になった。
土日も来ない。まだ仕事も始まっていないはずだった。

どうしてゲーセン来ないの?とメールで聞いても
「近いうちに行こうかな~」という趣旨のメールが返ってくるだけだった。


157:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:57:21.12 ID:WuLtuWlB0
それからまたしばらく経って、俺は若干凹んでいた。勝手に。
彼女はもしかしたら彼氏もいたかもしれないし、俺は多分忘れられた…と。

ゲーセンではいつも楽しくて、メシを食べることも多かったから、
向こうも俺のことを必要としていると思っていた。

突然、不思議なメールが来た。

「そろそろ、大きな勝負が待っています。勝ってみせるよ。」


158:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:58:34.28 ID:vEZCC0gL0
なにかを頑張ってたんだな


159: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】 :2012/01/15(日) 16:58:46.17 ID:nhA7ui6A0
彼女が病気か、


160:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:58:59.19 ID:WuLtuWlB0
勝負?なんのことだろう?
就職試験?それともイラストレーターデビュー?
俺は楽観的に考えていた。

「勝負?なにそれ?気になる」的なメールを返した。
するととんでもない内容のメールが返ってきた。


162:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:01:08.33 ID:WuLtuWlB0
「今、入院しています。○○病院のどこどこ。良かったら会いにきてね、
わたしのファンさん」
みたいなメールが来ていた。
卒倒しそうになった。
驚きと同時に怒りも湧いた。
すべてを話してくれたと思ったのに…どうして黙っていたんだろう。


164:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:01:47.99 ID:qP+0jAr80
あ、あぁ…


165:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:02:17.99 ID:+t3I5efm0
嘘だろ…


166:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:04:01.26 ID:WuLtuWlB0
俺は大学をさぼってすぐに会いに行った。必死だった。

俺「どうしたの?すごく心配してたんですよ!!」
「若年性の卵巣がん。」
彼女はニコッと笑って俺が着くやいなやそう言い放った。

俺はことの重大さにすぐ気付いた。
俺はばあちゃんを卵巣がんで亡くしてる。
進行性のとても早い癌として知られていて、ばあちゃんもものの半年で…
だったのを思い出した。


167:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:04:57.32 ID:+t3I5efm0
おいおいおいおい



おい


169:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:06:22.20 ID:wHEUWZP90
まじかよ


170:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:08:01.67 ID:WuLtuWlB0
彼女は変わり果てた姿でそこにいた。ニット帽をかぶって、やせ細っていて…
彼女「本当はねえ。手術終わるまでは黙ってようって思ってたんだ」
彼女「でもやっぱり直前になって怖くなっちゃった。」
彼女は笑った。

笑顔だけは変わらずそこにあったので、なんだか俺のほうが安心して、悲しくなって、
涙目になってしまった。
しっかりしなくてはいけない。


173:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:09:20.72 ID:+t3I5efm0
最悪の結果でないことを切に願う

マジで泣きそう


174: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】 :2012/01/15(日) 17:09:47.75 ID:nhA7ui6A0
とりあえずみんなで祈ろう


176:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:11:28.62 ID:hiNsX/wJ0
>>1さんお願い
ネタだと言ってくれ・・・


179:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:15:00.81 ID:WuLtuWlB0
強く、一人で頑張っていたんだろうな…
きっと俺と初めて会った時から、このことで悩んでいた…
そう思うと本当に泣きそうになった。

俺「大丈夫です。教えくれてありがとう。
これからは、俺も一緒にいますから。」
これが俺の精一杯だった。
そうすると彼女は安心したのか、途端に涙目になった。

彼女「こわいんだよ…手術…絵を描けなくなるのも…ゲーセンに行けなくなるのも…
何もかも怖いんだよ…」

彼女は何かがぷつんと切れたかのように、大泣きしだした。
俺も涙をこらえて、ひたすら
「大丈夫、大丈夫…」としか言えなかった。

正直この時俺もダメだと思った。絶望してた。でも俺が
弱音吐いちゃ絶対だめなんだと思って、ふんばったよ。


188:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:20:09.67 ID:WuLtuWlB0
ひととおり励まして、なんとか良い空気に戻った。
彼女が、ブリジット描いてー!(ギルティギアという格ゲーのキャラ)
などと言ってくるので、俺が描いたりして遊んでいた。

すると、不思議と和やかになっていった。
そのうち、彼女のお母さんが機を見て病室に入ってきた。

俺「こんにちは」
母「あ、これはこれは…」
おふくろさんは人当たりの良い方だった。


190:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:22:33.11 ID:oRUw3uTe0
>>188
母は、厳しくないのか
それとも、病気だから?
くそ。。。今北ばっかだが、次レス気になるww


191:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:24:01.35 ID:WuLtuWlB0
俺は昔から大人(特におばちゃん)とは何故か打ち解けるのが得意だったので、
すぐにお母さんとも懇意になれた。

しかし俺と彼女の関係性があまりに曖昧だったので、そこはなんとも言及しづらかった。
母さんは勝手に彼氏だと思っていたようだが。

そして俺は手術までの間通い続けた。
すべてを捨てる覚悟だった。
大学も全部サボった。


196:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:29:07.63 ID:WuLtuWlB0
手術前日。行っていいのか迷ったが俺は行こうと決めた。

父親も、母親もいた。
お父さんは、話に聞いていたよりは温和そうな人だった。
「こんにちは…」

すると、母さんに手招きされて、待合に呼ばれた。
俺は母さんとは電話連絡もして買い出しにも行くくらい、実は懇意になっていた。

母「富澤くんには聞いておいて欲しいの。」
俺「はい…」

正直俺は手術の趣旨も、彼女の癌の状態もほぼほぼ知らなかったから、
何か聞きたいとは思っていた。


197:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:30:19.35 ID:ytmvefIgO
やっと追いついた...


198:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:30:38.90 ID:qP+0jAr80
あ、あぁ…


199:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:30:53.82 ID:hiNsX/wJ0
もう・・・やめようよ。。。


202:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:32:52.69 ID:WuLtuWlB0
すまん、打ち続けてちょっと疲れた、ちょっとだけ一服休憩させてください


204:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:33:21.52 ID:hiNsX/wJ0
>>202
ゆ、ゆっくり・・・まったりt・・・。


205: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】 :2012/01/15(日) 17:33:25.40 ID:nhA7ui6A0
>>202
ゆっくりでいいよ


212:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:36:00.23 ID:RtZ4bQJy0
>>202
落ち着いてね。すごく惹かれる内容と文章構成力だと思います。


208:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:34:07.48 ID:qP+0jAr80
ああああああ


218:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:44:40.89 ID:WuLtuWlB0
さて、再開します。遅くてごめん。

お母さんは俺に言った。
母「手術しても…余命は1年くらいだろうって、言われてるの…」

動揺した。思っていたよりも、ずっとずっと、残っていた時間はなかった。

母「君は…それを覚悟しておいてね。それで、このことをあの子に伝えるか
わたしたちは悩んでるの…」

人生20年そこらしか生きて来なかった俺には、もうどうしたらいいのか分からなかった。
母「君は、最後まできっとあの子のそばにいてあげてね。
あの子、あなたがいない時もあなたのことばかり話すのよ」
みたいなことを言っていたと思う。

最後までってなんだ?もういなくなること確定なのか?
混乱した。
大学生の小僧には、あまりに色々重すぎて、どうしたらいいか分からなかった。


221:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:48:01.73 ID:WuLtuWlB0
手術は滞り無く無事終わった。
しばらくは麻酔やらなんやらのせいで、熱も続き、
彼女も起き上がるのは難しいということで俺は病院に行くことを控えた。

俺はしばらくフワフワした気持ちになっていた。
全部夢なんじゃないかとも思っていた。


225:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:49:59.62 ID:P1bdqMTCO
映画化だな


226:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:51:14.12 ID:WuLtuWlB0
手術が終わって数日して、俺は彼女に会いに行った。
彼女は寝ていた。

目覚めると俺を見て、フラフラと体を起こす。
俺「あ、起きないほうが…」
彼女「いいの、今日は調子いいんだ…」
笑みにも力がない。

俺「手術、頑張ったね。」
彼女「ありがとう。」
彼女の笑顔には本当に力がなくなっていた。


228:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:52:48.34 ID:+t3I5efm0
どうなってまうん


229:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:53:11.25 ID:7Q+M/gV10
女の機能を失ったか……


230:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:53:33.12 ID:qXNWNJRC0
うぅ悲しい


231:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:54:25.81 ID:WuLtuWlB0
俺「何か、欲しいものは…?」
彼女「一緒にゲーセン行きたい」

俺「それは…もうちょっとしたらにしようか。」

彼女「ゲームしたいね。」
そんなこと言われたら、悲しくなるだけだった。


232:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 17:55:30.26 ID:0ZoZjK6b0
あぁぁぁだめだ切ない
せつねぇーよぉぉぉぉぉぉ;;


235:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 17:58:13.28 ID:WuLtuWlB0
彼女「病院の中散歩したいなあ。」
俺「それなら」

俺は看護婦さんとお母さんに聞いて了承を得て、車椅子をひいてちょっと外まで行くことにした。

俺「喉かわかない?辛くない?」
彼女「そんな大丈夫だよwよそよそしいのやめてw」

彼女「あ、でも欲しいもんあるぜ~」
俺「え、なになに?」


240:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 18:06:27.14 ID:3npXYNxz0
切ない…
続きが気になる…


241: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】 :2012/01/15(日) 18:08:09.25 ID:nhA7ui6A0
とりあえず何かできることあればしてあげたいな


242: ◆X0oN/g3UEk :2012/01/15(日) 18:08:42.21 ID:VIwWbUSj0
今追いついた…
なんかドラマ見てるみたいだわ


243:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 18:10:20.97 ID:WuLtuWlB0
彼女「スケッチブックが欲しいな」

俺「あ、なるほど。それならクロッキー帳なら俺今持ってる。」
彼女「ほんと?やった、それなら絵描きたいな。」
ラウンジみたいなところで、おれは彼女にクロッキー帳を差し出した。

車椅子に座る彼女の体を支えつつ、ペンとクロッキー帳を渡した。
彼女はゆっくりと絵を描き始めた。


245:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 18:11:27.85 ID:xVZv7HQd0
自分が無駄にした1日は
他の人にとっては大事な1日でも
あるんだよな


246:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 18:13:14.71 ID:3npXYNxz0
>>245
そうだよね…
そういう言葉を聴くとちゃんとしなくちゃなって思う


247:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 18:14:53.45 ID:WuLtuWlB0
そこには、彼女が好きなアーケードゲームのキャラクタたちと、なにやら
メッセージ描かれていた。
そっとそれを恥ずかしそうに俺に渡す。

「迷惑かけてごめんなさい。こんな病人と一緒にいて楽しい?」

それは多分彼女の大きな不安だったんだろう。
これを、口に出して聞くことが出来なかったんだろう。


248:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 18:20:18.21 ID:WuLtuWlB0
俺は泣きそうになった。

俺「何いってんの?」
俺「俺は吹石さんといる時が、一番楽しいよ」
俺はハッキリ伝えた。絶対に変な不安を持ってほしくなかった。

彼女「よかった。ありがとう。」
彼女は小さく笑った。

俺は彼女の頭を撫でたけど、ヘタレだからそれしかできなかった。
頭を撫でると彼女は笑って「わんわん!」と言った。
本当に、こういうとこがあるから俺は惹かれてしまったんだろう。


251:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 18:26:51.31 ID:rFBqa3vV0
この板きて初めて涙が出たわ


252:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 18:28:07.54 ID:0qTpL2IwI
>>1馬鹿野郎!3年ぶりの涙だ馬鹿野郎!
映画化、これはイケる



258:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 18:31:52.66 ID:tNQB6EHg0
うおおおおおおおおいここで引きかああああああああ
とりま乙!続き待ってるよ!!


261:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 18:35:13.64 ID:WuLtuWlB0
帰宅時間は日付変わる頃かな…でもその時はあまり書けるか分からないです。
おそらくまたまとまって書けるのは明日の夜あたりになると思います。


263:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 18:37:42.98 ID:0ZoZjK6b0
>>261
切ないが待ってるぜ
バイト頑張ってくれよな


264:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 18:38:16.55 ID:hiNsX/wJ0
>>261
バイトがんばってくれ!


280: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 :2012/01/15(日) 19:00:54.79 ID:w8ox2UzZ0
よし。泣きながら待つ


293:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 20:16:49.70 ID:FfpJ0zPk0
全俺が泣きそう…


296:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 20:46:13.38 ID:H1s4CcW60
支援


309:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 23:24:49.79 ID:WuLtuWlB0
こんばんは。
思ったより早く帰れた。
みんなありがとう。少しだけど、書かせて頂きますね。


310:名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 23:27:44.58 ID:PlvqQnxo0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


315:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 23:33:14.89 ID:WuLtuWlB0
散歩から帰ると、病室に一人の女の子の姿があった。

どうやら、彼女の高校時代の友人らしかった。
彼女「てて子…」(名前は仮名です。LOVの彼女のお気入りの使い魔から)
友人「心配してたよ…」
俺「こんにちは」

俺は空気を読んで席を外そうとした。すると、
彼女「いていいよ…」
彼女がそういうので病室に残ることにした。


316:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 23:36:50.00 ID:WuLtuWlB0
彼女たちは懐かしい話に話を咲かせていた。
でも終始、彼女が病気の話に触れることはなかった。

そして30分くらいしたらだろうか、友人さんはお見舞いをおいて去っていった。
見たところ、癌のことすら知らななそうだし、彼女の病気について知らなそうだった。

俺「友達には、病気のこと話してないの?」
彼女「うん、てて子だけだよ。それに癌とか知らない。すぐ治ると思ってる。」


317:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 23:38:44.86 ID:WuLtuWlB0
俺「誰にも言わなくていいの?」

きっと俺が同じ状況になったら多くの友人に言ってしまう。

彼女「心配かけたくないじゃん。普通、みんなビックリしちゃうよ。
本当に少しの人が分かってくれてれば、それいいんだから」
彼女はとても優しい口調で言った。


321:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 23:44:45.43 ID:WuLtuWlB0
その少しの人に、俺が入っていたのは、嬉しくもあり、
なんとも言えない気持ちだった。

この子はもし俺がいなかったら、誰にも言わず、家族だけに頼って、
そう思うとなんだか辛くなった。

それからの日々は割と穏やかだった。
彼女は病院から離れられなかったが、俺は大学をできるだけ抜け出し
なんとか毎日でも彼女に会いに行った。


323:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 23:48:25.22 ID:WuLtuWlB0
花が好きだったから、けっこうな頻度で花を買っていった。
彼女のお気に入りの花はトルコギキョウという花だった。

俺が偶然花屋さんで見つけて買っていった花を、彼女はとても気に入ってくれた。
青と白の色合いが綺麗な花だった。

でも毎回なるべく違う花を買っていった。
そして病室で二人で「花擬人化ごっこ」
をして持っていった花を女の子の絵にして遊んでいた。


324:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 23:52:41.16 ID:WuLtuWlB0
よく笑った。花を持って行くと彼女は決まって
満面の笑みになって喜んでくれた。

彼女「今日はどうしよっかなー」
なんて言ってふたりで花を見て絵で遊んで、
本当に彼女が病気だってこと忘れるくらいに楽しかった。


326:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 23:54:46.07 ID:WuLtuWlB0
でもいつもいつも調子がいいわけじゃなく、
日によっては行っても起き上がることすら辛い日もあって、

そうすると俺はふっと病気のことを思い出して途端に辛くなった。
そんな日も俺はお母さんに言って、持っていった花だけは
花瓶に入れるようにしていた。


328:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 23:58:58.77 ID:WuLtuWlB0
ある日、いつものように病室に向かうと、
やたらテンションの高い彼女がいた。

彼女「ねえねえ、聞いてよ聞いてよ!」
俺「あらら、元気だね。どうしたの?」

彼女「外泊許可がもらえたよ!五日間!」
俺「本当に!?」

彼女「嬉しいなあ。2日間はおうちに帰るけど、わたし三日間は富澤といるよ!」
俺「本当に!」


341:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 00:21:28.68 ID:x9+/iUde0
彼女「デート行きたい!デート!」
俺「いいね、いこういこう。」

彼女「ゲーセン行こうよ、ゲーセン!」
こんなに元気で明るい彼女を見るのは久しぶりだったので、
俺はすごく嬉しかった。
どうにか彼女をたくさん楽しませてあげたい、そういう風に思った。


342:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 00:23:29.33 ID:cGKiHjoj0
もう涙しかでないすわ。f5がきついっす


343:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 00:23:38.59 ID:+acmGupP0
すでに涙腺が決壊しそうなんだが…


345:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 00:24:34.16 ID:x9+/iUde0
二人で、三日間何をするか考えふけった。

彼女はゲーセンに行きたくて、俺と普通のデートが一度してみたかったのだという。
そして、俺の生まれ育った街が見たいということで、俺の実家に来たいということ。

この二つだった。
彼女は多くを望まなかったし、贅沢も言わなかった。
何か欲しいものとかないの?
と聞いても、「ただ一緒にいたい」と言うだけだった。


346:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 00:24:41.50 ID:aS8Wbu6T0
涙やばい
彼女可愛すぎだろ…


349:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 00:27:43.73 ID:SEuKli0k0
彼女かわいすぎる;;


353:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 00:32:55.02 ID:x9+/iUde0
もしかしたら、最初で最後のデートになるかもしれない。
俺は覚悟していた。
この、外に出られる、普通に過ごせる三日間で彼女を最高に笑わせたいと思った。

俺は色々考えた。プレゼントを買うために、貯金を下ろした。
何を買うか、迷ったが、COACHの帽子をあげることにした。

彼女はCOACHが好きで(と言っても財布しか使っていなかった)、
きっと帽子なら喜んでくれると踏んだ。


355:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 00:36:19.96 ID:qXuEQoPE0
スレが愛に包まれております


356:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 00:37:07.17 ID:WdAtM8AuO
あぁこの世は理不尽だよ・・・ちくしょう;;


359:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 00:37:42.57 ID:x9+/iUde0
当日まで、ドキドキとした。何をどうすりゃいいのか。

彼女にデート初日でやりたいことを聞いた。
彼女「ゲーセンに行って、そのへんフラフラするー」
俺「え、そんなんでいいん?」

彼女「特別にどっか行くより、そっちの方が普通のデートっぽくていいじゃん」
彼女「学校帰りに一緒に帰るくらいの日常さで、いいんだよ」
彼女はにこにこしてそう言う。

彼女が望むのなら、俺もあまり気張りすぎないようにしようと思った。


364:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 00:58:49.39 ID:x9+/iUde0
その日が迫るごとにあたふたした。
実家に、女の子連れてくよって電話した。病気のことは伏せた。

前日に、意気揚々とCOACHに帽子を買いにいったが、あいにく売っていなかった。
彼女が一番好きなブランドはCOACHだった。COACHで帽子が欲しかったのに…

俺「あの…帽子が欲しいんですが…COACHのニット帽、被ってる人見たことあるんです」
店員「もうしわけございません…それはこちらの店頭では…」

あきらめられなかった。
俺は店内を見ていると、ハートの可愛いネックレスを見つけた。3万くらいした。
帽子を買うつもりでそんなに金は使うつもりではなかった。

でも俺はそのネックレスを買った。
しかし、この選択は正解だった。


366:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 01:03:08.02 ID:x9+/iUde0
いよいよその日になる。
俺はリュックにプレゼントを忍ばせて、いつ渡すか決めかねていた。

お父さんとお母さんに挨拶した。
お父さんは優しそうに笑っていた。
「よろしく、頼むね。」
俺「はい、彼女のことは、任せてください。」
彼女「じゃーね、いってくる!」

俺もニヤニヤしていたけど、彼女も始終にこにこしていた。
楽しい、忘れられない三日間が始まる。


371:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 01:07:50.15 ID:x9+/iUde0
正直不安もいっぱいだった。
突然体調が変わったら?彼女に何かあったら?

でも彼女は俺のこと信頼して、全てを俺に預けてくれたんだろう。
もしもの時のために病院の番号もメモったし、お父さんとお母さんの番号も分かってる。

きっと、どうにかなる。とにかく彼女といられる時間を大事にしようと思った。


374:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 01:12:32.33 ID:x9+/iUde0
彼女「電車のろ!電車電車!」
俺「え、タクシーとかでもいいんだよ?」

彼女「そんなんセレブなデートないよw」
俺「まあこの時間なら人も少ないしね。電車に乗ろうか。」

駅に着く。彼女は大声を出す。
彼女「わわ、電車だよ電車!いいなあ懐かしいなあ!」
俺「なんだかいいね、こういうの。すごい不思議な感じ、至って普通なのにw」

ずっと、病室でしか会えなかったものだから、色々と新鮮に映った。
電車に乗っただけで、なんだかとても嬉しかった。


383:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 01:18:29.16 ID:x9+/iUde0
電車ではしゃぐ彼女はどこかヘンテコだったけど、
どう見ても普通の女の子にしか見えなかった。

この小さい体に、色んなものを抱えてると思うと、悔しかった。
電車内には同じような年齢の女性もたくさんいて、それを見てると複雑な気持ちになった。

俺「どこいこっか?」
彼女「あ、決めてないのー?もうしっかりしてよー」

俺「ええ、ノープランでいいって言ってなかった?」
彼女「嘘でしたー!言ってみたかっただけこういう事w」
彼女は笑いながら言った。


400:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 01:36:21.81 ID:ygyCHnr10
ただでさえ涙もろいのにヤバい


401:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 01:36:46.33 ID:dK4/R+pJ0
映画化期待


402:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 01:37:44.19 ID:x9+/iUde0
彼女は電車の中でも突拍子もないことを言い出す。
彼女「ねえねえ、ケンカしよ!」
俺「え、は?」
彼女「もう、ふざけないでよ!」

俺「どゆことwww」
彼女「失礼しましたw」
ケンカをするはずがすぐ漫才みたいになってしまって、二人で笑い転げた。

俺は彼女が何を求めているのか、なんとなく分かっていた。


406:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 01:42:09.14 ID:x9+/iUde0
花言葉が気になるけど、続けますw

彼女は自由だった。そう、彼女はこういう人だったんだよ。
俺は凄く安心していた。

けっこう電車に乗って、とりあえず新宿で降りた。
彼女「あ、そだ。ゲーセンでも行かない?」
俺「それ最初から決めてたんじゃんww」
彼女「ま、そうなんだけどww」

彼女のワールドになりつつあった。
俺はすごく懐かしい気持ちになった。
会ったばかりの頃を、思い出すようだった。


408:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 01:46:53.52 ID:x9+/iUde0
ゲーセンに着くやいなや、彼女はテンションだだ上がり。
彼女「大きい!すごい!この雰囲気懐かしい!」
俺「初めてだけど、すごいなー。格ゲーとかも猛者がいそうだ。」

彼女「デッキ組んだんだよデッキ!まずLOVね!」
もう大はしゃぎの彼女を見ていると、こっちも楽しくて仕方がなかった。


411:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 01:47:50.15 ID:yO0Vd0vqI
いい話しだ。花言葉は各自確認しておこう。


412:名も無き被検体774号:2012/01/16(月) 01:51:27.49 ID:txRiV3MN0
花言葉は終わるまで見ないと決めた


413:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 01:51:51.18 ID:x9+/iUde0
俺たちはまあ、アケゲーオタだから、ここに会話の内容書いてもあれかもしれないけどw

彼女「わだリバデッキ作ったんだー!ゲート閉じちゃうよゲート!」
俺「いや、させない!俺のムーブでそんなものは…」

ま、分かる人だけ分かってくださいw
こんなこと言い合いながら、それは楽しくプレイしていたわけです。


415:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 01:56:22.85 ID:x9+/iUde0
そのあとはひと通り色々まわる。
彼女がポップンやりたいと言えばやり、太鼓叩きたいと言えば、叩き。

そのあと二人で格ゲー武者修業と名づけ、すいていたので
勝てない相手にコンビを組んで挑み続けたりw

友達とやったら盛り上がった試しのないQMAというゲームでも、
二人でハイタッチしながら嘘のように盛り上がったり。

とりあえず、俺達にとってゲーセンというのはこの上なく楽しいスポットだった。


418:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 02:00:08.84 ID:x9+/iUde0
そんなことをしているうちにあっという間にお昼を回っていた。

俺「そろそろ引き上げようかー」
彼女「すごい楽しかったー!」

彼女は本当に満足しているようだったので、俺は安心した。
かくいう俺も本当に楽しかった。

俺「お昼どうしたい?」
彼女「マックがいいなぁー」
俺「え、そんなもんでいいの?」
彼女「わたし携帯のクーポンあるからねー!」


419:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 02:00:52.49 ID:yO0Vd0vqI
失礼。まさにドラマ。このあとの展開、息がつまります。


420:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 02:01:20.31 ID:9YlaqSz4i
>>1頑張って


421:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 02:02:03.30 ID:9WSRwcRW0
ファイトー!


422:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 02:02:28.27 ID:dK4/R+pJ0
これからの展開に期待


429:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 02:06:45.07 ID:x9+/iUde0
彼女は本当になんてことない日常の時間を過ごしたいってのはもう分かっていた。

彼女「わたしはねー、てりやきかなw懐かしいな~」
カウンターで楽しそうに選ぶ。
俺「じゃあ俺はベーコンレタスでww」
彼女「シェイク飲もうよシェイク!」

はしゃいでる彼女を見るのは楽しかった。
何をしていても、本当に楽しそうにしていた。


435:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 02:12:27.46 ID:qXuEQoPE0
もう何年も行ってないが
行ってみるかゲーセン


436:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 02:12:29.06 ID:x9+/iUde0
席に着く。一息つく。

彼女「マックこんなに美味しかったかなあw」
俺「久々に食うと美味いんだよねえ」

彼女「わたしはポテトを欲しているよ」
俺「あるよ?」
彼女「ちがうよ、ほら」

彼女は口を開けて促す。正直、アホである。
そして、俺が口にポテトを入れてあげると、食べながら
「10点~!」
などと意味の分からない事を言い出す。

俺もこれをやらされるハメになって、二人してマックでアホなことをしていたw
でも、楽しかった。


441:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 02:15:51.50 ID:x9+/iUde0
今思えば、俺は彼女のこういうところに惹かれていた。
一緒にいると、なんでも面白く思えて、笑いが絶えない。

時々本当にあほらしいことを言っては、笑顔になる。
それがすごく心地良かった。


452:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 02:24:55.17 ID:x9+/iUde0
もう今日は遅くなったので、そろそろ落ちますね。
みんなこんな時間までありがとう。
明日の夜には完結に持っていけるように頑張りたいです。


458:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 02:28:26.16 ID:qXuEQoPE0
>>1乙!
急ぐこと無いと思う
イイ話だしまだまだ応援したいくらいだ
また明日な

オマイラもお休み


460:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 02:29:48.56 ID:Q8gYt84OO
>>1オヤスミ


461:名も無き被検体774号:2012/01/16(月) 02:30:25.92 ID:txRiV3MN0
>>1おつ
明日も来るよ


462:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 02:31:18.80 ID:6EAWpJ7G0
>>1 お疲れさま!


569:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 18:39:53.82 ID:x9+/iUde0
こんばんは。
お待たせいたしました。みんなありがとう、ほんとうに

ぼちぼち再開していってもいいですかね?


570:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 18:41:25.39 ID:bSXoEoHz0
>>569
ちょっw
今からバイトなのにw


571:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 18:41:32.90 ID:p37ljSgtO
>>569
おかえり~

よろしく!!


574:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 18:43:57.51 ID:BxEhqTD10
おかえり。
さぁ。きくぜ


575:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 18:44:02.68 ID:CCqLDcq10
待ってた


576:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 18:46:12.87 ID:Za6OG5J70
おかえり
水分いっぱい取ったから、ばっちこい


580:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 18:52:37.56 ID:x9+/iUde0
一服しつつゆっくり書いていきますので、
みなさんもゆったりお付き合い頂ければ。

マックでの俺達は年甲斐もなくはしゃいでいた。
まわりに高校生やら大学生も多くいたと思うけど
その子ら以上に大笑いしていた。

彼女「ねえ、煙草吸ってイイよ」
俺「え、どうして?」
普段、彼女の前では絶対煙草を吸うことはなかった。というか不可能だった。
その時は喫煙席に座っていた。

俺「くさいよ?」
彼女「いいの」
言われるままに一服した。
彼女は黙って眺めていた。


584:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 18:56:30.77 ID:wv89crLyO
おかえり!
ちょうど高速バスの中で暇してるから>>1のペースでいいからどんどん続き頼んます。


585:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 18:56:42.07 ID:x9+/iUde0
案の定、
彼女「ごほっ、くっせーね。」
俺「だから言ったじゃーんw」

彼女はそう言ったものの、にこにこしているだけだった。
俺も、なんだか照れくさくなりながら、一服。

そうしていると、俺の携帯にメールが来た。


586:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 18:56:50.84 ID:6GAWExDy0
おかえり


587:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 18:57:49.80 ID:cOF2U+4D0
wktkwktk


591:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 19:00:54.78 ID:x9+/iUde0
妹からだった。
俺には一つ年下の妹がいる。

内容の趣旨としては、
「兄貴今日女の子連れてくるんだって?期待しとるわw」
みたいな感じだった。

おちょくっていやがる。基本仲悪くもなく、
実家に帰れば一緒にゲームしたりもするし、なにぶん
妹自体も少しオタクなので、気が合う兄妹ではある。


594:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 19:08:08.03 ID:x9+/iUde0
俺「午後からどうしよっか。電車の時間までは、けっこうあるんだよね。」
彼女「買い物行きたい!本屋さん行こ!」

俺「え?本屋さんでいいの?」
彼女「間違いない」(長井秀和のマネ)
俺「なっつwww」

彼女のこのあたりはもはや言うまでにもあらずだったけど、
彼女はよく芸人のマネをしては笑っていた。


598:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 19:14:21.73 ID:x9+/iUde0
まあ入院生活も長いわけだし、きっと欲しい本とかもいっぱいあるんだろう。
そして書店に赴く。

彼女「ひれーっ!」
俺「俺も初めて来たけど大きいね…」

彼女はコミックコーナーに駆け出す。
そしてずーっと俺の手を引っ張って、
「これ、〇〇さんの本、すごく好きなんだ~
あ、〇〇さんの漫画、これは作画綺麗で…」
という風に喋り疲れるんじゃないかって思うくらい話す。

俺「大抵本屋とか一人で来るけど、一緒に来ると
好きな本のこととか話せて楽しいね。」


601:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 19:19:56.77 ID:x9+/iUde0
俺自身、正直にそう思った。
俺も普段から本屋巡りとかが好きで、好きな絵柄の作家さんとか
見つけたりするのが好きだった。
でも一人だどこか寂しい部分もあった。

それを彼女と共有するのは楽しかった。

彼女「でしょーじつはこういうとこに二人で来てみたかったんだよね…」
彼女は照れくさそうに言った。

彼女がどうして普通のデートがよかったのか
なんとなく分かったような気がした。


606:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 19:28:15.36 ID:x9+/iUde0
俺たちは、笑うときもそうだけど、お互い語りだすと止まらない。
格ゲー談義をするときもそうなんだけど、どのプレイヤーが強いかとか、
そういうことを夢中になって語る。

彼女は、俺のオススメの本を教えて欲しいというので、俺も彼女に負けじと語った。
言っても言っても、「他は?」「全部知りたい」
と言ってきかないのでキリがなかった。

彼女「富澤オススメの本、全部読みたいな…」
俺「よし、今度持って行ってあげるね。」
彼女「そんなー悪いよー」
俺「ほんとは?」
彼女「待ってました…w」
彼女は苦笑いと共に本音を漏らした。


610:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 19:32:31.63 ID:yTAqbMnj0
やだよぉ…もうやだよぉ…

……あぁぁぁぁぁあ!!!!!!


614:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 19:42:39.01 ID:x9+/iUde0
すいませんちょっとだけ休憩します

平井堅ってレスがあったのでyoutube見に行ったら自爆してしまいました
すいませんすぐ復帰します


628:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:02:12.84 ID:x9+/iUde0
電車までひとしきり時間があったので俺はその後
プラネタリウム行く?とかどっか美術館行く?とか聞いた。
けど彼女の答えは違った。

彼女「1時間だけカラオケに行きたい」
俺「ああいいねーそれ。座ってると負担もすくないもんね。」

カラオケに行くと、どんな感じになるんだろうと思ったけど、
彼女のレパートリーは実に豊富だった。
お互い真剣に歌うというよりふざけてばかりだった。

二人してテニミュを空耳で歌ったり、盛り上がる曲で合いの手を
入れあったりして、はしゃぎ倒した。
彼女は疲れちゃうんじゃないかって、心配になるくらいだった。


630:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:05:56.65 ID:x9+/iUde0
楽しい時間なんてあっという間なもんで、電車の時間が迫った。
カラオケでクーポンみたいなものをもらった。
マックでもクーポンみたいのをもらった。
そういうものをもらう度、俺は
「次があるのかな…」と一人で思った。


631:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 20:07:08.68 ID:WvOioCSV0
お、再開してる


632:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 20:08:00.51 ID:iBjEHxqbi
これは悲しい


636:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:10:30.84 ID:x9+/iUde0
電車、特急列車。
俺の地元にむかう電車だった。
俺の地元までは特急で2時間くらいだった。

彼女「わーなんか旅って気がしてきました!」
俺「楽しいよねー」
彼女はそそくさと売店に向かった。
そしてじゃがりこを買ってきてドヤ顔で俺に見せつける。

彼女「旅っつったらこれでしょ!」
俺「車内販売もあるんだけどねぇ」
彼女「マジか!」


639: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/16(月) 20:12:40.60 ID:RRCRM1tb0
映画化決定!


645:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:23:21.17 ID:x9+/iUde0
特急に乗る。
最初こそ彼女は特急ってすげえ駅すっとばすよね!
とか言って元気だったんだけど、そのうち疲れちゃったのか、
しばらくするとすっかり眠ってしまった。

俺は、しばらく静かな時間を過ごすことになる。
よこの彼女を見ると、色々と、思うものがあった。


648:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:26:22.58 ID:x9+/iUde0
少し油断すると、こんな日がずっと続くと錯覚してしまう。
この三日間が終わった先にはどんなことが待っているのか…

考えたくなくても、嫌でも脳裏をよぎった。
ここで、俺は本当に泣きそうになる。
そして彼女に分からないように泣いてしまった。

特急の指定席で、一人で号泣した。
どうしてだったか分からないけど、すごく悲しかった。


651:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:34:25.78 ID:x9+/iUde0
こんなんではいけない。俺は、思いついた。今だ、と。
寝ている彼女の首に、気付かれないように、プレゼントのネックレスを巻こうと思った。
窓によりかかっていたので、すきまがあってた。
起こしてしまうかハラハラしつつも、どうにかこうにか彼女にネックレスを
つけることができた。

ビックリするかな。俺は不安と期待でドキドキした。


654:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:37:23.72 ID:x9+/iUde0
駅に着くまで彼女は熟睡していた。
ここまで上手くいくと思わなかったけど、しかしよく寝ていた。疲れたんだろう。

駅に着くアナウンスが流れる。
俺「さ、着いたよ。起きて起きて。」
彼女「え、あ…」

寝ぼけている彼女の手を引いて、俺は彼女を誘導した。


655:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 20:40:00.21 ID:cOF2U+4D0
これは・・・>>1ナイス!!!


656:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 20:40:05.66 ID:2apkvwPH0
イケメンだな>>1


657:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 20:40:49.81 ID:MFtf8uY80
いち おまえ かっこいい


662:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:42:26.71 ID:x9+/iUde0
ホームに降りると辺りは暗くなり始めていて、宵の口と言ったところだった。

彼女は降りると、う~んと伸びをして「よく寝た」とつぶやいた。
俺はドキドキだった。

彼女「わ!なにこれ…ネックレス?富澤?」
俺は「魔法だよ、きっと」と言うつもりだった。でも、

俺「誰かのいたずらか…?」
意味が分からないw


665:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:45:54.81 ID:x9+/iUde0
かっこいいこと言おうとしたのに、彼女にこっちを見られると恥ずかしくなって
ついついおかしなことを言ってしまう。

彼女「えーww富澤でしょーwこれ可愛いなー。」
俺「うん…プレゼントだよ。すっごい似合ってる。」

本当に似合ってた。自分の選んだネックレスをつけている姿が、
とっても、微笑ましかった。


666:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 20:46:07.96 ID:+vfrWPE90
もう>>1がかっこよすぎて見てるオレが辛い…
続けて下さい…


667:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:50:32.37 ID:x9+/iUde0
瞬間、彼女は俺に抱きついてきた。

俺はビックリして心臓飛び出るかと思った。
俺「ぅお…!」ビックリして、変な言葉が出る。

彼女「ありがとう。絶対絶対、大事にするよ。」

勇気を絞って、俺も抱きしめた。
思えば、人生で始めて女の子を抱きしめた瞬間だったと思う。
とっても暖かくて、大事なものだって気がした。


673:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:56:02.63 ID:x9+/iUde0
高校時代毎日使っていた見慣れた駅のホームの真ん中で、
俺は確かに人の温かみを感じた。

人なんてほとんどいなくて、駅のホームには俺と彼女だけだった。
向いのホームに高校生がいたが。

しばらくその状態で、彼女がいきなり
「充電完了だー!」
と大声をあげるものだから、ぱっと手を離した。


678:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 20:59:56.61 ID:x9+/iUde0
改札をくぐる、なんだか照れくさくなっちゃって俺はぎこちない。
でも彼女はそんなのおかまいなしで、

「ほらら~らら~らら~♪」(聖剣LOMのドミナの曲)などと鼻歌を歌う始末。
ご機嫌だったんだろう。彼女は普段からよく歌う子だった。
それ、聖剣だね!なんていつものように俺もつっこめず、

駅を抜けるとそこには迎えが待っていた。


680:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 21:01:14.81 ID:x9+/iUde0
ちょいと失礼。
晩飯を作ってきますゆえ、しばし離れます。
30~40分で復帰しますね。


701:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 21:54:02.83 ID:x9+/iUde0
迎えに来ていたのは、妹だった。
車で迎えにきてくれた。
「なんでアイツなんだよ…」
と思ったが、結果母親が来てもあまり変わらないので同じだった。

俺は彼女の荷物をずっと代わりに持っていたので、積みこむ。
俺「ごくろーさん」
妹「いえいえ」
彼女「こんにちは、わざわざありがとうございます。」
妹「こんにちはー」

妹は明らかにニヤニヤしていた。


705:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:00:44.01 ID:x9+/iUde0
妹「可愛いなー。同級生ー?」
俺「お前よりずっと年上だから」

彼女「いえ、全然気にせず接してくださいねw」
妹「こんな兄だけどよろしくお願いしますねー」

車内は女社会と化していたが、非常に和やかなムードで、
妹と彼女も気が合いそうな感じで俺は安心した。


709:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:08:33.88 ID:x9+/iUde0
車で坂をのぼる。
俺の実家はちょっと坂の上にある。
店がまったくないわけでもなく、いい感じの田舎だ。

家につくと、待ち構えていたように母さんが出てくる。
「いらっしゃい!遠くからお疲れ様」
彼女「いえいえ、よろしくお願いします。」
彼女は、こういうところで礼儀正しくて、当然のことながら少し驚いた。

気のせいか、母さんも妹も、よそよそしくて、落ち着かない感じだった。
無理もない。ダメ息子が急にこんな女の子を連れてきたら、
面食らうってもんだろう。


713:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:15:03.82 ID:x9+/iUde0
母さんと妹はまだ晩飯の準備中だったらしく、
彼女は手伝いたい、と言った。
俺は疲れてるんだから無理しないで、と言ったが、
どうしてもと言ってきかなかった。

俺「母さんエプロンあったっけ?」
母「あれがあったわよアンタのが」

彼女は俺が高校の家庭科で使っていたエプロンを身にまとった。
「どうかな?w」
恥ずかしそうにエプロンを着て彼女は言う。
俺「いいねー最高だよ。」


720:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:21:34.63 ID:x9+/iUde0
その様子を見て母さんと妹が俺の方を見て不自然にニヤニヤする。
俺は「ほっとけ!!」と心の中で連呼した。

彼女も台所についてできることを一生懸命手伝っていた。
うちの家族に混ざって、楽しそうだった。

俺はそれを横目に見つつ勝手口の裏口で一服していた。
俺も手伝おうとはしたが、アンタ失敗するから、と妹に阻止された。


724:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:28:36.27 ID:x9+/iUde0
その日は、カレーだった。
ウチのカレーはレトルトは使わず、スパイスとかも使って、
無意味に凝っているものだった。

みんなで食卓に着く。
俺は若干の気まずさを隠しきれなかったw

彼女「こんなに本格的なカレー、おうちで作れちゃうんですね~」
母「まーこだわりだすとキリがないのよね」
母さんは鼻高々だった。


725:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:30:35.15 ID:x9+/iUde0
彼女「おいしい!美味ですよこれ!」
彼女が笑ってそういうとみな口々においしいと言い出した。

俺「うん、やっぱりおいしいね。」
妹「たしかに美味、だねw」

ご飯が進みだすと、妹と母さんが動き出す。


728:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:35:55.72 ID:x9+/iUde0
母さんは、「うちの息子の何がよかったの~?」
とか笑いながら聞き出すし、
妹は妹で、彼女がオタ気質であることを知ると、
途端に自分の好きな漫画とかの話を振りだす。

彼女は彼女で、「わたし一発芸とかできるんです」とか
ワケの分からないことを言い出すし、そうするとうちの妹も悪ノリしだすし、

色々とてんやわんやなんだけど、楽しかったよ。
初めて食卓を共にしたのに。


729:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 22:37:16.93 ID:qqaCxJ9bO
幸せ過ぎて逆にツラい・・・


731:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 22:37:58.74 ID:WdAtM8AuO
ごくり・・・・(; ・_・)


734:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:42:02.65 ID:x9+/iUde0
そのあとも、妹が「今日は面白いテレビやってないから」と
言い出してアメトークのDVDを見だしたりした。

妹は終始馬鹿笑いしていて、
彼女も「正気ですか!?」とかケンコバのものまねを始めだして、
母さんがなんか果物食べる?と聞けば
彼女は味をしめて「正気ですか!?」と返したり、

いや、楽しかったんだよ。本当に。


737:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:48:51.19 ID:x9+/iUde0
夜も更けて、そろそろ寝る体制に入る。
彼女は、俺のベッドに寝かせてあげた。疲れてるだろうし、明日もあるし、
なにより体調を崩さないかすごく心配だったので、俺たちは早めに寝ることにした。

俺は毛布をしいて、床で寝ることにした。明日も、ある。明後日も。
明後日も、終わったら、その次は…?

夜になると途端に辛くなる。

部屋で二人になると彼女に言われた。
彼女「今日はすごく楽しかった。本当楽しかった。」
かみしめるように言う。


739:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:52:19.64 ID:x9+/iUde0
彼女と日常を共にしていると、あの病室に帰ることが途端におぞましく思えた。

でも、彼女はもっと、ずっと、帰りたくないんだろう。
俺は彼女に「楽しかったよ。今日は疲れたし、早く寝よう。」
とだけ言ってから、ずっと考え込んでいた。

母と妹に、病気のことを言ってないのが辛かった。
正直、俺も誰かに相談したくてしょうがなかった。


742:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:56:02.95 ID:x9+/iUde0
彼女も寝て、妹たちも部屋にいるのを確認してから、俺は勝手口に一服しに行った。
電話をかける決心をした。

親父に電話をかけた。
俺はもう、誰かに話さないとどうしょうもなく辛くなっていた。


748:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:05:31.72 ID:Qca1klCr0
文を綴る才能あるね。
ホントに上手いね。


749: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/01/16(月) 23:08:48.34 ID:RNSTcwT40
このあたりまえの生活が
できてることに本当感謝だ(T_T)


750:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:12:40.62 ID:x9+/iUde0
親父「おう、どうしたー?」
俺「遅くにすまん、実は…」

俺は、彼女のこと、彼女の病気のこと、今すごく不安なこと、
すべてを親父に赤裸々に離した。
男同士で、話したかった。聞いて欲しかった。

親父は多くは語らなかった。そして、俺に言った。
「絶対、最後までそばにいてあげろよ。つらいと思う。
でもお前が弱音吐いちゃだめだろ。
いつだってそばにいてあげろ、男と男の約束だ。」


753:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:14:10.69 ID:BtQKZFO00
>>750
お父さんの強さと優しさを感じた
いいお父さんだ、大事にしろよ


752:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:14:09.91 ID:xGHrZAy10
親父…


754:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:15:02.31 ID:x9+/iUde0
親父は古風で、頑固な人間だった。
そんな親父の言葉は、俺の胸に強く響いた。

絶対に最後まで一緒にいよう。何が待ってるか、分からないけど。
青臭い小僧の俺が一人でずっと抱えていたことが、
親父に話したことで、とても軽くなった気がした。


755:名も無き被検体774号:2012/01/16(月) 23:18:12.49 ID:txRiV3MN0
親父…


756:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:19:07.33 ID:zpt17khU0
いい親父で羨ましい


757:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:19:42.78 ID:1T5A/N4b0
親父でかいな


758:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:20:48.60 ID:x9+/iUde0
俺は親父に話して、すっきりした。
部屋にもどると、さっきまでの不安が嘘のように、スムーズに眠りに落ちた。


気付くと、窓から明かりがさしていた。
実家の俺の部屋は一つの窓にカーテンがなく、朝日は入り放題なのである。
起きると、彼女は俺の机で何かをしているようだった。

俺は寝ぼけていて、状況を読み込めず、目覚めて彼女がいること自体に驚いた。


762:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:26:24.63 ID:x9+/iUde0
朝飯を食べて、いざ出かけよう、となる。
前々から話していたが、彼女はとりあえず俺の育った町や場所を見て回りたいのだという。
俺は本当に楽しいのだろうか、と若干の不安があったが、
彼女がやっぱりどうしても、というのでそうすることにした。

彼女「今日は一日動きまわるねー!」
俺「無理しちゃダメだかんね。」

俺はさっそく車のキーを握って車をだそうとした。


766:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:30:52.43 ID:x9+/iUde0
すると彼女は珍しくぐずった。
俺はよく分からなくて、車乗らないの?と聞く。

彼女「自転車、あるよね…?自転車乗りたい」
俺「あ、そうなんだ。でも2台あったっけなー?」
彼女「そうじゃなくて。二人乗り…しようよ。」

俺「え?」
彼女「ずっとしてみたかったんだ…二人乗り」


768:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:34:49.85 ID:x9+/iUde0
俺「だめだよ、あぶないし、体に負担かかって疲れちゃうよ…」
彼女「わたし一度も二人乗りってしたことないんだよ…」

そう言われると、弱い。
かくいう俺も人生で一度も二人乗りをしたことがなかった。
だから怖い、ということもあったのだが。

俺「分かったよ。じゃあすぐ近くの俺の小学校まで、だけね。」
彼女「やったー!じゃあグローブ持ってこうよ!」

笑顔になってはしゃぎだすのを見ていると、仕方ないかって思えた。


774:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:40:03.70 ID:x9+/iUde0
彼女は「どう座るんだ?」ってつぶやきながら荷台にちょこんと座って笑った。

俺「それでいいんじゃないかなw
よし、じゃあ俺が乗るから一回降りて」
彼女「やったー!」

荷台に乗せて気付いたが、彼女は嘘のように軽かった。
家を出て、ろくに車も通らない農道のような坂道を下っていく。

彼女は、とてもごきげんだった。


781:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:50:21.01 ID:x9+/iUde0
彼女は歌い出した。
「かーみーさーまー!ひとつきいてくれよー!」
それは彼女が好きだった藍坊主のテールランプだった。

俺も楽しくなって、一緒に歌う。
「かーぜーきるー!あしをーぼくにくれよー!」

はたから見たら馬鹿丸出しなんだけど、
もう、どうでも良かった。


782:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:51:17.41 ID:kFBf6rpii
せつねえええええええ
なにこれせつねえええええ


787:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:55:54.10 ID:x9+/iUde0
彼女はごきげんだった。色んな歌を俺に歌ってみせてくれた。
彼女は歌い終わると、
彼女「こら、拍手しろ!」
俺「どうやってすんだよww」

このやりとりを数回に渡って繰り返したw


805:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:12:11.95 ID:WJObiXhX0
そんなこんなで、近所の俺の母校の小学校に着いた。
土曜だったので、がらんとしていた。
少年野球のチームが、練習している以外、校庭もほかに人はいない。

俺「懐かしいなあ~。ここでよく、野球したんだー」
彼女「そうなんだー。すごい広いね…」
無駄に校庭だけは広い小学校だった。


807:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:18:52.97 ID:WJObiXhX0
彼女は少女のごとく駈け出した。
思いっきり走りだしたもんだから、印象的だった。
あまり息上がるのもよくないのにね…。

彼女「こっちに来て!」
彼女「これ、うんていだよ、なつかしーw」

彼女は無邪気に色んな遊具で遊びはじめた。
彼女は滑り台の階段を上がって、俺が登ると滑り降りた。

彼女「無限ループだ!」
俺「そうなの?w」
こんな調子だった。


809:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:21:52.50 ID:WJObiXhX0
俺たちは何故か滑り台の無限ループがツボに入ってしまい、
いい年してしばらくそこで笑いながら滑り台に興じた。

俺「いつまで経っても捕まらないww」
彼女「はやく追いついてww」

こんな繰り返しだった。


818:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:29:48.04 ID:WJObiXhX0
しばらくすると冷静になって二人して、
「え、これ何が面白かったの?」的な感じになった。

遠くから少年野球の声が聞こえる。
彼女「ねえ、あの少年野球にいたの?」
俺「うん、懐かしい。もうずっと前のことだけどね。」

彼女はしばらくぼーっと駆けまわる少年たちを見つめていた。
彼女「キャッチボールしよう。」
俺「大丈夫?無理しないでね。」

彼女はまた歌い出す。
「べーすぼーるのおとが鳴ったー、だれもぎゃらりーいないぐらうんどーってね。」
俺「何それ?」
彼女「知らないの?」

彼女は音楽の造詣も深くて、たまに俺の知らない曲も歌う。
そうするとちょっとぐずるんだけど、そういう時は決まって
すぐiPodとかで教えてくれる。


822:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:35:54.74 ID:WJObiXhX0
その曲はフジファブリックのベースボールは終わらないだった。
「フジファブリックか…」

その日はその曲にピッタリだった。
晴れ渡っていて、広いグランドに二人だけ。
俺はその曲に則って、「あとで炭酸飲料を買いに行こう。」
というと、彼女はやたら喜んだ。

「いくよ!」
俺がボールを投げると、彼女はしっかりキャッチ。
そしてイイ感じに返してくる。運動神経がよかったのか、
昔からあまり運動が得意でない俺はちょっとだけうらやましくもあり、楽しくなった。


825:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:37:02.24 ID:WJObiXhX0
1レスに書く量を増やしても、どう考えても次スレにいってしまいそうだ…
どうしよう次スレに行ったらまずいんですかね…?


829:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 00:38:43.84 ID:oFRpJmqF0
>>825
まずくないと思う
むしろ中途半端なのが一番きつい


833:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 00:40:08.80 ID:Z6zgQtM+0
>>825
全然おっけー
むしろお願いします


836:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:41:18.87 ID:WJObiXhX0
よく分からないけど、とりあえず1000まで行けばスレ自体は
残ってそのあともこのスレは見れるんですかね?
そういうことなら続けようと思います。


844:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:52:18.09 ID:WJObiXhX0
ひとしきり小学校で遊ぶと、俺は彼女を連れて小学校の近くの駄菓子屋に行った。
正直、まだあるか不安だったけど、小学生の時はよく入り浸っていた。

彼女「すごい…こういうのって本当にあるんだね。」
俺「ま、田舎だからね…w」

駄菓子屋のおばちゃんには可愛がってもらった。
おばちゃん「はい、いらっしゃい。」
俺「こんにちは、富澤ですー」
おばちゃん「あら、富澤くん…久しぶりだねえ…」

彼女も笑って、
「こんにちは」と言った。
3人でしばらく談笑した。


849:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:58:08.94 ID:WJObiXhX0
おばちゃんは、
「この前〇〇君来てさ…とか、〇〇先生がね…」
と懐かしい話をたくさんしてくるため、俺は楽しかった。

店を出る。
彼女は退屈だったかな、って思うと彼女は買った駄菓子を抱えながら
彼女「すごいね…すごいね。あったかい。こういうの本当にあるんだ。」

とすごく喜んでいた。
彼女「富沢のこともっと知れた気がして嬉しいんだー
これが田舎かーふるさとかー」
彼女は高揚して何度も言っていた。

俺がいつも飲んでいたって教えてあげたチェリオを嬉しそうに飲んでいた。


857:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:06:29.44 ID:WJObiXhX0
そのあとは、彼女を連れて歩いて、疲れたら休んで、での繰り返しで
そこら一帯、俺にゆかりのある場所をめぐった。

路端の小川を指して、「中学の時この場所によく自転車をつっこんで走って、
水上自転車大会って
言って遊んだんだよ。」とか、
「このお宮にいつも初詣にきたんだ」とか、
「中学の通学路はここで、片想いの子が彼氏と歩いてるの見てショック受けたんだー」とか。

それは、まったく中身のないしょーもないツアーだった。
でも彼女は、「わーすげー!」「こんな感じ?」
とか一つ一つ本当に生き生きとリアクションをとった。

小学校からさほど遠くない母校の中学校まで来て、彼女は突拍子も無いことを言い出す。


860:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:11:18.56 ID:WJObiXhX0
彼女「毎日、ここの中学校に通ってたんだね…」
俺「そうなるね。いやーなつかしいww」

彼女は正門からの道を指した。
彼女「で、ここを帰ったと…」
俺「うん、そうだね。」

彼女「わたしたち今から中学生ね、同級生の。ひゃーどうしよう。」
俺「ええー!?」
その日は時間が経つのも早く、時分はそろそろ夕方にさしかかろうと
している頃だった。



871:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:16:32.04 ID:WJObiXhX0
彼女「あ、富澤くんだ…!ねえねえ、良かったら一緒に帰ろ?」
俺「そのノリ続けんのー?」

急にこっ恥ずかしくなった。
彼女はこうなるとひかない。

俺「吹石じゃん…ま、いいよ。帰ろうか?」
彼女「やったー!」

彼女が手を差し出して手をつなぐ。
それまで幾度と手を繋いだことはあったけど、この時ばかりはなんていうか
すごく恥ずかしかった。
ちなみに、自転車は小学校に置いてあった。


873:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:19:28.91 ID:OETuPCP70
心が揺さぶられすぎて
鳥肌たってる。


875: 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 :2012/01/17(火) 01:23:36.50 ID:VDgxQ9Thi
もうだめだ
これ以上読むのが怖い


870:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:16:23.67 ID:t/bOhu8z0
そういえばゲーセンに会う以前の彼女の事は語ってなかったな


876:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:23:49.01 ID:WJObiXhX0
>>870 のちのちふれますね。

普段爛漫な彼女が、この時は中学生になっていたのか、
急に無口になりだすもんだから、俺は焦った。

空も夕焼けに近づいて、俺は手に変な汗をかきそうだった。
俺たちには珍しく、話す言葉が浮かばなかった。

よく分からないけど、なんだかすごく初々しい気持ちになっていた。
彼女がそういう風にしていたからなのか、なんかいつもの調子とは違っていた。

どうせ自転車取りに行かなきゃ行けないから絶対行くのに、彼女は意味ありげに
「ねえ、ちょっと小学校寄り道してこっか。」と言った。


878:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:31:26.04 ID:WJObiXhX0
小学校につくと、彼女は疲れちゃったのか、校舎と校庭をつなぐ階段に腰掛けて
「ふう」と息を大きくはいた。

おれは気になって、「待ってて」と言ってすぐに自販で飲み物を買ってきて
彼女に手渡した。
彼女「ごめんね、いつもいつも迷惑かけちゃって…」
俺「何言ってんのさーwおいしそうに飲んで笑顔を見せてくれたらいいんだよw」
そう言うと、彼女はにっこり笑って、立ち上がった。

校舎の脇の犬走りにあったじょうろを持ちだして、水をくみ始めた。

俺「?何すんのー?」


889:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:39:21.40 ID:WJObiXhX0
彼女は、もう誰もいなくなった校庭に、じょうろで何やら描き始めた。
何をしているんだろう?

「ありがとう」

そこにはこんな文字が浮かび上がった。
俺はハッとした。
急いで彼女のもとに駆け寄った。

そうすると彼女の方から抱きついてきた。
彼女は泣いていた。

彼女「ずっと…これからもずっとずっと…一緒にいてくれますか?」
彼女の言葉が脳内をこだました。


900:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:44:36.71 ID:WJObiXhX0
俺「ずーっと一緒にいるよ。ずっとね。」
俺は深く抱きしめた。
彼女が泣き止むまで、頭をを撫でながら、
彼女は泣きながらも「うぇ…わんわん…」とおどけて見せた。

俺は、心が傷んだ。
俺はこの子にこれから何をしてやれるんだろう?
一緒にいて、共に歩く、それしかないと分かりながら。

彼女は半泣きのまま、背負っていた小さなリュックから、何やら取り出そうとした。


903:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:45:10.03 ID:lA2XLBU50
二人が今も幸せであって欲しいね


905:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:45:24.82 ID:lUkJbhw50
うわぁ…昔を思い出しちまった


920:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 03:45:33.06 ID:u+UbXpU4i
親父がイケメンすぎてまじ泣けるわ、、、



次スレ



2:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:32:48.20 ID:MpfiBbCF0
待っていたぞ


6:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:47:55.04 ID:8m4VsF/T0
良スレだわ


11:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:49:30.12 ID:WJObiXhX0
こちらに移行しました。
では、これからまた続きを書いていきたいと思います。


12:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:50:25.45 ID:XZeO/dDc0
>>11
マイペースで頑張ってくれ


14:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:51:11.43 ID:uqasE5sB0
>>11
続きおねがいじまず


17:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:52:45.60 ID:fo1rgzew0
>>11
ゆっくりでいいぞ
待機してる


25: 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 :2012/01/17(火) 01:58:32.38 ID:ZmFvwrP20
>>11
がんばれ!応援してるぞ!


16:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:52:02.15 ID:a6BuqavL0
待ってました
続き読まないとぐっすり寝れん


18:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:54:01.76 ID:lsvApHaj0
話終わって欲しくない…
2人に永遠の幸せを!


24:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:58:25.96 ID:WJObiXhX0
彼女は、リュックから色紙をとりだした。

そこには、俺があげたCOACHのデザインのネックレスをして笑っている女の子が描かれていた。
そしてわきに、「富澤へ。いつもいつもありがとう。」という文字と日付が書かれていた。

彼女「それね、私が考えたオリジナルキャラなんだ。
ネックレス、すごい嬉しかったから。お礼にね、描いたの。ありがとう。」

そういって涙目で笑って俺に色紙を渡した。
朝、机で何かしていたのはそういうことだったのか。

俺は、本当に嬉しかった。
今までもらった中で、これほど嬉しいものはないと言っても過言ではないくらいだった。


27: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2012/01/17(火) 02:00:44.46 ID:qJKMBtVGi
20後半だけど、青春思い出したよ>>1よありがとう


28:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 02:01:16.79 ID:u/u4AiB3O
本当に、比喩とかでは無く、涙で画面が見えない


33:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 02:12:45.54 ID:WJObiXhX0
俺は、涙をこらえて、「ありがとう」と言った。
渾身の、心からのありがとうだった。
その絵は暖かくて、彼女自身のようにも思えた。

彼女の頭を撫でると、彼女は楽しそうに「わんわん!」と言った。
なんだかそれがとってもおかしくて、さっきまで泣いていたのに
二人して大笑いした。

もう楽しくなって、叫びながら校庭を二人で走りまわった。


36:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 02:21:01.92 ID:WJObiXhX0
もう辺りもすっかり夕焼けになっていて、徐々に暗くなりだしていた。

帰り道は上り坂だったので、俺が自転車をひいて、二人で歩いて帰った。
一番星が見え出していた。
彼女は「一番星!」と言うと、また歌い出した。

「さようならーあえなくなーるけどーさみしくなーんかーないよー!」
帰り道は、二人で大合唱だった。
夕闇、宵の口はテンションが高揚する。

「ほーしーになれたらいいなー!」
歌い合うと、あまりのひどさに二人で爆笑した。


54:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 02:40:24.18 ID:WJObiXhX0
彼女の魅力と言ったら、俺の知らないことをいっぱい知ってて、
俺にできないことがいっぱいできて、一緒にいるとどんなものを見せてくれるか分からない
そういうところにあった。

この帰り道でも俺の前で急にタップダンスを披露して
「こういうステップがあってねー」と突然言い出したり、
空のグラデーションを見ては、こういう色合いの空を油絵で表現するときは
まずどんな色をおいてー、と色々嬉しそうに語ってくれた。

そのすべてを面白く感じさせてしまうのも、本当に彼女だからこそだった。


56:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 02:54:43.70 ID:WJObiXhX0
いつも早くのぼりきりたい坂道が、彼女といると永遠に続けとさえ思った。
振り返ると、空はとっぷり暮れていて、月があった。
彼女は「三日月さんが逆さになってしまった!」と叫んだ。

俺「今日も、楽しかったねー」
彼女「うん、昨日もだけど、すっごいすっごい楽しいよ。」

そういって道を進んで行って、とうとう我が家に着く。
これで、今日も終わってしまう。
楽しい時間なんて、すぐに終わってしまう。


58:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 03:00:29.04 ID:WJObiXhX0
それでは、一旦今日はこのへんで終わりにしようと思います。

明日というか今日は、割と手が空いているのでもしかしたら昼くらいから
更新する可能性も無きにしもあらずですが、とりあえずまた明日の夜に
続きを書きます。みなさんお付き合いありがとうございました。


59:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 03:00:41.26 ID:eZ6rxI3r0
追いついちゃった…>>1さん無理せずマイペースで

いろんな事頑張ろうって改めて思った
ありがとう


61:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 03:03:41.32 ID:T3aYag/70
おやすみ、乙!


63:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 03:04:13.27 ID:Y4SZJlEjO
今追い付いた
乙です
ゆっくり休んで!


65:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 03:05:11.15 ID:ZidIUfAgi
お疲れ様です
楽しみにしてるので、マイペースでいいので続けてください

ゆっくり休んでくださいね
おやすみなさい


75:名も無き被検体774号:2012/01/17(火) 03:29:25.55 ID:ZEU83Q0j0
>>1
今日もありがとう。
おつかれさま


78:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 03:38:11.58 ID:sP+Uv9St0



79:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 03:38:43.77 ID:RkyJBqWP0
本当に涙が止まらない….


166:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 18:01:45.64 ID:WJObiXhX0
みんな待たせてごめんなさい。
おまたせ致しました。
そして、彼女が歌っていた歌の歌詞を書いてくれた人ありがとう。
なんだか嬉しくなりました。

なんだか凄いことになってきましたね…
ゆっくりで申し訳ないけど、続きを書いていきます。


168:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 18:02:55.00 ID:hjwKO1p70
>>166
おかえり!ゆっくりでいいよ!


167:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 18:02:46.22 ID:LBKvJOLEi
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!!


173:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 18:05:44.14 ID:sBTcTbu30
さぁ…泣かせておくれ……


174:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 18:05:54.51 ID:UWVNjAAO0
>>1
おかえり!!
wktk


175:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 18:06:17.69 ID:+3epNjof0
いつでも来い!!!(;;)


176:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 18:06:32.61 ID:XYKGWEChi
生きようと思うスレだなー


177:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 18:07:11.73 ID:PiyobGiM0
ゆっくりではよ!はよっ!


180:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 18:09:45.69 ID:Yec/Xh0E0
おまいら鎮まれwww


183:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 18:17:35.11 ID:WJObiXhX0
家に着くと、昨日とは変わって母さん一人が
夕飯の支度をしていた。

俺「ただいま」
彼女「お邪魔します」
母「はいおかえりー」

歌いすぎた俺たちは些か声が枯れ気味だった。

妹は、俺たちが帰ってくるなり部屋からとびだしてきた。


187:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 18:24:19.73 ID:WJObiXhX0
妹「お二方帰ってまいりましたか!アツアツなことで!」
彼女「ただいま帰りました!留守のあいだ異常はなかったか?」
妹「異常なしですww」

この二人、もうすっかり気が合うようだった。

すると妹は「見せたいもんがあるんです」と彼女だけを部屋に連れてった。
俺はなんのことか察しがついた。
妹は服飾の専門でよく自作で衣装を作ってたから、それを見せたいんだろう。
俺に見せたって仕方ないし、同年代の女の子に見てほしいんだろう。


193:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 18:31:15.58 ID:WJObiXhX0
夕飯の時、彼女は興奮していた。
彼女「妹さんすごいですね!可愛い衣装たくさん作ってて…
わたしは服飾は専攻してないけどとても感激でした!」
妹は終始ドヤ顔だった。

妹と彼女は本当に気が合うようで、それだけで彼女を実家に連れてきて良かったなあって思えた。
母さんは母さんで、
「うちの子になっちゃいなよ、娘増えたほうが嬉しいわぁ、富澤とチェンジで」
とか言い出すし、まあ男俺一人だから大変だったけど、それはそれで楽しかった。


197:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 18:40:56.79 ID:WJObiXhX0
晩御飯も一段落して部屋に戻ると、彼女は俺に聞いてきた。

彼女「今日は富澤の育った場所見れて楽しかったなぁ」
俺「いいとこだったでしょー」

彼女「ねえねえ、わたしが育った場所も見てみたい?」

それは意外な一言だった。今まで決して過去を語ろうとしなかった彼女だから、
俺はゲーセンで会う以前のことはあまり聞こうともしていなかった。

俺「正直、すごく見に行きたい。」
彼女「じゃ、さ。明日は朝早く向こう戻って、色々巡ってみよう。
行ったり来たりの渡り鳥だね~!」
彼女は手を広げて羽ばたくような仕草をしてみせる。

そういうことになった。
さすがに強行日程すぎないか?と思いつつ俺は彼女に早く寝て休むように促した。


205:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 18:52:07.78 ID:WJObiXhX0
俺たちは無駄に早起きした。
日曜だったので母さんも妹もまだ起きてはいなかった。

すると彼女は、「アイアンシェフの出番だー!」などと言い出し、
俺は「きたれ、アイアンシェフ!」というコントを朝からやらされた。

彼女はふざけながらも朝ごはんを作る、といって張り切り、
二人で一緒に朝ごはんを作った。
ベーコンを焼いてスクランブルエッグを作って、
野菜を切るくらいのことだったが、俺は楽しくて仕方なかった。


208:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 18:58:23.93 ID:WJObiXhX0
一緒に住んでいたり、夫婦の人は、ずっとこういう日が続くのか
いいなぁ、と俺は思っていた。

二人でバカ笑いしながら騒がしくご飯を作っていたから、
妹も母さんも起きてきた。
今日は俺たち二人で作る、と言い張って
妹はテレビの前、母さんは洗濯を始めた。

ああ、普通の生活だなってしみじみ思った。


211:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:12:37.51 ID:WJObiXhX0
朝ごはんを食べながら俺は不肖にも
「これは彼女の手料理…」と思いながら食べていた。

朝ごはんを食べたらすぐ家を出る旨を母さんと妹に伝えると
「さみしいねー」「もっといればいいじゃないー」と言われた。
そうしたいのは山々だよ、と俺は悔しかった。
もっと時間があればもっとゆっくりしていた。

この時ばかりは彼女と俺もただただ顔を見合わせるしかなかった。


215:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:19:26.60 ID:WJObiXhX0
荷物をまとめて、家を出る。

妹が車を出してくれた。
車に乗って、坂をくだる。妹が、「また来てくださいねー」と言うと
彼女がぼそっと「また来れるかな…」
と言ったのが心を突いた。
何もかも、次があるのか分からない。

彼女自身も、その不安と悔しさと戦っていたのかもしれない。


216:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 19:27:21.15 ID:QFz9wBNO0
>>215
彼女の一言に
胸がむ…


218:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 19:29:48.14 ID:S1nbuM2Ki
ご都合主義でいいからハッピーエンドで終わって欲しい


220:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 19:31:34.93 ID:Yec/Xh0E0
重いなあ…ズンッとくる


221:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:32:21.84 ID:WJObiXhX0
また、特急列車に乗る。2時間ほどの旅。
そこから在来線で1時間ほど。
それほど長い旅ではないのだが、特急を降りた辺りで彼女の様子がおかしかったことには気付いた。
口数が減っていたのだ。
彼女は、自分から弱音を言うことは無い人だから、俺は嫌な予感がしていた。

在来線になると人が多くて座れなくなる。
俺は、途中駅で彼女を下ろした。彼女は「なんで?」という顔をしていたが、
とりあえずベンチに座らせた。

俺「ねえ、大丈夫?様子が変だよ。無理してない?」


224:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:37:56.84 ID:WJObiXhX0
彼女「どうして?平気だよ?」
俺「いい?一番大切なのは何よりも体なんだよ?少しでも何かあったら言って」

彼女は悔しそうに言った。
彼女「あのね…少しだけ吐き気がするの…でも本当に少し。
でも言ったら絶対心配かけちゃうと思って…」

俺はやられた、と思った。大袈裟かもしれないが一気に血の気の引いた俺は、
「歩ける?」と聞きつつも彼女を揺らさないように強引におんぶして、改札をぬけた。

彼女は必死で「大丈夫だよ!電車に乗ろ!」と言っていたが、
俺は電車は座れないし人も多いからもうダメだ、と思っていた


225:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:43:01.93 ID:WJObiXhX0
彼女を傷つけたらだめ、少しでも無理させたらダメ、そう決めていた俺は必死だった。
もし何かあったら全てオレのせいだ、そう思っていた。

駅を降りて、必死でタクシーを止める。
さすがの彼女も諦めて、
「ごめんね…ごめんね…」と繰り返していた。

俺は必死だった。
俺「急いで、〇〇方面に向かってください!」彼女の自宅だった。


227:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 19:48:12.96 ID:x28GwwOWO
>>225
GJ過ぎる


226:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 19:46:20.63 ID:+3epNjof0
やっぱ>>1はイケメソだよな。


228:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:48:38.09 ID:WJObiXhX0
この時、タクシーの運転手がすごく良い人だったのが印象的だった。
彼女のことを車酔いか酒酔いをした人だと思っていたのか、
水飲む?といってペットボトルくれたり、
近道しますよ、といって渋滞の抜け道をしてくれたり。

初老の白髪のじいちゃんだったのだが、動転して入ってきた俺をなだめ、
落ち着かせてくれた。終始Jリーグの話をしていて、お若い方だった。

彼女はタクシーの中で涙目だった。俺はずっと肩を抱いていた。
窓を開けて車で走っているウチに、彼女の口数も増えてきて俺は安心していた。


229:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 19:49:43.13 ID:+3epNjof0
wktk


232:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:58:35.96 ID:WJObiXhX0
彼女の家につく頃には、彼女にはだいぶ笑顔がもどってきていた。
俺は胸をなでおろした。

彼女はフラフラ歩き出した。
俺「こら、そんなに焦って歩いちゃダメだよ」
彼女「ここが、我が家です!でもどうせ呼ぶつもりだったから」
と笑って玄関先に立ってみせた。

俺は彼女の父さんと母さんに事情を話した。逐一電話報告もしていたが、
叱られることも重々覚悟の上だった。
しかし、ここまで一緒に来てくれてありがとう、と言われた。
とても、申し訳ないことをしてしまった気持ちになった。


234:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 20:06:36.62 ID:WJObiXhX0
大事をとって、彼女は少し横になって休ませることにした。
「富澤とわたしの母校に行くのー!」と言ってきかなかったが、
一番大事なのは体調だ。決まってる。
みんなで説得して、なんとか彼女を寝かせた。
そのかわりに俺は彼女が目覚めるまで家にいて欲しいと言われ、家にいることになった。

しばらく彼女が部屋で寝ているのを見守っていたが、居間におりて
彼女のお父さんとお母さんと話した。


239:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 20:15:22.69 ID:WJObiXhX0
空気は重かった。あまり話すことも見当たらないんだ…
とりあえず俺は、今日はすいません、と真剣に謝った。

母「気にしないでね。」
父「君はいつもいつも、娘の病室にやってきてくれるね。
君が来てくれるから、あの子はいつも本当に楽しくやっていられる。
謝りたいのは、ろくに何もできないこっちだよ。」

俺は、黙っていた。何を言っていいかまったく思いつかなかった。

母「あの子、本当にいつもいつも富澤君のこと話してくれるのよ。
富澤くん、私にもよくマメに連絡くれるでしょ。本当にありがとうね」

真面目な話はこれくらいだった。そのあとは、それを忘れたいかのように
テレビを見ながら、他愛もない世間話をしていたと思う。


245:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 20:27:22.80 ID:WJObiXhX0
しばらくすると彼女が起きてきて、
俺を部屋に手招きした。
「もう、すっかり良くなったから。部屋で話そ」と言われた。

彼女「今日はごめんね…。行きたいところたくさんあったのに…」
俺「それは仕方ないよ。でも吹石がなんともなくて本当に良かった。
それだけで俺は嬉しいよ。
辛い時は、辛いって言わなきゃだめだからね?」


249:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 20:36:21.51 ID:WJObiXhX0
そうすると彼女は揚々と歌い出した。
「愛とはあなたのためだととかいったらー!うたがわれるけどー
がんばっちゃうもんねー!!」
そう歌ってにっこり笑った。それはイエモンのlove love showだった。

俺「頑張っちゃうんだw」
彼女「うん、頑張る。」
彼女「だからさ、今日は聞いて欲しいんだ。」


255:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 20:45:27.80 ID:WJObiXhX0
彼女「今日はわたしの育った場所まわれなかったから、
私の昔話をしますーぱちぱち」
俺「きかせてもらおうじゃないか」俺も若干の悪ノリをしていた。

彼女「結論から言ってわたし中学行けてないです」
そう言って彼女は苦笑いをこぼした。
俺は驚いたけど、「なにかあったんだ?」と優しく尋ねた。


258:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 20:46:33.29 ID:+3epNjof0
>>255
えっ病気・・・?


261:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 20:52:49.72 ID:WJObiXhX0
俺は、彼女の話に耳を傾けることにした。

彼女「わたし、中学の時体弱かったんだーだからね、しょっちゅう
学校休んでたんだー。」
彼女「本当にね、すぐ体壊しちゃうから。でもさ、あまりに頻繁に
学校休んでるうちに、ういちゃってさー」
彼女は笑いながら話しているけど、辛そうだった。


263:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 20:58:03.04 ID:WJObiXhX0
彼女「学校行くとさー。誰もまわりにいなくなってて…
昼ぐらいから行くと、給食泥棒とか言われちゃってさw」

俺は黙って彼女の目を見続けた。

彼女「いじめられてたとか、あんまり言いたくないんだけどさ。
ある日行ったらわたしの机ごとなくなってたんだー。
それで、あれ?学校くるんだ?とか言わちゃって。」

彼女「それから中学には行けなくなっちゃった。」


269:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 21:04:02.79 ID:WJObiXhX0
彼女「その頃なんだなー。友達もいなくてさー。
お兄と一緒にゲーセン行くのだけが本当に楽しかったよ。
アケゲーの人とのつながりとか、楽しさの共有とか、わたしは肌で感じた。」

俺はぐっと涙をこらえていた。

彼女「そこでね、本当に色んな人に会えたんだよ。」
彼女「わたしね、高校からは私立に行ったんだけど」

彼女「てて子、覚えてる?あの子とも本当に偶然ゲーセンで会ったの」


270:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 21:08:02.35 ID:tpYKPcVN0
頑張れ


271:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 21:13:30.08 ID:WJObiXhX0
彼女「中学の時ゲーセンで出くわしてね、当時って、まだそんなに若い
女の子とかゲーセンにほとんどいなかったの。
だからお互いに気になって話したら意気投合して」

俺は話しいることが信じられなかった。彼女にとってゲーセンという存在が
ここまで大きいなんて、にわかには信じられなかった。

彼女「そしたらてて子は中高一貫の私立に通ってる子で、
少し遠いけど私はその高校に行こうって決心した。」


272:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 21:14:29.10 ID:9+mZc5QFO
せつないのう


273:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 21:17:20.83 ID:WJObiXhX0
彼女「当時はね、うちの近くにもゲーセンがあったんだ。
っていうか、今よりずっとずっとあった。今は少なくなったよ。」
彼女「わたしはそこが好きだった。店長さんも優しくて、常連さんもたくさんいた。
たまにヤンキーとかもいたけど、大して気にならなかった。
てて子もね、うちの近くに住んでたんだ。」

俺「今、そのゲーセンは…?」
彼女「ないよ。潰れちゃった。」
彼女は苦笑いした。


301:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 22:23:11.30 ID:WJObiXhX0
彼女「それからは、高校は女子高だったけどとても楽しかったよ。」
彼女「いつもわたしがばかなこと言ってたけどw」

彼女の持ち前の明るさやアホなところはそこに由来するのかなあと思った。

彼女「だからね、わたしこんなにゲーセンが好きなんだー。
なんて言ったらいいか分からないけど。」

彼女は笑いながら話す。
今まで彼女がどうしてここまでゲーセンに入れ込むのか不思議に思うこともあった。
それが解けた気がした。


305:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 22:30:08.67 ID:WJObiXhX0
彼女「わたしね、ゲーセンがあったから楽しい高校に行って過ごすことができたし、
夢を持つことが出来て、美大に進学したんだよ。大袈裟かな?w」

俺「そんなことないよ。すごいと思う。ゲーセンっていいとこだしねぇ。」

彼女「富澤もいたしなあw」
彼女は凄く照れくさそうに、ぽろっとそんなことをこぼした。


306:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 22:30:57.33 ID:PzbDXNom0
あああああああああああああああああああああ
胸がきゅんきゅんするぜえええええええええええ


307:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 22:31:55.89 ID:0S8eC5BA0
ゲーセンにもドラマやロマンがあるんだな


310:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 22:37:22.85 ID:WJObiXhX0
彼女は夢を語りだした。

彼女「ゲーセン減らないでほしい。どんどん減ってる。
わたし、いろんな人が楽しめるアーケードゲームを作るのが夢だった。」

それを語る彼女は、いつにも増して真剣そのものだった。
凛とした視線で、かっこいいとさえ思った。

彼女「ゲーセンでしか味わえないドキドキがあるんだよ。
富澤はどんな時にそう思う?」「わたしはね」

彼女はまっすぐだった。まっすぐすぎて、胸が痛くなるくらいだった。
普段アホなことをけっこう言うくせに、まっすぐで、ひたむきで…
夢を語る彼女に憧れた。


314:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 22:44:27.09 ID:WJObiXhX0
俺は最初こそ笑って聞いていたが、
だんだんくったく無く夢を語る彼女を見ているのが辛くなった。

夢があって、それを追いかけてるってだけで人は眩しく見える。
でも、彼女が置かれている状況を思い出すと、俺はもうダメだった。

俺は夢を語る彼女の前で泣いてしまった。
「すごい…すごいよ…」と言ってボロボロ泣いてしまった。
彼女の前で、泣いてしまった。

彼女「ありゃりゃ、わたしそんな泣くほど感動するほど凄いこと言ったか…?」
と彼女は動揺した。

俺「絶対叶えようね、その夢…」って言いながら俺は泣いてた。
そうすると彼女もぼろぼろ泣き出して、
二人してわんわん泣いてしまった。


316:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 22:46:13.05 ID:PzbDXNom0
全俺が泣いた


318:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 22:47:57.76 ID:tjSVWJwaO
うらやませつない (ノ_・。)


319:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 22:48:02.20 ID:sBTcTbu30
あ、マジで涙出てきた


320:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 22:49:05.54 ID:DJrGJDj00
やべ泣けてきた・・・


338:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 23:05:36.01 ID:WJObiXhX0
泣きながら抱き合った。
この時ばかりは俺も運命という言葉を信じた。
あの日、たまたまゲーセンに行って、偶然彼女を見つけて、
柄にも無く、自分から話しかけた。
あの日、まっすぐ家に帰っていたらどうなっていた?

俺はこの時彼女を一生守ろうと心に決めた。
これからどんなことが待っていようと、決心した。
それと同時に俺の中で、彼女にしてあげたいことが一つ増えた。


344:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 23:12:03.29 ID:WJObiXhX0
俺はその日は彼女が切望するので、彼女宅に泊まることにした。

彼女のお父さんと一杯やった。
彼女がビールをついでくれて、なんだか新婚にでもなった気分だった。

そのあと、なんとなく居間のソファで寝ることにした。
彼女といられる日常の時間が、少しでも多く続いて欲しかった。


354:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 23:30:40.89 ID:WJObiXhX0
その次の日も、結局俺は彼女宅にいることになったんだけど、
彼女はお父さんとお母さんと買い物に行くようで、
ついていったけど俺はなるべく家族水入らずを邪魔しないように徹していた。

荷物持ちとかしつつ、会話を聞く役目に徹していた。
俺はもう、十分彼女との日常を満喫した。
お父さんとお母さんだって、娘と過ごしたいに決まってる。

俺は流石に、空気を読んで最終日までいるのは避けた。
4日目の夜に、家に帰ることにした。
彼女とお母さんが作ってくれた晩御飯を食べて、俺は彼女宅を出ることにした。


361:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 23:38:19.80 ID:WJObiXhX0
彼女は、5日目の夜に病院に帰るという。
俺は、その次の朝に会いに行く約束をした。

俺「じゃあ、家族団らんを楽しんでね。」
彼女「もっといてもいいのに。」
俺「いや、明日で最後だし、お父さんとお母さんも俺がいたら色々やりづらいこともあるでしょ。」
彼女「次に会うのは、また病室だね。」
俺は黙った。
彼女「絶対、会いに来てね。待ってるから。」


364:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 23:41:34.98 ID:xIn/gNxP0
>>361
これから彼女にとっても家族にとっても過酷な日々が始まるな
抗がん剤治療という
あぁ…


369:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 23:47:25.65 ID:WJObiXhX0
彼女とずっと一緒にいて、離れると、とんでもないほどの虚無感に襲われた。
あれ、俺の日常って、こんなに何もなかったか?
と思うほどに電車の中でも、家に帰ってからも無気力になり、何もかも手につかなくなった。

無理もなかった。今まで不可能だった、彼女と普通の日常を送る、
ということが俺にとって楽しすぎて、本当に心地良かったからだ。

色々思い描いた。彼女が完治して、もう一度普通の生活をして、
一生、平凡に暮らしていくのを想像した。


373:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 23:54:04.19 ID:WJObiXhX0
彼女が病院に戻った朝、俺は一目散に駆けつけた。
早く、会いたかった。
俺は花を持っていった。
彼女の好きなトルコキキョウ。

病院にもどってすぐ花ってのもどうかと思ったが、少しでも彼女の気が紛れるなら、と思った。
病室に着くと、彼女に「ようこそ」と言われた。

彼女「なんでだろう、やっぱり変に落ち着くねw」
また、籠の中に戻されてしまったような気しか、俺にはしなかった。


378:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 23:59:06.36 ID:WJObiXhX0
それからの日々は割と穏やかに進んでいったと思う。
でも、俺は残された時間が迫ってきているのを感じていた。
病室で彼女に会えない時間が、苦しくて仕方なくなってた。

頻繁に病院に泊まるようになった。
いつのまにか、大学はまったく行かなくなっていた。


383:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:04:20.45 ID:qvl4xiwbi
>>378
大学は行けwww










いや、お前は病院に行け
あの親父なら分かってくれる


379:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:00:02.19 ID:PzbDXNom0
もうだめだ・・・・・・・・・・・
もう・・・・画面がみえねぇ


385: 忍法帖【Lv=14,xxxPT】 :2012/01/18(水) 00:05:45.65 ID:oPbRAh/5i
久々に泣けた


386:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 00:06:39.84 ID:VEa4UjXG0
彼女が病院にもどってからしばらくすると、俺の誕生日が近づいていた。
そして、その約一ヶ月後に、彼女の誕生日だった。

俺は自分の誕生日の日にも、いつもと変わらず病室に向かった。
彼女にはちょろっと教えていたが、前日にも何も言われなかったし、
きっと忘れているだろうな、と思ってた。

病室に着くと、彼女がニヤニヤしていた。
その日はいつもよりだいぶ元気そうで、俺は驚いた。


392:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 00:18:30.58 ID:VEa4UjXG0
彼女のお母さんが冷蔵庫からケーキの箱を取り出して、
小さなショートケーキを3つ取り出す。彼女は「おめでとう!」と言った。

俺が「ありがとうー」とビックリして言うと彼女はそのまま歌い出した。

「きょうはとくべつなよるさー!すてきなーゆめをみれたらなー!」
それはフジファブリックのbirthdayだった。
歌ってこちらを見て笑った。
ありがとう、と言って頭を撫でると、彼女は「わんわん」と小さく言った。
お母さんがいるから恥ずかしかったのだろうか。


394:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:21:43.24 ID:TLYSEojTO
彼女、眩しいな。
話を読んだだけで太陽の様な姿が目に浮かぶようだ。


395:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:24:53.92 ID:9c4eEsQt0
すごいドキドキしてきた


396:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:25:20.45 ID:nDUTjXmqO
最初から読んでてずっと思ってた


「わんわん」可愛いすぎるだろ


404:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 00:37:36.43 ID:VEa4UjXG0
俺は、彼女と会ってから少しでも彼女の片鱗を感じたくて、
彼女が良いと言った音楽や本は、家にいる時に狂ったようにチェックしていたから、
その曲もフジのそれだと、すぐ気付いた。

彼女「プレゼントがあるのです」
そう言って彼女は俺にマフラーを渡した。
彼女「それ、わたしの使ってたマフラーなんだ。これから寒くなるでしょ?
ここに来てもらうのに、風邪ひいたりとか心配だし…」
俺「うわーありがとう!」

彼女「あとね…」
お母さんが何やら包みから取り出す。それは格ゲーのアケコンだった。
彼女「これでもっと練習してねw」
俺は思わず吹き出してしまった。


406:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 00:42:51.04 ID:VEa4UjXG0
素敵な誕生日だった。
病院にいながら、病気と闘いながら、どれだけ俺のことを思ってくれていたんだろう。
彼女の笑顔を見ながら、俺は決心した。

その日の後、俺は彼女が元気な日にそっけなく聞いた。
「やっぱり、ウェディングドレスとかって、女の子は憧れるの?」
彼女「それは憧れるよー!真っ白だしね。なんで?着せてくれるの?w」
俺「いや…wなんとなく聞いただけ」


407:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:47:03.28 ID:GiMQqHjD0
>>406
着せてあげて欲しい!!


409:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 00:48:20.01 ID:VEa4UjXG0
彼女の誕生日まで、あと少しだった。
俺は、すぐさま実家に帰って妹に相談した。

ウェディングドレスのような衣装が作りたい、と妹に相談した。
妹は不審そうにしていた。
けど、ワケを話せることもなく、大学のサークルで必要なんだとかそれっぽい
理由をつけて、どうにかこうにか生地選びや作り方まで、一から聞いた。

何かできるなら、もう今しかない、そう思って必死になっていた。
悠長なことは言っていられなかった。本当に必死だった。


411:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:50:56.63 ID:wBa3Kpcn0
間に合ってくれ


413:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:53:54.24 ID:FvJaK9/di
映画化決定だな


414:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:54:27.98 ID:ZbrbZjlai
>>1
カッコよ過ぎだろ~


415:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 00:57:31.96 ID:VEa4UjXG0
結果、不器用な俺には歯が立たず、かなり妹の力を借りて、
純白なドレスを作ったのだった。

それでも俺は妹と一緒に生地を買いに行ったり、生地を切ったり、
一緒にどういうデザインにしたいか草案を考えた。
二週間くらい、作るのに時間がかかってしまった。
俺はその間も、実家と彼女の病院を行き来したりしていた。

その出来は、決していいものではなかった。でも、白いドレスの形にはなっていた。
ウェディングドレスと言えば、そう見えないこともない。
手伝ってくれた妹には、本当に頭があがらない。

俺はこれを着た彼女の姿を想像して、ついつい口がにやけてしまった。


416:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:58:00.06 ID:UZ1GF9qB0
もちろん間に合うんだよな?









だよな?


417:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:00:16.16 ID:eYGtQhNc0
>>1かっこいい


418:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 01:06:22.50 ID:VEa4UjXG0
ドレスが出来上がったのは、彼女の誕生日の二日前の事だった。
ドレス作りは間に合った。
完成したときは嬉しくて本当に泣きそうになった。

俺は、それを宅配便で送るつもりでいたが、もう時間も迫っていたので
大きな紙袋にいれて、自力で、向こうの自分の家まで持っていくことにした。
このときは本当に寝不足続きで、目薬とフリスクが手放せなかった。


420:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 01:10:37.72 ID:VEa4UjXG0
彼女の誕生日の日がやってきた。
まず、彼女の調子がよければいいが。行っても寝ている時が増えていたのだ。

そして俺は重大なことに気づく。
「俺、自分のタキシードとかねえじゃん…」
俺は仕方なく、スーツで行くことにした。ちょっと洒落たネクタイをすればいいだろう。

俺は、紙袋にドレスと想いを込めて、家を飛び出した。
そして、この日は俺にとって忘れられない日となる。


421:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:11:08.88 ID:fmBwI2Gs0
まさか・・・

いやまだだよな?


422:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:11:29.83 ID:7Rw3FX/J0
なんか胸騒ぎが・・・こわい・・・


423:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:11:41.27 ID:Ha9LZt050
良い意味で…だよな…?


424:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:11:51.89 ID:5ggZrC0P0
なんかやな感じがするのは何故だ


428: 忍法帖【Lv=14,xxxPT】 :2012/01/18(水) 01:13:42.48 ID:oPbRAh/5i
気になって眠れない


430:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:13:51.57 ID:MnJM/s69O
良い意味であって欲しい……


431:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:14:07.38 ID:rzoqNA0iO
ちょ
このタイミングで寝れねぇぇぇ


432:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:14:13.25 ID:wBa3Kpcn0
ざわ・・・ざわ・・・


436:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 01:15:59.80 ID:VEa4UjXG0
俺は途中でいい感じの花束を買っていった。
ブーケのつもりだった。
気分は新郎。楽しい気分で一杯だった。

病室に着く。彼女は、起きていた!
俺は心のなかで「やった」と思うと、彼女に向かって
「誕生日おめでとう!!」と言って花束を渡した。

彼女は一度「わっ」と言うと笑顔で
「嬉しいー!ありがとう~!」と言った。


437:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:16:14.25 ID:vOnMAmMj0
奇跡を信じる


438:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:17:00.79 ID:FO9QRbW/0
頼むぞ、信じてるからな


439:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:17:41.62 ID:PyqpFDjX0
奇跡よおこれ


442:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:18:31.69 ID:9f/ojy+l0
まじ頼む


449:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 01:21:20.94 ID:VEa4UjXG0
笑顔が返ってくるのが嬉しくて、嬉しくて、もう仕方なかった。

彼女「スーツなんて気合い入ってるねーw」
俺「ちっちっちっ。今日はこれだけじゃないんですよ」
正直緊張で胸がやばかった。

俺は紙袋から、想いを詰めたドレスを取り出す。
「じゃーん!」
彼女「え!え!何これ!!ウェディングドレス!?」

彼女は途端に興奮して目をキラキラと輝かせた。


465:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 01:28:05.88 ID:VEa4UjXG0
彼女「え、え、え、どうしたのこれ!?」
俺「俺が作ったんだーw」
俺は照れながら、誇らしげに答えた。

俺「着てみる?」
彼女「うんうん、着る着る!!」

少し、大変だった。お母さんとか看護婦さんを呼んで、
どうにか彼女が着替えられる体勢にした。

その後、
彼女「着替えるから待っててね。」
といわれてカーテンが閉じられた。新婦のお色直しを待つ、新郎のような気分だった。


469:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:29:38.33 ID:+LGyCUrG0
>>465
二人だけの結婚式?
。。。ごめん、言葉にしたらすごく切ないな


471:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:30:39.44 ID:nhTDgWxt0
やっと追いついた…
既に涙が止まらないよ……


475:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:37:00.84 ID:UdSexZFQ0
ほんとハッピーエンドであってほしい。


476:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 01:37:41.97 ID:VEa4UjXG0
彼女「できたよー!」

カーテンが開いたその向こうには、
俺の作ったちょっぴり不格好な純白のドレスを着て、はにかむ彼女がいた。

「似合ってるでしょー?」
と彼女は笑いながら俺に尋ねた。

俺は、この日見たこの光景を一生忘れることはない。
彼女は、ただただ、綺麗だった。
嫌なことも辛いことも、何もかもがふっとんだ。


490:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 01:49:53.79 ID:VEa4UjXG0
俺は彼女の手をとった。
そうすると、彼女は歌い出した。
「ばたふらいーきょうはーいままーでーの」
「どんなーときよーりすばらしいー!」

木村カエラのbutterflyだった。その歌は、彼女が歌い出すと
近くにいた看護婦さんまで歌い出した。
4人部屋だったんだけど、病室の人たちは笑って手拍子をしていた。

俺は彼女に向かって言った。
俺「一生にそばにいるね。」
彼女は「わたしも。」と小さく頷いた。


495:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 01:55:20.94 ID:VEa4UjXG0
そういう流れだったのか、恥ずかしくて仕方なかったけど、
俺たちはお母さんやら患者さん、看護婦さんたちの前で
小さくキスをした。唇が触れ合うくらいの、優しいものだった。
そして何より、これが彼女との初めてのキスだった。

自然と拍手みたいのが起きてしまって、とても恥ずかしかった。
俺たちはお互いに見あって、笑いあった。
キスしたらそれがおかしくて、ふたりで笑いが止まらなかった。


496:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 01:56:40.40 ID:VEa4UjXG0
まだ起きている人はありがとう。
このペースなら間違いなく今日このまま完結しますので、
お付き合い頂けたら幸いです。


504:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:58:05.03 ID:P23OEvWN0
>>496
ありがとう
このまま見守るノシ


497:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:56:49.68 ID:RoR7iMk30
おう


498:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:57:36.33 ID:uNLlqxAdi
待ってるぞ!!


500:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:57:53.72 ID:mQPGRlAVi
おし起きてるわ
頑張れ


537:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 02:09:18.32 ID:VEa4UjXG0
その日は幸せのど真ん中にいた。
しばらく、スーツとドレスのままで二人で話した。
不思議な気分で、一生このままならいいのに、と願わずにいられなかった。

彼女はすごく喜んでくれた。
「ありがとう、すごく幸せ」と言ってつけている俺のあげたネックレスを握っていた。
「こんな日にはAnthemが似合う」と一人でフジファブリックのそれを口ずさんでいた。

しばらくするとお母さんが来て、
「写真撮るね。」と言って写真を撮った。
「何も言わなくても、幸せそうな顔してるねw」
そう言われたのが印象的だった。


539:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:13:11.19 ID:ceLIC91u0
この状況でbutterflyは反則だろ、涙が止まれねえ



540:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 02:16:15.01 ID:VEa4UjXG0
俺にとって、彼女といられる日はいつも特別だったけど、
この日はそれ以上に特別だった。

楽しくて、時が止まれと思った。

この日が過ぎたあとも、しばらくは穏やかな日が続いた。
俺たちはいつも病室で一緒にいたけど、いてもいても足りないくらいだった。

普通だったら毎日毎日顔合わせてたら少しは退屈になったりするんだろうけど、
俺たちはどんなに話しても笑いが絶えなかった。
どうしてだろう、話しても話しても、もっと一緒にいたい、
そういう想いが募るだけだった。


541:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:16:33.77 ID:PQVzt6CC0
見ているぞ!!!
奇跡よ起こってくれ!!!


549:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 02:27:34.77 ID:VEa4UjXG0
彼女は病室でぼそっと100sのセブンス・ワンダーを歌って見せたことがあった。
彼女「この病院には七不思議があるんだよ。」
俺「へえ~何それ?」

それは彼女が勝手に考えたヘンテコなものだった。
実に下らない内容で、俺は一緒になって笑った。

俺「7つ目は?」
彼女「わたしが入院してることかなー」

俺はそれを言われて言葉を失った。

彼女「はやく、元気になりたいなー」
それが彼女が珍しく弱音を吐いた瞬間だった。
俺「すぐによくなるよ、必ずね。」

俺だって、すごく不安だったけど、信じるしかなかった。


553:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 02:32:38.96 ID:VEa4UjXG0
12月になって、クリスマスが近くなったあたりから、彼女の様子は徐々に変わり始める。
現実が、音を立てて彼女と俺に牙をむき始めた。

彼女は辛そうにしていることが増え、行っても一日話せないことが増えた。
クリスマスイブもクリスマスも行った。
クリスマスは、まだなんとか調子がよくて、少しは話すことができた。

正念場だった。俺はストレス性の胃炎に何回かなった。


554:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:33:12.33 ID:PQVzt6CC0
やめてくれ,,,,,,


556:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:34:07.57 ID:3YzCxcUB0
あうう、神様・・・・・・・・・


558:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:35:09.19 ID:MnJM/s69O
奇跡を、奇跡を…!!


559: 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 :2012/01/18(水) 02:35:29.75 ID:W5VM0uND0
こういう、辛いことや悲しいことが起こる時に命って光り輝くんだなぁ、、、


560:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 02:35:59.08 ID:VEa4UjXG0
年が明けた。
これほど世間の「あけおめ」ムードが恨めしかったことはない。
浮かれている人々が、すごく憎たらしく感じた。

この頃から、俺は彼女の両親とも連絡をより密にとるようにした。
そろそろ、いつ何が起こるか分からない状態、にまで来ていた。

そう、いざそういう状態になってからは、状況はみるみるうちに進展していった。
昨日までの状態が、次の日になれば嘘みたいになっていることも、ありうる。


561:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:36:30.32 ID:jlubkleX0
神様ひでぇよ…(。・ω・。)


563:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:37:34.09 ID:wBa3Kpcn0
すごく胸が痛い・・・・・・


568:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 02:40:33.18 ID:VEa4UjXG0
俺はこの頃から、彼女との話せる時間を本当に、本当に、大切にした。
弱った彼女を見るのは辛かった。けど、優しく、笑顔で、話しかけた。

俺は今までも、楽しかった日のことは決して忘れないように日記にしたためていたが、
この頃から彼女の写真や映像もより積極的に撮るようにしていた。


571:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 02:45:24.83 ID:VEa4UjXG0
刻一刻と、命の火が燃えていく気がした。
俺は、今、自分が何をしているのか分からなくて、
どうしようもなく辛くなるときもあったが、病室に行って彼女の顔を見て
どうにか耐えていた。
彼女の両親との協力は、不可欠だった。

しばらくすると、彼女はとうとう個室に移った。


573:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:45:28.42 ID:3YzCxcUB0
彼女の彼氏が>>1で良かったと心底思うよ。。。


575:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 02:53:12.71 ID:VEa4UjXG0
病室に座る。
俺と、彼女だけ。

俺は優しく語りかける。
「今日は寒いね。」
「最近スパ4強くなったんだ俺ー」
「今度画材屋行こうと思うんだけど、何か欲しい?」
「俺はね、水彩色鉛筆がしたくて…」

返事が返ってこない日のほうが多かった。
たまに、すごくゆっくりだけど、答えてきたり、
自分から話そうとすることもあった。


577:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:56:17.27 ID:W8UbBmSj0
>>575
がんばれ彼女。


576:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:55:09.88 ID:jlubkleX0
辛すぎる…


579:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 02:57:47.25 ID:VEa4UjXG0
彼女の両親と、俺で、彼女を見守る。

彼女は俺に言った。
彼女「富澤…いるの…?」
俺「いるよ!俺はここにいるよ!」

彼女は少し笑みをこぼしてみせた。

彼女「あのね…。少しだけね…言いたいの…。」
俺「ゆっくりでいいんだよ、俺は、ずっと、ずっと、そばにいるんだから。」

彼女「いつもね…一緒に…いてくれた…人…」
俺「うん、うん。」
俺は半泣きだった。
彼女の両親も、泣き出していた。


580:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:58:45.57 ID:PyqpFDjX0
涙が溢れてきた


581:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:59:45.24 ID:/4ekVXGZ0
もはや釣りであって欲しいとすら思うレベル


583:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:01:05.30 ID:szJSk2LX0
うわぁぁぁぁ!!
神様ー!!どうか>>1を幸せにしてー!


599:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 03:11:38.26 ID:VEa4UjXG0
彼女「富澤は…わたしの…大切な人…」
俺「うん、俺も、吹石が大切だよ…」

彼女「わたしが…いなくなっても…富澤はきっと…しあわせに…なってね…」
俺「違うんだよ!!吹石も一緒に幸せになるんだよ、ずっと一緒なんだから!」

彼女は少し笑みを含んで、
彼女「こんなわたしを…大切に想ってくれて…ありがとう…ありがと…」
俺「うん、うん。」

彼女「わたしは…だいじょうぶ…たのしかった…」

彼女はゆっくりだけど、確かに、俺にそう伝えると、
そのあとお母さんやお父さんに懸命に、話していた。
俺は、泣きすぎた。
その日だけで一年分くらいの量の涙を流したかもしれない。


602:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:12:54.18 ID:9c4eEsQt0
切ない・・・


606:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:14:00.21 ID:3YzCxcUB0
怒らないから嘘だと言ってくれ・・・


608:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:14:39.39 ID:p1GDdYAK0
サヨナラのかわりに花束を


614:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:16:14.17 ID:0jioi2tK0
もう涙が・・・


618:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 03:18:01.04 ID:VEa4UjXG0
それから二日後、彼女は俺と両親に見守られながらこの世を去った。
享年24歳。

最後は安らかに、眠りに落ちるようだった。

俺はしばらく式やその他の彼女に関わることの整理で、忙しくなり、気が張った。
目の前で進行していく数々の出来事が、俺の脳をただただ通過していくだけだった。


633:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:20:13.97 ID:MnJM/s69O
>>618
嘘だと言ってくれ……


624:角笛吹き ◆D3wTy8Z7ck :2012/01/18(水) 03:19:12.47 ID:O7bS0mc20
あぁ…


625:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:19:18.24 ID:/1cDilIN0
そうか…


626:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:19:20.94 ID:8nddEFZl0
呆然としちゃうよな、そういう時って


634:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:20:15.22 ID:9f/ojy+l0
若すぎるだろ・・・


638:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:20:52.91 ID:p1GDdYAK0
もうやだ、こんな話やだ、耐えられん


639:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:21:02.65 ID:vzGjKqEU0
うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ


640:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:21:10.12 ID:obXvQdZQ0
釣りだと言ってくれ…


642:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:21:43.30 ID:deUbLQzV0
くそ、悔しい。。。


653:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 03:25:36.02 ID:VEa4UjXG0
彼女がいなくなったこと、続けざまに起こる法要、
俺は、ただ呆然としていた。
心にぽっかり、穴が開いた。

彼女のお墓の前に言った時、俺があまりに号泣しすぎて
周りにも奇異な眼差しで見られた。


655:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:26:25.31 ID:jz+7O6820
事実は小説よりも奇なりか…


673:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 03:32:24.58 ID:VEa4UjXG0
気づいていた人は大勢いると思うけど、
俺と彼女は最初から最後まで「好き」という言葉を互いに
口にすることがなかった。なぜなのか俺にも未だに不思議なんだけど、

そんなこと口にしなくてもお互いが大切に想ってるって分かってたし、
一緒にいて共に過ごしてること自体がそういうことなんだから、
口にしなかったんだと思う。
言おうと思ったこともなかった。
誰かが磁石が惹きあうみたいって言ってくれたけど、それがすごくしっくりきた。


680:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:36:35.86 ID:jlubkleX0
>>673
それも1つの愛の形だな


674:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:34:11.92 ID:eYRmsKzc0
最後までって…
もう見てられないよ

お休みなさい
1幸せになれよ!


675:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:35:09.40 ID:87nACf510
>>1と彼女の心は繋がってるよ。 今でも。


677:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:36:04.00 ID:ItVhZz9y0
上手く言えないけど、
俺はこの話に出逢えてほんとによかったと思う。


681:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:37:15.18 ID:UcvTtKg+0
>>677
同じく、1よ・・・ありがとう


679:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:36:29.82 ID:W6M5GdqB0
butterfly・・・いい曲だなぁ・・・
http://amazon.co.jp/o/ASIN/B0046KF9OW/search-best-item-22

明日CD買ってくる



684:名も無き被検体774号:2012/01/18(水) 03:38:20.87 ID:QpCO8ARs0
こんなに純粋な愛がある世界でよかった。
多分好きという言葉じゃ足りないほどなんだろうな


686:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:39:07.83 ID:I67ljKQbi
俺周りの人をもっと大切にするわ


692:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:42:16.80 ID:aHxRc4hxi
ありがとう
なんだかわかんないけど
ありがとう


693:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:42:38.28 ID:9c4eEsQt0
本当にこのスレに出会えて良かったよ


695:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:43:02.88 ID:ob0W8tQ/0
相手が居るのに喧嘩ばっかな自分が情けない
1と彼女さんよ…本当にありがとう


696:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:43:05.30 ID:3YzCxcUB0
長生きしたからと言ってこんな純粋な恋愛が出来る訳じゃないしな
神様は>>1という出来る限りのプレゼントをしたんだと思うよ


703:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:44:53.54 ID:x7/jBVUh0
>1ほんとにありがとう
今から読み返してくる


709:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:47:02.81 ID:Mmg5o1dw0
読み返してるけどやばい


712:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 03:48:19.07 ID:VEa4UjXG0
みなさん、ここまで付き合ってくれて、本当にありがとう。

ここまで書くのは、正直本当に辛かったけど、みんなの支えがあったおかげで、
途中で折れずに最後まで書けました。
一服、と言って泣いてることも実はけっこうありましたw

今は乗り越えたとは言えませんが、整理はつきました。
最後に、花言葉でしめた方がいいのでしょうか?


721:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:49:42.61 ID:ULCabgGO0
>>712
あなたの文才で、ぜひ花言葉でしめてください


720:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:49:38.44 ID:3YzCxcUB0
そうだね、花言葉知りたい


722:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:50:19.45 ID:9f/ojy+l0
花言葉が「釣り」だったらどんなにいいか


724:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:50:50.32 ID:3YzCxcUB0
>>722
その発想はなかったw


725:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:51:21.62 ID:UcvTtKg+0
>>722
禿同


734:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 03:55:01.82 ID:VEa4UjXG0
複数あるようですが、
彼女が大好きだったトルコキキョウの花言葉は、
「永遠の愛」です。

彼女のことはこれからも、ずっと想い続けます。


745:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:57:29.81 ID:BqW5TJtni
>>734
お疲れ様


748:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:57:51.97 ID:836j5cAy0
>>734
よい語らい 優美 希望 変わらぬ美 永遠の愛


750:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:58:00.49 ID:ob0W8tQ/0
>>734
調べず待っててよかった!!
1から聞けて本当に…


755:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:59:02.12 ID:UcvTtKg+0
>>734
いい花言葉だな・・・1と彼女にぴったりだよ


736:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:55:29.73 ID:HgB5lEcII
>>1乙!!


739:名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:56:07.03 ID:9tfWldQ60
>>1乙!!そして本当に本当にありがとう!!


791:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 04:08:47.24 ID:VEa4UjXG0
みんなここまでありがとう。
本当に、ありがとう。

彼女が亡くなった直後は一ヶ月近くまともにメシ食べれませんでした。
でも今は割と穏やかに、普通に過ごしています。

ゲーセンにも行っているよ。
やっぱり、あそこは楽しい。
みんなも、もっとゲーセンに行ってゲーセンを盛り上げてくれるといいな。

それでは、本当にありがとう。
またいつか、今度はゲーセンとかで会えたらいいね。




今日、娘が天国に

カンボジアで少女抱いた話する。

義妹泣かしたったwwwwwwwwwwww

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コメント

1.t2012年01月19日 00:18  ▽このコメントに返信

1ゲット

2.気になる名無しさん2012年01月19日 00:18  ▽このコメントに返信

3.気になる名無しさん2012年01月19日 00:27  ▽このコメントに返信

みたーなー?

4.気になる名無しさん2012年01月19日 00:28  ▽このコメントに返信

みたーなー?

5.t2012年01月19日 00:30  ▽このコメントに返信

みたーなー

6.気になる名無しさん2012年01月19日 00:34  ▽このコメントに返信

ひとけた

7.気になる名無しさん2012年01月19日 00:35  ▽このコメントに返信

天国で志村さんと会えるといいな

8.気になる名無しさん2012年01月19日 00:51  ▽このコメントに返信

泣いてしまった

9.2012年01月19日 00:52  ▽このコメントに返信

みんな大好きケータイ小説

10.気になる名無しさん2012年01月19日 00:57  ▽このコメントに返信

全俺が泣いた

11.気になる名無しさん2012年01月19日 00:59  ▽このコメントに返信

三文小説

12.気になる名無しさん2012年01月19日 01:04  ▽このコメントに返信

とってもスィ~ツ、エロゲのやり過ぎで脳が腐り始めてる

13.気になる名無しさん2012年01月19日 01:06  ▽このコメントに返信

泣いた

14.気になる名無しさん2012年01月19日 01:07  ▽このコメントに返信

スーパーストリートファイター4のアーケード稼働は2010年12月16日
出会ったのは12月より前、つまり2人が出会ったのは2011年で、亡くなったのは今年ということになる
つまり今現在まともに食事がとれなかった1ヶ月の真っ只中のはず

こういう何気ないミスが矛盾を生むんだよね

15.気になる名無しさん2012年01月19日 01:12  ▽このコメントに返信

会話文を細かく書かれると創作臭く感じる

16.気になる名無しさん2012年01月19日 01:14  ▽このコメントに返信

>>1がかっこよすぎた
彼女も幸せだっただろうな

17.気になる名無しさん2012年01月19日 01:16  ▽このコメントに返信

せつねぇな…

18.名無し2012年01月19日 01:17  ▽このコメントに返信

泣いた...

19.気になる名無しさん2012年01月19日 01:18  ▽このコメントに返信

志村?

20.気になる名無しさん2012年01月19日 01:20  ▽このコメントに返信

ないてしまった

21.気になる名無しさん2012年01月19日 01:20  ▽このコメントに返信

米14
濡れた

22.2012年01月19日 01:21  ▽このコメントに返信

オタクもギャルも恋人が死んで自分カワイソウ(笑)っていう設定は好きなんだな

23.気になる名無しさん2012年01月19日 01:22  ▽このコメントに返信

釣りじゃねえのかよ
ふざけんなよ…泣きすぎて腹筋いてーわ

24.気になる名無しさん2012年01月19日 01:26  ▽このコメントに返信

はーwww 嘘くさ
ホントだとしてもこういうとこに書くような思い出じゃねーだろ

25.気になる名無しさん2012年01月19日 01:27  ▽このコメントに返信

ニートこじらせると涙もろくなるからなw

26.気になる名無しさん2012年01月19日 01:31  ▽このコメントに返信

可哀想ではあるけど、泣けんなぁ

これが吹石の親視点で>>1を描いたなら泣けたはず

27.気になる名無しさん2012年01月19日 01:36  ▽このコメントに返信

格ゲーやってるおんなのこは引かれるらしい
なんで。。。?

28.気になる名無しさん2012年01月19日 01:40  ▽このコメントに返信

ガチで泣いた(;_;)

29.2012年01月19日 01:46  ▽このコメントに返信

このスレに出会えて良かった、ありがとう

1さん幸せに!

30.気になる名無しさん2012年01月19日 01:50  ▽このコメントに返信

1幸せにな。感動したぞ

31.気になる名無しさん2012年01月19日 01:56  ▽このコメントに返信

14
俺も読みながらそれ気になってた
こいつ立ち直るの早くねえか?って

32.気になる名無しさん2012年01月19日 02:02  ▽このコメントに返信

まあいいんじゃないの面白いんだから

33.気になる名無しさん2012年01月19日 02:04  ▽このコメントに返信

ロードオブヴァーミリオンやってるから話がわかってよかった。

俺もカードのトレードしたりで顔なじみの人と楽しく喋ったりできて一時期楽しかったよ。
今日バージョンアップで新しいカードが増えるからまたやりにいこうかな。

34.気になる名無しさん2012年01月19日 02:06  ▽このコメントに返信

創作厨を叩きに来たらまさかソース出されてるとは思いませんでした。はい

35.気になる名無しさん2012年01月19日 02:07  ▽このコメントに返信

引き込まれる文章だけど妄想ぽさも感じる

36.名無し2012年01月19日 02:07  ▽このコメントに返信

精神病んじゃった兄は丸投げ?

37.気になる名無しさん2012年01月19日 02:16  ▽このコメントに返信

妄想乙

38.だい2012年01月19日 02:19  ▽このコメントに返信

凄く感動した。自分も病気持ちの彼女と付き合ってるから余計に感動した。頑張らなきゃ。それと>1お疲れ様。

39.気になる名無しさん2012年01月19日 02:20  ▽このコメントに返信

※14
おまえがナンバーワンだww

40.気になる名無しさん2012年01月19日 02:20  ▽このコメントに返信

米14
それはスパ4AEだろ
ただのスパ4は4月だよ

41.気になる名無しさん2012年01月19日 02:25  ▽このコメントに返信

感動した

42.2012年01月19日 02:29  ▽このコメントに返信

小説化すべき
激しく泣いたわ
辛すぎるぜ…

43.気になる名無しさん2012年01月19日 02:33  ▽このコメントに返信

今年初泣きしたわ

44.気になる名無しさん2012年01月19日 02:35  ▽このコメントに返信

ウソくさ

45.名無し2012年01月19日 02:41  ▽このコメントに返信

セカチューと電車男と忍空を足した感じ

46.気になる名無しさん2012年01月19日 02:41  ▽このコメントに返信

画像もないし嘘っぽいけど

彼女を大事にしようって思った
人生なにがあるかわかんないもんね!

47.気になる名無しさん2012年01月19日 02:44  ▽このコメントに返信

病気とか反則やろ・・・・・・・・・(;O;)

48.気になる名無しさん2012年01月19日 02:44  ▽このコメントに返信

放送作家が暇つぶしに創作話書いたりしてるんだよなー

ソースは売れっ子放送作家が言ってた

49.名無しー2012年01月19日 02:45  ▽このコメントに返信

泣いた°・(ノД`)・°・

このスレ読めて本当に良かった

毎日の日々をもっと大切にしようと思えたよ

50.受験生2012年01月19日 02:46  ▽このコメントに返信

言い方悪いけど、この世を去らなくて良い人が去って、去るべき人が去っていく 神様って本当に酷いと思う
涙で枕が。。。。。 良い話を有難うございました。 ご冥福をお祈りします。

51.2012年01月19日 02:47  ▽このコメントに返信

放送作家がこんな稚拙な・・・フジの月9とかなら納得できるけど

14がイケメンすぎる

52.気になる名無しさん2012年01月19日 02:48  ▽このコメントに返信

兄さんどこいった?

53.2012年01月19日 02:54  ▽このコメントに返信

釣りと思いながら読んだら釣りじゃないのかよ...切なすぎるだろ...keyっぽいシナリオだな...

あと、ゲーセン行ってもこういう展開は稀だな。

54.2012年01月19日 02:56  ▽このコメントに返信

涙が止まりません

55.名無し2012年01月19日 02:58  ▽このコメントに返信

釣りだと思って読んだら釣りでした

もはや定期スレ

56.気になる名無しさん2012年01月19日 03:00  ▽このコメントに返信

最後まで目を通して、スレタイの秀逸さに気付く。
文面で立ち回る、無邪気でいてかつ健全とした
彼女はこの上なく魅力と不思議で満ちていた。

57.気になる名無しさん2012年01月19日 03:01  ▽このコメントに返信

多分、創作だと思う。
末期がんにしては健康すぎるんだよなぁ。
ただ泣いてる人間に対してこれは釣りだという批判は的外れだな。
映画観て泣いてる人間にこれつくり話だからっていうのと同じ。

58.気になる名無しさん2012年01月19日 03:05  ▽このコメントに返信

丁寧な状況説明、描写に感謝。
故郷の小学校辺りの件ははっきりと情景が浮かんだ。
ピークのシーンが多くて、体験者はさぞ大変だった事だ。

59.名無し2012年01月19日 03:07  ▽このコメントに返信

むしろ釣りであってほしいくらいだ。枕ぐっしょりだ、どうしてくれる(´;ω;`)

60.名無し2012年01月19日 03:10  ▽このコメントに返信

みんな創作なのは承知の上だろ?
それよりも感性は人それぞれだけどさ・・・もっとまともな本読んだ方がいいんじゃないの

61.にゃあ2012年01月19日 03:14  ▽このコメントに返信

うわあぁぁぁぁぁああああん。・゜・(ノД`)・゜・。

62.d2012年01月19日 03:15  ▽このコメントに返信

自分も病気持ちの彼女と最近結婚した。
大切にしていこうと思う。


創作ならそれでいいじゃないですか

63.気になる名無しさん2012年01月19日 03:15  ▽このコメントに返信

志村はフジファブの無くなったボーカル
これからフジファブ聞くと泣けてきそう

64.気になる名無しさん2012年01月19日 03:16  ▽このコメントに返信

イイハナシダナーと素直に感動していたが、
米欄の釣り認定士にワロタ

65.気になる名無しさん2012年01月19日 03:20  ▽このコメントに返信

ちょww
これと同じような内容の創作をどっかでみたぞww

66.名無し2012年01月19日 03:21  ▽このコメントに返信

あったかいVIPが大好きだ

67.akki2012年01月19日 03:24  ▽このコメントに返信

有り難うございました。

>>1さんお幸せに

68.気になる名無しさん2012年01月19日 03:24  ▽このコメントに返信

やべえ泣きすぎた…

米欄、釣りやら創作やらうるせえなぁおい

構ってちゃん多すぎ

69.名無子2012年01月19日 03:25  ▽このコメントに返信

初めて読み物で泣いた

70.名無し2012年01月19日 03:34  ▽このコメントに返信

まじで泣きました。タイトルは『君がいたゲーセン』だな。映像化求む。

71.sutema2012年01月19日 03:37  ▽このコメントに返信

のレベルが高すぎて俺号泣

72.気になる名無しさん2012年01月19日 03:39  ▽このコメントに返信

映画化決定!


とか言ってる連中は
まさか余命6ヶ月の花嫁とかを見て
叩いたりしてないよな?

73.名無し2012年01月19日 03:40  ▽このコメントに返信

男が英太、女が宮崎あおいで脳内補完するとしっくりくる

74.気になる名無しさん2012年01月19日 03:40  ▽このコメントに返信

吹石さんの似顔絵が一瞬、化物語の撫子に見えた

75.気になる名無しさん2012年01月19日 03:44  ▽このコメントに返信

彼女のデッキに入っていたであろう、テテ子ことテティスの祝福波紋ってHP回復させて、さらにHPの上限上げるんだよな、祝福波紋で延命展開w・・・とか考えたら余計に切なくなった。
でも彼女は最後まで好きな人がそばにいて幸せだったんだろうな。

76.気になる名無しさん2012年01月19日 03:48  ▽このコメントに返信

長げぇ

77.気になる名無しさん2012年01月19日 03:50  ▽このコメントに返信

イイハナシダナー

78.気になる名無しさん2012年01月19日 03:53  ▽このコメントに返信

文章は上手ですね 読みやすいです 花嫁さんは歌わない方がかわいかったかなあという気もしますがふしぎちゃんだからそこが感動的なのかな あとよくわからないのがAmazonのリンクが別の商品なのは間違いなのかなそれともギャグ?

79.2012年01月19日 03:57  ▽このコメントに返信

これで泣いた奴はまさかケータイ小説叩いたりしてないよね?

80.ひろ2012年01月19日 04:00  ▽このコメントに返信

初めてネットで声出して泣いた。
1さんも彼女さんも、心から幸せやったのがすごい伝わってくる。
これからも二人の幸せは永遠なんやなあ。。

心からありがとう。

81.名無し2012年01月19日 04:05  ▽このコメントに返信

最近随分甘くなった気がする。

ま、いい話だったけど。

82.気になる名無しさん2012年01月19日 04:07  ▽このコメントに返信

演出かもしれない。嘘かもしれない。
でも、それが2chだから本当に聞こえるときもある。
映画だったらどうか?ドラマだった?
>>1に幸あれ。

83.2012年01月19日 04:08  ▽このコメントに返信


良い話だった
いろいろと引っかかるところはあるけど、音楽の趣味と女の子が可愛いから許す

84.名無し2012年01月19日 04:14  ▽このコメントに返信

2chのスレでここまで泣いたの初めて。お前らがたまに『塩水でモニターが見えねぇ』とか言うけどその現象初めて体験した。

85.ゆう2012年01月19日 04:17  ▽このコメントに返信

やばすぎる...こういう系ではあまり泣かないのに、ゲーセンだからか?親しんだ
あんなところからこんな愛が生まれるなんてすごすぎる
たとえ嘘であろうと真実でも大勢のこころを動かしたのは事実
俺は真実だと思って、人生を無駄にしないようにいきる
そんなカンタンなもんじゃないけどできる限り毎日全力でいきたい
いい二人に出会った

86.たんそ2012年01月19日 04:27  ▽このコメントに返信

彼女の電波はいらんわ、みてて痛い

87.気になる名無しさん2012年01月19日 04:33  ▽このコメントに返信

無粋なコメ多いな〜純粋に楽しめや

88.気になる名無しさん2012年01月19日 04:35  ▽このコメントに返信

泣いたけど※14で萎えた

89.気になる名無しさん2012年01月19日 04:41  ▽このコメントに返信

うーん
この前見た絵を描くのが好きな友人が亡くなった話の方が泣けるかなぁ
スレタイ誰か覚えてる?

90.気になる名無しさん2012年01月19日 04:50  ▽このコメントに返信

わんわんんんんんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

91.2012年01月19日 04:52  ▽このコメントに返信

「ゲームセンター」で映画化決定!女の子は吉高由里子で。

92.気になる名無しさん2012年01月19日 05:07  ▽このコメントに返信

※14に釣られすぎわろたwwww
スパIVは4月からだよ

93.気になる名無しさん2012年01月19日 05:08  ▽このコメントに返信

あんま決め付けるのもよくないけど、創作には賛成
けど、かなり楽しめたから問題ねーわ GJ

94.気になる名無しさん2012年01月19日 05:10  ▽このコメントに返信

はよ、特定しろや!

95.2012年01月19日 05:12  ▽このコメントに返信

※14 最速稼働2008年7月18日だったぞ‥‥釣られるところだった。

吉高由里子で脳内再生余裕でした。

96.気になる名無しさん2012年01月19日 05:12  ▽このコメントに返信

こうゆう話ってやたら女の子が超純粋で天然キャラだよなw
あとやたら独り言多いw

97.72012年01月19日 05:13  ▽このコメントに返信

今読み終わった。切ないな。
涙が止まらないよ。
もう外明るいし寝ないとやばい

98.気になる名無しさん2012年01月19日 05:16  ▽このコメントに返信

全部読み終わった後に最初のほうを読みなおすと・・・

99.気になる名無しさん2012年01月19日 05:19  ▽このコメントに返信

特定まだ~?

100.2012年01月19日 05:19  ▽このコメントに返信

ストⅣと勘違いしてたorz

101.気になる名無しさん2012年01月19日 05:20  ▽このコメントに返信

まじ感動した!おれの鬱を吹っ飛ばしてくれました(笑)

102.2012年01月19日 05:21  ▽このコメントに返信

うーん
普段は普通に楽しめるはずなんだけと
これは創作臭さを感じてしまった
セリフとか地の文が小説っぽいのかな?

103.気になる名無しさん2012年01月19日 05:22  ▽このコメントに返信

設定の矛盾とか突っ込んでる人いるけど、
それならそれでいいんじゃない?

感動したのは事実で、仮に作り話であれば悲しい思いをした人はいなかったことになるんだから。

104.気になる名無しさん2012年01月19日 05:22  ▽このコメントに返信

こんなかわいい子が死んでなんで俺みたいなクズが生きてんの
世の中間違ってるわ、さっさと殺してくれ

105.気になる名無しさん2012年01月19日 05:23  ▽このコメントに返信

○ねぬなら○してやろうホトトギス

106.ななし2012年01月19日 05:28  ▽このコメントに返信

今年初泣き

107.気になる名無しさん2012年01月19日 05:36  ▽このコメントに返信

ゲーム化決定?

108.気になる名無しさん2012年01月19日 05:46  ▽このコメントに返信

偶然出会って好きになった子が死んじゃう話ってじーんとくるよなー

でも実体験という体で語っているのに、文章がだんだん創作臭いっていうか自己陶酔っぽくなるのがヤダ

109.希美仔2012年01月19日 05:55  ▽このコメントに返信

なんだよ…当たり前に泣けるじゃないか…

こんな純粋な恋したいぞ!!
汚れた世界にまだあったんだね、キレイ…


110.2012年01月19日 06:20  ▽このコメントに返信

このまとめに出会えた事を嬉しく思う

111.M2012年01月19日 06:45  ▽このコメントに返信

全私が泣いた

112.気になる名無しさん2012年01月19日 07:00  ▽このコメントに返信

たまたまアイマスの隣に…を聞きながら見てたから、涙腺がやばい

113.ななし2012年01月19日 07:03  ▽このコメントに返信

マジで映画化してくれ

114.気になる名無しさん2012年01月19日 07:06  ▽このコメントに返信

看取ったときも兄貴いないし 兄貴と仲いいはずなのに兄貴の話もナシとか^^;
釣りは抜かりなくやってほしいぜ

115.気になる名無しさん2012年01月19日 07:07  ▽このコメントに返信

まぁ創作にしてもよくできてるな

116.気になる名無しさん2012年01月19日 07:08  ▽このコメントに返信

オチは?

117.気になる名無しさん2012年01月19日 07:12  ▽このコメントに返信

わんわんあたりにセンスを感じるし、死ぬまとめはテンプレートでいいのだけど。
主人公のタバコ設定は回避したほうがいい。
タバコ=クズの風潮が最近は強いので、共感が出来ない。

118.あーくん2012年01月19日 07:16  ▽このコメントに返信

おい、友人に勧められて見たがなんだこれふざけんな!!


泣いただろうが・・・

119.気になる名無しさん2012年01月19日 07:19  ▽このコメントに返信

釣りでもこの文才は評価されると思う
引き込まれる内容だった、そこら辺のノベルより

120.気になる名無し2012年01月19日 07:19  ▽このコメントに返信

朝から大号泣しちゃってどうしよう・・・
本当に映画化しろ!

121.はいはい2012年01月19日 07:23  ▽このコメントに返信

スパ4は四月とか言っている奴いるけど、それは家庭用の話だろ。

122.ゲーム2012年01月19日 07:28  ▽このコメントに返信

ゲーセンとバタイフライのステルスマーケティング乙!






もっと一日を大切に、人に優しく生きるよ。全国対戦で会おうぜ

123.teenagerのすべて2012年01月19日 07:31  ▽このコメントに返信

今日もいないないないないないないやー

124.気になる名無しさん2012年01月19日 07:41  ▽このコメントに返信

俺のゲーセン生活はバカでアホらしかったが楽しかった
他も例に漏れずそうだと思ってたがこういう話もあるんね

なんだかんだ言ってゲーセンっていい場所なのかもなぁ

125.2012年01月19日 08:11  ▽このコメントに返信

何度も見舞い行った時もそうだけど死ぬ時でさえ兄貴顔も出してないっておかしいだろ

途中から兄貴いる設定忘れたんかな?

おしかったね。それが無かったら完璧に釣られてたよ

126.2012年01月19日 08:17  ▽このコメントに返信

コメントきもすぎワロタ

127. 2012年01月19日 08:18  ▽このコメントに返信

今までで一番よかったよ

128.気になる名無しさん2012年01月19日 08:25  ▽このコメントに返信

※125

まあ、兄貴もそうだけど設定上でも四六時中一緒にいた彼女両親のそれぞれの性格付けも区別も
出来てないしね。ネットの書き込みにいちいち釣りか実話なんて突っ込みは無粋だけど、
そりゃケータイ小説が流行るよなあって思った。

129.うん2012年01月19日 08:35  ▽このコメントに返信

お兄さんが全然出てこない。それがすんごく気になる。

130.気になる名無しさん2012年01月19日 08:44  ▽このコメントに返信

嘘でも本当の話でもこれはとっても心に来るいい話しだったと思う

お幸せに

131.気になる名無しさん2012年01月19日 08:58  ▽このコメントに返信

釣りでもなんでも良い話だったし泣けた

132.気になる名無しさん2012年01月19日 09:00  ▽このコメントに返信

相変わらずコメ欄がきもすぎる

粗探ししながら読んでて楽しいのか

133.2012年01月19日 09:02  ▽このコメントに返信

彼女の不思議ちゃんっぷりが痛々しくてなんだかなあ
他の人も指摘してるけど兄の存在が消えたのもおかしいし

134.2012年01月19日 09:02  ▽このコメントに返信

釣り乙

135.気になる名無しさん2012年01月19日 09:08  ▽このコメントに返信

泣いた。ただ、ただただ泣いたわ

136.現ニート2012年01月19日 09:11  ▽このコメントに返信

めんまとじんたんで再生されてた
釣りとかどっちでもいい
ちょっと人生やり直してくる

137.気になる名無しさん2012年01月19日 09:11  ▽このコメントに返信

この話は別にして、ゲーセンのコミュニティはそれぞれの人が背負う社会的な属性、背景が良くも悪くも関係ないから、そういう意味では俺もゲーセンは楽しかったし、今でもその付き合いは残ってるよ。
今の若い人はネットが発達してるからまた違った形でそういう付き合いをしていくのだろうけども。

138.気になる名無しさん2012年01月19日 09:28  ▽このコメントに返信

釣りでも、創作でもいいよ。
ゲーセンこそ行かないが、オタカポーで結婚が決まった俺が
自分とスライドして見えて、純粋に泣いた。嗚咽するまで泣いた。

喧嘩だってするし、ムカツクこともあるけど、それさえ出来なかったカップルも居る。
毎日をダラダラ過ごしてるけど、大切な一日として過ごしてるカップルも居る。
俺は体弱くて、一度過労で心臓発作起こして生死を彷徨った。その時、病院から、次無茶したら死ぬよ
って言われてるけど、チャラく考えてた。彼女帰ってきたら、抱きしめて「好き」だと伝えよう。

139.2012年01月19日 09:55  ▽このコメントに返信

まだ最後の日から一ヶ月経ってなくない?
これいつの、話だろう?

140.気になる名無しさん2012年01月19日 10:10  ▽このコメントに返信

これは映画化してもおかしくない!!!
1さん幸せになれよ絶対!!!

141.気になる名無しさん2012年01月19日 10:12  ▽このコメントに返信

創作か否かはともかく 良いスレだったね
兄の丸投げは読んでる側に取っては頂けない気もするんだけど 事実だとしたら病んで入院 彼女も入院じゃ書き様がないだろうからな…
連れてってくれた思い出はあっても兄との関わり書くのもスレ違いだろうし。
ただ回収はすべきだったな
しかし考えてみると2ちゃん てシステム上仕方ないけど罪だよな
本当か嘘かもわからんのだからね
こんな悲しい話は 創作である事を祈るよ

142.ベネチー2012年01月19日 10:23  ▽このコメントに返信

お疲れ様、良いスレに出会えて良かったです。感動した。

143.気になる名無しさん2012年01月19日 10:29  ▽このコメントに返信

展開は読めたんだが、なんだこれ、涙とまんねーぞw
創作だろうがこういう例は現実でもあるよ
うん、映画化しろ

144.気になる名無しさん2012年01月19日 10:34  ▽このコメントに返信

久々に泣いた・゚・(ノД`;)・゚・

145.名無し2012年01月19日 10:46  ▽このコメントに返信

これ読んで、死ぬ前だから寂しかっただけなのにw運命とかワロスwwとしか思えない。自分の歪みぷりを再確認した。

146.気になる名無しさん2012年01月19日 10:48  ▽このコメントに返信

信じられない、神様はなんで幸せな人にひどいことをするのょ。
私あなたのこと一生わすれない!!きっと彼女は天国で笑ってるから、絶対、絶対!!
私、自分の命無駄にしないようにするね。感動した。

二人の魂よ、永遠なれ。

147.2012年01月19日 10:48  ▽このコメントに返信

コメント欄キモすぎ
ケータイ小説に何言ってんだ

148.名無し2012年01月19日 10:57  ▽このコメントに返信

哲学ニュースでもス.パ.ムみたいな気持ち悪いコメントが湧いてるんだよな
ス.テ.マ厨では無いが、誰かがなんかの目的で持ち上げてるんじゃないかと思ってしまう

149.742012年01月19日 11:03  ▽このコメントに返信

わんわん可愛すぎ吐血した

150.(_´Д`)ノ~~2012年01月19日 11:06  ▽このコメントに返信

泣いた

151.32012年01月19日 11:12  ▽このコメントに返信

映画化してくれ

152.気になる名無しさん2012年01月19日 11:21  ▽このコメントに返信

きもかったので+釣り全開だったから途中で断念
とりあえず、女プレイヤーは少ないがゲームによる。アークのやつにはかなり多いしな
とくにBASARAか・・・GGのときもかなり多かったが・・・BBはそこそこ

GGのときはゲーセンよくいってたから結構遭遇したけどまじでクソ強いのがいて困る

153.気になる名無しさん2012年01月19日 11:52  ▽このコメントに返信

俺もゲーセンが好きで、下手だけど絵かくのが好きで、ゲームのグラフィックやりたかった。
結局ゲーム会社には受からなくてデザイナーをやっているからとても親近感わくな…。

けどイラストの仕事はたまに来るようになった。これからもがんばりたいと思う。

154.気になる名無しさん2012年01月19日 11:58  ▽このコメントに返信

でもこれ1は今後、彼女との思い出を胸に一人生きていくのか、別のいい娘と出会ったらその子と幸せになっていくのか
どういう感じになっていったらいいのか?

155.2012年01月19日 12:22  ▽このコメントに返信

俺の水分返せっ!!!俺も日々一生懸命生きるわ!

156.気になる名無しさん2012年01月19日 12:24  ▽このコメントに返信

また人死にでお涙頂戴か

157.気になる名無しさん2012年01月19日 12:36  ▽このコメントに返信

盛大な釣りだったwwwwww 長文御苦労さまwwwwww
今…隣に彼女がいるんだよな?www …なっ?

158.気になる名無しさん2012年01月19日 12:40  ▽このコメントに返信

泣きすぎて目痛い。悲しすぎる

159.名無し2012年01月19日 12:42  ▽このコメントに返信

童貞の妄想丸出しやんけ
感動したやつ正気か

160.木になる名無しさん2012年01月19日 12:44  ▽このコメントに返信

よくもまあ、こんなネタカキコに必死になれるなお前らw
ってか、ホントこいつら馴れ合いすぎてキモイわ

161.2012年01月19日 12:49  ▽このコメントに返信

ここ見て思ったけど、携帯小説の登場人物をサブカルっぽくするだけでオタクに馬鹿受けなんじゃないか?

162.2012年01月19日 12:50  ▽このコメントに返信

VIP+はいつも通り安心のキモさだからいいとして、
コメント欄でいきなり自分語りしだす奴が気持ち悪いわ

こういう人間が震災になれば善意のつもりでデマ広めて、マスコミがAKBを推せばAKB=カワイイとなり、ケータイ小説が映画化されれば群がるんだろうな
自分でものを考える機能持ってないのか

163.2012年01月19日 12:53  ▽このコメントに返信

旧帝大なんて言葉リアルで使わねーよ。作りすぎ。

164.気になる名無しさん2012年01月19日 12:58  ▽このコメントに返信

つりでも何でもいいけど、またかって感じ

165.気になる名無しさん2012年01月19日 13:00  ▽このコメントに返信

こういうスレで泣いたの初めてだな

つかドヤ顔で釣り釣り言ってる馬鹿はなんなの 

そんなこと関係ないだろ

166.気になる名無しさん2012年01月19日 13:04  ▽このコメントに返信

※125
兄貴がいるってのは彼女の嘘だった話じゃなかったっけ?
彼女自身の話だけど、兄貴の話ってことにしたっていう

167.気になる名無しさん2012年01月19日 13:08  ▽このコメントに返信

スト4なのかスパ4なのかでどうかだね

168.気になる名無しさん2012年01月19日 13:11  ▽このコメントに返信

「途中で断念」「またか」とコメ欄で報告かぁ
真面目で世話ねぇ良い人だな

169.気になる名無しさん2012年01月19日 13:12  ▽このコメントに返信

わんわん・・・

170.気になる名無しさん2012年01月19日 13:14  ▽このコメントに返信

最初兄について匂わせてたのに、後半兄について全く触れられなくなったね。
感動はしたけど、そういう随所に見られる甘い所は萎えた。

171.気になる名無しさん2012年01月19日 13:23  ▽このコメントに返信

1は鍵っ子なんだなと思った。それだけ。
あと兄貴どこいったんだよ

172.気になる名無しさん2012年01月19日 13:30  ▽このコメントに返信

創作でも、彼女の中学のエピソードが俺かと思ってワロタ。
体弱くて学校行かない日が続くとそうなるんだよな。
今となっちゃ良い想い出だ。懐かしいな。

173.気になる名無しさん2012年01月19日 13:36  ▽このコメントに返信

兄が自分のことってのはなんとなく感じてた。
就職決まったのも多分ウソだろう。
最初は自分のことを話そうとなんかしてなかったんだから

174.気になる名無しさん2012年01月19日 13:36  ▽このコメントに返信

つまんなかったノシ

ヤレよ

175.2012年01月19日 13:48  ▽このコメントに返信

兄貴兄貴言うやつが居るけど、本気のキチガイは簡単に病院出られないぞ?場合によっては自治体長の拘束許可書類とかあるくらい、ちゃんとした拘束だからな。

あと、若くて進行の早いガンは、本当に死ぬのかと疑うくらい元気な状態から、坂を転がり落ちるように弱っていく。見てて恐ろしくなるくらい。

釣りじゃないっていう証明にはならんが

176.気になる名無しさん2012年01月19日 13:49  ▽このコメントに返信

う~ん、ふだん韓流ドラマやケータイ小説はボロクソ言うくせに
これは映画化決定!で号泣!なのか・・・
よく分からん!

177.気になる名無しさん2012年01月19日 13:51  ▽このコメントに返信

どうみても創作。
鼻で笑う程度には面白いラクガキだった。

178.気になる名無しさん2012年01月19日 14:05  ▽このコメントに返信

兄貴も入院してるからそれどころじゃなくね?
あとLovのデッキで考察してみてよ。スパ4考察ばっかじゃねーか

179.名無し2012年01月19日 14:07  ▽このコメントに返信

いかにも創作すぎて読むのやめた
これ釣り宣言したの?
なんか本当は半分嘘なのを実話と言い張って荒稼ぎしたおまえらの大嫌いな恋空(笑)と何が違うのかわからない

180.2012年01月19日 14:09  ▽このコメントに返信

もうやだ

181.気になる名無しさん2012年01月19日 14:23  ▽このコメントに返信

>>1、本当にありがとう!!!!!!!!!

182.気になる名無しさん2012年01月19日 14:27  ▽このコメントに返信

最初の出会いは俺も病気の女の子とゲーセンで出会って付き合うまで行ったから読み進めたけど
美大、デザイナー、東大が出て来た辺りから一気に胡散臭くなっていい加減になっちゃったなー。

経験した事と想像した事の違いってどうしても伝わっちゃうよ、、、
こっちはガチだからこういうのをネタにしてる奴は許せんわ

183.気になる名無しさん2012年01月19日 14:28  ▽このコメントに返信

兄貴がきちんと出てこないあたりにリアルっぽいけどなあ

184.おう2012年01月19日 14:29  ▽このコメントに返信

感動した。。゚(゚´Д`゚)゚。

185.2012年01月19日 14:37  ▽このコメントに返信

恋空と何が違うの?
いかにも創作くさいんだが

てか>>1も釣り宣言しろよ
脳内彼女から貰ったプレゼントうpしたら信じてやるよ

186.気になる名無しさん2012年01月19日 14:37  ▽このコメントに返信

電通が電車男の二番煎じ狙ってんの?

187.名無し2012年01月19日 14:44  ▽このコメントに返信

こういうのよく読むし釣りとか関係ないだろと思うほうだったけどこれはないなw
現実にいたら相当の痛キャラだろ…登場人物のほとんどが…
台詞の言い回しや展開がわざとらしかったりお綺麗すぎて現実味がない
全てにおいてベタすぎる
こういうのネタにして感動したとか言ってるのってどうなのよ

188.気になる名無しさん2012年01月19日 15:09  ▽このコメントに返信

※187
文章みりゃわかる
ちゃんと転結まで計算してる。これは経験がなきゃ絶対に書けない

粋がってるだけで、みな根は純粋なんだろ

189.2012年01月19日 15:13  ▽このコメントに返信

兄って本当はいなくて自分の事を言ってたんでしょ?
ゲーセンにだって1人で行ってたって言ってたし
釣りかどうかは知らんがあり得ない話ではないよな

190.気になる名無しさん2012年01月19日 15:20  ▽このコメントに返信

独り言言う女ってかなり痛くないか?
言い回しもなんかキャラ臭いし素直に可愛いと思えなかったな・・・

191.気になる名無しさん2012年01月19日 15:24  ▽このコメントに返信

VIPって実話じゃないといやなの?w
釣りか釣りじゃないとか
そこはあまり問題ないでしょ

192.気になる名無しさん2012年01月19日 15:29  ▽このコメントに返信

創作でも、これはよかったな

193..2012年01月19日 15:32  ▽このコメントに返信

藍坊主大好きな自分としては、テールランプの下りでもうだめだった。
服飾科でもあったから、それもまた辛かった。


初めて泣いちゃったよ。

194.2012年01月19日 15:36  ▽このコメントに返信

この手のスレには、釣りとか嘘とかいうやつ
いるとは思ったがまさかこれほどとはw

でも実際これは嘘っぽいな

むしろ嘘のほうがいいだろ人の死なんて


しかし冷静に考えるとこんな時世に人が死ぬのを嘘にするのも
どうかと思うがな

195.気になる名無しさん2012年01月19日 15:43  ▽このコメントに返信

ガンのくだりで読むのやめた。
内容はそこらのケータイ小説に似たり寄ったりなのに
あまり叩かれていないのはこれが男性主観だからだろう
ケータイ小説は女性主観が多いからな・・・・
男版恋空って感じね。

196.某観覧者2012年01月19日 15:50  ▽このコメントに返信

>>1さんに
フジファブリックの
笑ってサヨナラを。

197.気になる名無しさん2012年01月19日 16:03  ▽このコメントに返信

どうでもいいけど、なんでスレとコメの
>>1への感想が全く違うんだ

同じような人間のくせに


198.気になる名無しさん2012年01月19日 16:06  ▽このコメントに返信

何故拒絶反応が出るのだろうか、
嘘が許せないからか、
騙される自分を見たくないからか、
単にバカにされたくないからか、

199.気になる名無しさん2012年01月19日 16:08  ▽このコメントに返信

嘘という事実はないのだから、そういうことは言わないほうがいいと思います。
もし本当ならあなたは、この人を傷つけてるかもしれませんよ。

200.房総族2012年01月19日 16:24  ▽このコメントに返信

初めて文面で涙がでました。映画館でみたい。

201.気になる名無しさん2012年01月19日 16:32  ▽このコメントに返信

しょうもないな

202.気になる名無しさん2012年01月19日 16:36  ▽このコメントに返信

※199
言葉足らずでした、気をつけます。
私は本当の事だと思って読みました。

203.気になる名無しさん2012年01月19日 16:37  ▽このコメントに返信

批判するんだったら書き込まなくていいよ。

204.気になる名無しさん2012年01月19日 16:39  ▽このコメントに返信

>>203
なんの権限があってだよwww

205.名無し2012年01月19日 16:41  ▽このコメントに返信

純粋に泣けた。釣りであってほしいなぁ・・・最近人の死を身近に感じすぎて困る

206.気になる名無しさん2012年01月19日 16:43  ▽このコメントに返信

久しぶりにこんなに泣いた
みんなそれぞれにドラマがあるんだな

207.気になる名無しさん2012年01月19日 16:49  ▽このコメントに返信

嘘とか釣りとかいってるやつはこれ読んで
「ハイハイwwワロスワロスww」とか思ってたの?

ふざけんなよ欠陥品が

だれがなんといおうと本当のことだったと俺は信じてるぞ

208.気になる名無しさん2012年01月19日 16:57  ▽このコメントに返信

釣りや妄想だったとしても良いスレだったな
なんかやる気出たわw

209.気になる名無しさん2012年01月19日 17:02  ▽このコメントに返信

※207
>だれがなんといおうと本当のことだったと俺は信じてるぞ
ハイハイwwワロスワロスww

210.めったに泣かない俺2012年01月19日 17:05  ▽このコメントに返信

バカーw泣いちまったじゃねーかー!


ちゃんと生きようと思っちまったじゃねーかー!


もー!ありがとう!


ホントありがとう!

211.名無し2012年01月19日 17:11  ▽このコメントに返信

釣りでも本当でもどっちでもいいわ

212.名無し2012年01月19日 17:12  ▽このコメントに返信

釣りでも本当でもどっちでもいいわっ!
毎回いい加減にしろお前ら

213.気になる名無しさん2012年01月19日 17:23  ▽このコメントに返信

ここまで童貞
これからも童貞

214.2012年01月19日 17:31  ▽このコメントに返信

良い話なのかもしれないけど
ケータイ小説にこういうのいっぱいあるよな


215.気になる名無しさん2012年01月19日 17:32  ▽このコメントに返信

切なくて泣いてしまった……。
これほどまで生きたいと思っている人が生きられないのに、そこまで生きたいとも思わず適当な生活を送ってきた私が何事もなく生きながらえているということに憤りを感じるとともに、普段送っている日常が本当はかけがえないのない大切なものなんだなと気づかせてくれる良スレでした。本当にありがとう。これからはできるだけ一分一秒を大切にして生きていきたいです。

216.気になる名無しさん2012年01月19日 17:37  ▽このコメントに返信

癌で釣り乙とか言う奴は現実知らなさすぎ
まぁ、この話が本当かどうかは結局誰にも分からんけどな

217.気になる名無しさん2012年01月19日 17:44  ▽このコメントに返信

釣りだから駄目とかじゃなくてさ
こういう話しを「実話です」って書くのがどうかね

218.気になる名無しさん2012年01月19日 18:20  ▽このコメントに返信

創作なら創作で良いじゃないか、むしろその方がこんな悲しい思いをする人が居なくて良いと思う。
これが事実なら…色々と今の自分の境遇を思い返して自分が恥ずかしくなる。
この話みたいにドラマチックには行かないだろうが、最後は誰だって死ぬんだ。
その最後をどう迎えられるかと言うのを考えた時にやり切れない気持ちになるよ。

219.まゆゆ2012年01月19日 18:23  ▽このコメントに返信

毎日を大切にしよう

220.気になる名無しさん2012年01月19日 18:32  ▽このコメントに返信

すっげーいいこと思いついた

セカチューとか携帯小説みたいって感想多いけどさ、
そういう今まで沢山出てるお涙頂戴を全部、
舞台や主人公をオタにアレンジしなおしたら儲かるんじゃね?

221.気になる名無しさん2012年01月19日 18:40  ▽このコメントに返信

何はともあれ良い話だった、読んで損はしなかった

222.気になる名無しさん2012年01月19日 18:58  ▽このコメントに返信

創作なら創作で別に良いよ
ただ実話の体でいるのがね
だからこそミスにつっこまれるわけで
最初から創作と言ってりゃ良かったのに

223.気になる名無しさん2012年01月19日 19:06  ▽このコメントに返信

ヤリマンとDQNの悲恋話はネット住人達には不評!リア充には大ヒット!
ゲーオタ同士の悲恋話はリア充ぽかーん、つーかキモい!なにわんわんって!?
ネット住人達は号泣!日々を大切に生きるおわんわんお!

224.気になる名無しさん2012年01月19日 19:08  ▽このコメントに返信

釣りって言う人もいるけど俺にとって釣りでもいいと思う。
ただ単純に感動したし、
大切な人をもっと大切にしようと思えた。これが釣りだったとしたら最高な釣りだと思う

225.2012年01月19日 19:16  ▽このコメントに返信

>>1には藍坊主のセブンスターを聴いてほしい。

226..2012年01月19日 19:24  ▽このコメントに返信

イイハナシダナー

227.気になる名無しさん2012年01月19日 19:25  ▽このコメントに返信

韓流ドラマって観たことないけどあれも純愛ってやつなんだよな?
韓流ドラマも主人公とヒロインを日本のオタクにしてればデモとか起こされなかったんじゃねww

228.気になる名無しさん2012年01月19日 19:27  ▽このコメントに返信

そして彼女は画面の中で格ゲーのキャラとして復活するのであった
必殺技:嘔血 脱毛

229.気になる名無しさん2012年01月19日 19:38  ▽このコメントに返信

批判してる奴はなんなの?

この話はな、過去にでた適当な携帯小説の登場人物全部オタクにして過激な展開も少しソフトにして発表すれば大ウケします、儲けたお金で家族に楽をさせてあげなさい、という神からの啓示だろうが!
批判してる暇があったらチャンスを活かせ!
俺は早速今からブックオフにいくぜ!

230.気になる名無しさん2012年01月19日 19:43  ▽このコメントに返信

泣いた

231.気になる名無しさん2012年01月19日 19:45  ▽このコメントに返信

抜いた

232.気になる名無しさん2012年01月19日 20:02  ▽このコメントに返信

いい話だった。釣りでもいいよ。

233.気になる名無しさん2012年01月19日 20:09  ▽このコメントに返信

映画化 云々のコメントが邪魔だったので最後まで青文字しか読んでなかった

辛い終わりではあるけど、>>1が一つの家族を幸せにした事は凄くいいことだったよ

234.気になる名無しさん2012年01月19日 20:15  ▽このコメントに返信

釣りにマジレス気持ち悪い

235.気になる名無しさん2012年01月19日 20:20  ▽このコメントに返信

>>1ありがとう 泣きました

236.やまぴい2012年01月19日 20:21  ▽このコメントに返信

感動しました。
泣きました。これからも見守っていてあげてください

237.気になる名無しさん2012年01月19日 20:23  ▽このコメントに返信

釣りかどうかなんてわかんねーだろうが。
批判して他人嫌な気分にさせて何が楽しいんだ?

最初から不粋な気持ちで読みやがってさw ちょっと人よりも分かったような気になって純粋に感動してる人見て優越感に浸ってる勘違いヤローが一番ムカつくね。

これが本当の話かもしれないこと考えたら尚更胸糞わりーわ。

238.2012年01月19日 20:32  ▽このコメントに返信

これが商品化されたらス.テ.マを信じる
哲学ニュースのコメ欄が超うさんくさい

239.気になる名無しさん2012年01月19日 20:33  ▽このコメントに返信

実話なら今年亡くなった大切な人との話を2週間足らずでネットでスレたてて話せるくらいに整理できてるってこと
そのうえで1ヶ月はまともに飯食えなかった、ってずいぶん前の話のような体でいるわけだから
実話だったほうが>>1の印象は悪くなるな
まあ創作だろうけど、わざわざ実話ってことにしなくて良かったのに

240.名無し2012年01月19日 20:35  ▽このコメントに返信

涙で画面が見えない…
映画化決定。

241.モッキン2012年01月19日 20:37  ▽このコメントに返信

マジで泣いた。・゜・(ノД`)・゜・。

242.気になる名無しさん2012年01月19日 20:37  ▽このコメントに返信

↑同意、すっごくよく分かる。こういう所の米欄は見ないほうがいいと学んだ。

243.名無し2012年01月19日 20:38  ▽このコメントに返信

批判するなってキレてるやつ落ち着けよw
誰も釣りだからクソスレだなんて言ってるわけじゃない
ケータイ小説みたいだねって言ってるだけだ
釣りスレでも面白い話はちゃんと面白いからな

244.名無し2012年01月19日 20:46  ▽このコメントに返信

どちらかというとこの話そのものよりなんでもかんでも美談に食いついてやれ映画化だなんだと持ち上げる流れにうんざりする
矛盾点を指摘するとそういうファン()がキレたりって恋空と同じパターンだわな
これに感動できないのは無粋だの何だのって押し付けがましい偽善はやめろよ

245.気になる名無しさん2012年01月19日 21:00  ▽このコメントに返信

※236がひどすぎるwwwww読んでねえw

246.気になる名無しさん2012年01月19日 21:04  ▽このコメントに返信

この感動は恋空のときと全く一緒。
陳腐な文章に「感動した泣いた^^」のレスがたっぷり付いて映画化。
真面目なクリエイタが憤死するわ。

247.名無し2012年01月19日 21:07  ▽このコメントに返信

泣いたよ(;_;)悲しいねコレはもぅ…

248.気になる名無しさん2012年01月19日 21:07  ▽このコメントに返信

最初はなげーな時間かかるスレ開いちゃったぜとか思ってたのに・・・
こんなに感動するとは・・・

249.気になる名無しさん2012年01月19日 21:08  ▽このコメントに返信

どうせ死ぬんだろとか思ったらホントに死んだwww

250.2012年01月19日 21:14  ▽このコメントに返信

不愉快。
東大に入れる程度の知能があって長期間帰宅できない精神病なんて無いだろう。
家族は余裕で面会に行けるし、安定したら自宅療養。そしたら兄妹でゲーセンなんて余裕です。
それに中学不登校→中高一貫編入 これがまた不自然。コミュ障ならわかるよな。
こういうkzは癌とか精神病とか人の悩みをお涙頂戴の小道具ぐらいにしか知らないんだとおもう。
彼女のキャラには萌えたから話脳内補完して泣きました

251.2012年01月19日 21:25  ▽このコメントに返信

定期的にこのスレ立つNE(^ω^)
としか・・・
エロゲ化したら赤字にはならない程度に売れるんじゃね

252.気になる名無しさん2012年01月19日 21:26  ▽このコメントに返信

久しぶりに泣いた。
釣りとしても、ガチとしても心に響いたのは真実。

253.名無しさん2012年01月19日 21:29  ▽このコメントに返信

※欄なんてしょせん涙腺きっつきっつのニートばっかりなんだから気にすんな。感動できた人は正常だよ

254.名無し2012年01月19日 21:37  ▽このコメントに返信

これで泣くとか命の大切さを知るって、どんだけ薄っぺらい人生送ってるんだよ
尚且つふだん携帯小説やラノベしか読まないのか?

255.ななし2012年01月19日 21:38  ▽このコメントに返信

ごめん読み飛ばしたのかもしれないけど、兄はどうなった?

256.気になる名無しさん2012年01月19日 21:40  ▽このコメントに返信

いい話やった。1すごいわ。

257.名無し2012年01月19日 21:44  ▽このコメントに返信

批判とかよくいるけど、そこまで人の話を信じれないのは本当に残念だと思う

っていうか早く癌なんて治せる時代来ないかな…

258.気になる名無しさん2012年01月19日 21:46  ▽このコメントに返信

単純に感動できるいい話だった
別に釣りでも事実でも関係ない
これに涙できた人はまだ純粋な心も持ってるって証拠だな

259.気になる名無しさん2012年01月19日 21:48  ▽このコメントに返信

確かに釣りでも事実でもどっちでもいい。
どちらにせよ、つまらんかった。
ただ、感動したから映画化してくれって言ってる奴は、それこそ>>1への冒涜でしょ

260.2012年01月19日 21:49  ▽このコメントに返信

この手のスレで釣りじゃないやつを見たことがないだけど、
ガチだった方が胸糞悪いだろ
死んで間もないのにVIPよりカスニートが多いVIP+で晒すようにペラペラ喋られたあげくわんわん(笑)とか言われてんだぞ
俺が彼女だったら怨霊化するわ

261.気になる名無しさん2012年01月19日 21:50  ▽このコメントに返信

いい歳こいた童貞は気持ち悪い

262.名無しさん2012年01月19日 21:51  ▽このコメントに返信

仮に釣りだったとしてもいいだろ
なんで素直に感動してる人を馬鹿にしてまで批判するかな
お前らが捻くれた人間だってのはよくわかったから歪んでますアピールすんな

263.名無し2012年01月19日 21:56  ▽このコメントに返信

これで泣いたと言うやつもケータイ小説だと言うやつも、一つ作文に対する感想を述べてるんだから両者に大差は無いな
前者がいい歳した大人だったらちょっと心配だけど

264.気になる名無しさん2012年01月19日 22:04  ▽このコメントに返信

感動っていいもんだよ
感動の涙はさらにすばらしい
泣いたあとはヌいたあとみたいにスカッとする
なにも考えずに前向きになれて言うことなしだ
とりあえず1に感謝

265.気になる名無しさん2012年01月19日 22:10  ▽このコメントに返信

所詮ネットなんだから、釣りでも実話でも何でもいいんじゃないかな?
素直に感動したらそれでいいと思うし、胸糞悪いならそれでもいいと思う。
俺は感動した。ありがとう。

266.気になる名無しさん2012年01月19日 22:15  ▽このコメントに返信

自分の好きなものの批判なんてみたくない><って気持ち、分かるけどさ
ここはファンの集い掲示板じゃないからなぁ

267.2012年01月19日 22:18  ▽このコメントに返信

なんなんこれ…悲しすぎるわ。1には幸せになってほしい

268.気になる名無しさん2012年01月19日 22:24  ▽このコメントに返信

>>1ありがとう 泣いた

269.気になる名無しさん2012年01月19日 22:28  ▽このコメントに返信

あんな優しそうな彼女の両親が兄を精神病まで追い込んだのか…。
なんだかな~

270.気になる名無しさん2012年01月19日 22:31  ▽このコメントに返信

創作ならそのほうがいいな

271.気になる名無しさん2012年01月19日 22:33  ▽このコメントに返信

ケータイ小説ですか

272.気になる名無しさん2012年01月19日 22:42  ▽このコメントに返信

年越して亡くなって、その後一ヶ月位…と書いてたから、数年前の話なのか…。

273.気になる名無しさん2012年01月19日 22:43  ▽このコメントに返信

年越して亡くなって、その後一ヶ月位…と書いてたから、数年前の話なのか…。

274.2012年01月19日 22:45  ▽このコメントに返信

とにかく悲しい話だとは思いました! 例え釣りでもこの話を書いた人は文章で人を引き付けるほど力があることはだと思います。

275.2012年01月19日 22:47  ▽このコメントに返信

とにかく悲しい話だとは思いました! 例え釣りでもこの話を書いた人は文章で人を引き付けるほど力があることはだと思います。

276.気になる名無しさん2012年01月19日 22:53  ▽このコメントに返信

文句言うやつは人を楽しませるもの作ってくれよ。
事実なら、>>1よ前向きに生きてくれい。

277.気になる名無しさん2012年01月19日 23:04  ▽このコメントに返信

なんで今さらこの手の話に過剰に反応してるんだ?

スイーツ(笑)な映画とか小説の設定と同じじゃん。
ねらーはそういうものを敬遠しすぎてたから逆に新鮮に感じてるんだろうか。


主人公のヲタっぽい趣味:ゲーセン、イラスト
彼女のサブカル臭:美大生、音楽の趣味がロキノン系好き


この辺はに関してはスイーツものにはない要素だけどね。

278.気になる名無しさん2012年01月19日 23:07  ▽このコメントに返信

今まで物語で泣いても、目に涙を溜めるまでだったのに、何粒かこぼしちゃったよ
つい最近友達が死んでも涙一つ流さない自分を自分で冷血な人間だと思ってたけど、この話のおかげでなんか人っぽくなれた気がする

279.2012年01月19日 23:10  ▽このコメントに返信

痴漢男みたいに漫画作ってほしい!

280.2012年01月19日 23:18  ▽このコメントに返信


>>1さんと彼女さんみたいな人がいるって、まだまだ世の中捨てたものじゃないですね。

これからの>>1さんの人生が素敵なものでありますように。

281.気になる名無しさん2012年01月19日 23:39  ▽このコメントに返信

あーうん、解る解る、皆が感動に浸ってるとそういうのがかえってイラつくと言うか意味は無いけど否定したくなるというか?

だけどまあこの話がもし釣りでも単なる小説でもなんでも

わざわざ最後まで読んでコメ批判するニートの糞レスよりかは何千倍も見る価値はあるってことはまあ、わかってるよねwww

282.気になる名無しさん2012年01月19日 23:40  ▽このコメントに返信

ぐっときた

283.気になる名無しさん2012年01月19日 23:44  ▽このコメントに返信

どうみても創作物だろ・・・
中高生が好きそうだなこんな話

284.気になる名無しさん2012年01月19日 23:46  ▽このコメントに返信

いい話じゃないか、、、この話が読めて本当によかったよ。

285.2012年01月20日 00:02  ▽このコメントに返信

感動した ありがとう

286.気になる名無しさん2012年01月20日 00:09  ▽このコメントに返信

このいい話が読めて良かった。めっちゃ泣いちゃった。

287.気になる名無しさん2012年01月20日 00:10  ▽このコメントに返信

釣りでいいよそのほうがちょっと救われるわ誰も死んでないわけだしw

288.気になる名無しさん2012年01月20日 00:12  ▽このコメントに返信

正直最後釣りクせえと思ったけどスゲー涙出た

289.気になる名無しさん2012年01月20日 00:17  ▽このコメントに返信

俺釣りじゃないと思うけど釣りだとしてもこれを読んで自分の中で何か変わったら損はしてないと俺は思う!
もっと素直に感動したほうがいいよ

290.名無し2012年01月20日 00:25  ▽このコメントに返信

感動をありがとう

291.気になる名無しさん2012年01月20日 00:30  ▽このコメントに返信

なんだろう
今生きてるって実感がする
釣りでもいいよ

292.りさ2012年01月20日 00:30  ▽このコメントに返信

ありがとう。幸せになってください。

293.気になる名無しさん2012年01月20日 00:34  ▽このコメントに返信

吉高由里子で実写化

294.みなも2012年01月20日 00:41  ▽このコメントに返信

人生の分岐点になればいいね

295.k2012年01月20日 01:28  ▽このコメントに返信

最後の花言葉で泣かされました…
>>1さんが前を向いて歩いていけるようになれることを祈っています。
彼女のこと、忘れないであげてくださいね。

296.気になる名無しさん2012年01月20日 01:34  ▽このコメントに返信

ウェディングドレスってサイズ図らなくても大丈夫なの?

297.気になる名無しさん2012年01月20日 01:41  ▽このコメントに返信

いやー本文忘れるくらいに長い米欄を、全部読んじゃったよ。

2ちゃんねるのばかやろーーーーやろーやろーやろー。

ってか俺は2ちゃんねる自体に一度も書き込んだことないんだよね。

まあ、2ちゃんねるに書き込みたくなるというのはわかるわ・・・

そして、書くのが事実だとしても創作を加えたくなるというのもわかるわー。

だって読むの第三者じゃん。

事実言うわけないべ。

言えます? 恥ずかしくて無理です。

大衆受けする創作をしたくなる気持ちはわかるぞ。

それにしてもだ>>1の言ったことが真実だとして、

俺が>>1だったら絶対2ちゃんねるに書き込みはしない!!!

なぜなら思いやりがない人が多いこと知ってるからだ。

俺なら友達や親だけに話しまふ。





298.気になる名無しさん2012年01月20日 01:43  ▽このコメントに返信

あーあ矛盾したこと書いてしまtったぁ

299.名無し野郎2012年01月20日 02:01  ▽このコメントに返信

まさに永遠の愛っ
いろんなことに対する考え方が変わった
ありがとう
>1さん、どうか幸せに

300.名無し2012年01月20日 02:01  ▽このコメントに返信

この話で登場する歌が大好きだわ。テールランプ聴いたらガチで泣いちまった。>>1は、あの子を笑顔にしたね。

301.名無しさん2012年01月20日 02:03  ▽このコメントに返信

本気で泣けた。

命の重みを感じたし
大切な人を今以上に大切に
しようと想う

302.2012年01月20日 02:09  ▽このコメントに返信

嘘っぽい
最後で矛盾したこと言っちゃってるし


あと米297
ガキは今すぐ寝ろ

303.気になる名無しさん2012年01月20日 02:16  ▽このコメントに返信

こいつの彼女、俺の彼女に正確超似てるんだが・・・、まだ元気だぞ。ただあんまり笑ってくれないw
つまらんのか、俺がw

304.気になる名無しさん2012年01月20日 02:16  ▽このコメントに返信

※281
「俺の感動したこの話に同じように感動できない奴はニートに違いないし価値もない」てことすか?
お隣の国の将軍様が亡くなったときのアレ思い出しちゃいました。
ちょっと日本ではそういうのは勘弁してほしっす

305.しゅん2012年01月20日 02:17  ▽このコメントに返信

彼女と軽くケンカしてて、母が乳ガンだもんで本気で泣けたんだ。

感動もそうだけど、こわくもなった。
オレがこんなシチュだとして、>>1みたいなことできるか?って。

毎日を大切にします、ありがとうございました。

306.気になる名無しさん2012年01月20日 02:22  ▽このコメントに返信

釣りでも創作でもいいが否定しかできない人間は
痛いやつにしか見えない
仮に実話だったとしたらどれだけ責任のない言葉で中傷してることやら

307.気になる名無しさん2012年01月20日 02:44  ▽このコメントに返信

仮に創作だったとしたらどれだけの人間に嘘をついている事やら(笑)
映画やドラマは創作ですって言ってるけどこれは嘘しか付いてないじゃん
>>1、遊んでくれてありがとう。つまらなかったわ。じゃあね。

308.気になる名無しさん2012年01月20日 02:52  ▽このコメントに返信

pp3000って猛者なんすか?

309.2012年01月20日 03:15  ▽このコメントに返信

釣りで有って欲しい

事実なら
辛すぎる

ただ、もし>1本人が俺だったら 2CHネタには為ないで、自心の中に大切にシマって置く。

310.気になる名無しさん2012年01月20日 03:21  ▽このコメントに返信

これが映画化されたら

>>1 森山未来
吹石 吉高由里子

311.気になる名無しさん2012年01月20日 03:26  ▽このコメントに返信

※307
お前は人間としてつまらないゴミだけどな

312.気になる名無しさん2012年01月20日 03:43  ▽このコメントに返信

この場で読んだだけなのに、簡単に否定できるとか何様www


>>306の言う通りだわ

313.気になる名無しさん2012年01月20日 03:43  ▽このコメントに返信

わざわざ※書いて批判するあたりが気持ち悪いです

314.気になる名無しさん2012年01月20日 03:54  ▽このコメントに返信

めちゃくちゃ泣いたわw
トピ主には頑張って欲しい!!

315.名無し2012年01月20日 03:58  ▽このコメントに返信

泣き過ぎた。
このスレたくさんの人に読んで欲しい、
周りの人や今生きている時間を、もっと大切にしようと思いました。

316.気になる名無しさん2012年01月20日 04:23  ▽このコメントに返信

明らかな創作物語でもしっかり文章作りこめばこれだけの大多数の人間に実話だと思い込ませることができるんだね、物語の力ってすごい!
これほど長期間の出来事について普通の人間が一字一句ここまで細かな会話の台詞まで記憶できるわけないじゃないか
常識的に考えたらボイレコで録音でもしてない限り記憶から掘り起こして書き起こすのは不可能に近い。
普通に考えたら創作ものであることは明白。
でもそこまで考えずに感動に打ちひしがれてしまう読者が多い
匿名掲示板だからって読む人をだまして感動させることに罪悪感はないのでしょうか?
冒頭でなくても最後に「創作です」とひとこと書き残すのが本当の物書きではないのか、私はこの≫1筆者を受け入れられない。
私はどうしてもその点が気になってしまい、素直に感動できなかった。もちろん、感動した人を否定するつもりはない。そういう感受性も大事だろう。

317.2012年01月20日 04:27  ▽このコメントに返信

よくセリフとか喋った事細かく覚えてられないだろとか言う人いるけど補完って言葉知らないの?

318.気になる名無しさん2012年01月20日 04:47  ▽このコメントに返信

諸所数え切れないほど不可解な点がある

彼女はアーケードゲーム作成という夢を持っていながら、何故浪人までして美大なのか
普通に考えりゃグラフィック系だろうし、ゲーム作成はデザイン会社入るより敷居低いだろ
兄の動向もまったく理に適ってないし、そもそもそれ以降まったく出てこないのがおかしい
また、彼女の「私だけが女で下の子」という発言は、もう一人別の兄がいることを示唆しているが一切登場しない
また5日間の外出の時、薬諸々の描写は一切なく、卵巣がんなのに食欲もあり、キャッチボールやカラオケという無茶は容認しながら、吐き気にはヒーローの如き過剰な反応
中学時代の不登校からゲーセン通いとなってるが、「小中学生から」と確かに言ってるし、そもそも体弱いのに行かせるのか疑問
所々の表記の不整合(「癌」→「病気」 「サークル」→「部活」)も、当人ならば起こり得ない

なかでも特に不可解なのは、闘病に対する記述が薄すぎることだな

319.気になる名無しさん2012年01月20日 04:52  ▽このコメントに返信

まあ創作だろうな
大切な人が亡くなった話なのに表現凝りすぎだもの
簡単な言葉で十分なのに、明らかに意識してる
感動させようという意図がある以上実話とは思えない
整理ついたからって大切な人の死をネタにしてそこまでできるだろうか

320.気になる名無し2012年01月20日 05:00  ▽このコメントに返信

感動するしないはおいといて、否定している方は何がしたくて否定しているの?
わざわざしなくていい否定をカキコミまでして何を伝えたいの?

ただ単に否定したいだけなら自分の心の内でだけしておきなよ

321.なんだこれ2012年01月20日 05:27  ▽このコメントに返信

きもちわるいもんをきもちわるいと言うことすらできないのかこのまとめブログは

322.気になる名無しさん2012年01月20日 05:27  ▽このコメントに返信

※14
が全てだな、釣り確定
もっとはえーよって言ってる奴もいるが、それは家庭用でゲーセンにはねえよ

あとPP3000なんてアケじゃ初級者もいいところだからwww
アケでやってるのにBPで実力言わないのも変だしな

323.泣いて気持ち良くなってストレス社会を生き抜こう2012年01月20日 05:42  ▽このコメントに返信

セカチューから何年だよ、またこーゆーの持て囃すのか?
登場人物もスカスカじゃねーかなんだこれセカチュー以下だわ

けどこの話で泣いて気持ち良くなれた!って人たちを否定する気はない、体から液体を出すって気持ちいいもんな

324.(>_<)2012年01月20日 06:22  ▽このコメントに返信

ちょww批判してるみんな、心すさみすぎやろwwwww
バカになろうぜ、猪木もバカになれ!って言ってるしさwwwww


俺はお前らとは違う角度から物事みれるし客観的に判断できるんだよ、っていうのがひしひしと伝わってきてイタいよ。誰だって、んなことくらいできる、
だからバカになれって、振る舞うなって、リミットはずせって、かっこつけんなよ

325.素直にいうと2012年01月20日 06:27  ▽このコメントに返信

女がきもい。主人公もなんかアレ

ごめんね

326.魂は永遠に♪2012年01月20日 06:42  ▽このコメントに返信

素直に感動した!
時間の長さじゃ無い 込めて生きる素晴らしさ ありがとう♪

327.キャリー2012年01月20日 06:51  ▽このコメントに返信

米326
あなたの日本語、なんか変だけど大丈夫?
こんな2chまとめサイトなんて見る前に、まずは国語の勉強をもっと頑張ろう

328.かなやわ2012年01月20日 06:55  ▽このコメントに返信

吹石は悠木碧で脳内再生してました。

まぁ、あれだ泣いたわ

329.気になる名無しさん2012年01月20日 07:07  ▽このコメントに返信

否定するくらいなら見なきゃいいだろwwwwwwwwwww
どうせ釣りであってほしいと願ってるんだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
恋愛したことないから僻んでるんだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
かわいそーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

330.気になる名無しさん2012年01月20日 07:09  ▽このコメントに返信

ほんとありがちな内容だけど、文章力に助けられ、楽しませてもらいました。
ドラマ化、映画化したらドン引きです。

331.気になる名無しさん2012年01月20日 07:36  ▽このコメントに返信

妹が服飾やってる→ウエディングドレス制作(見せ場)、の伏線回収具合に萎えた。

332.気になる名無しさん2012年01月20日 07:58  ▽このコメントに返信

お前らこれが仮に万が一もしも本当に
あったことだったらどうすんのwwwwww



・・・コメントって消せないんだっけ?

333.気になる名無しさん2012年01月20日 07:59  ▽このコメントに返信

よかったよ!創作でいいよ。なんかこれから俺も頑張って生きようと思った!

来年から社会人だからあと2ヶ月学生ニートをつづけるよwwww

334.気になる名無しさん2012年01月20日 09:10  ▽このコメントに返信

※14
濡れた。スト4だったら何の矛盾も無かったのにね

335.気になる名無しさん2012年01月20日 10:30  ▽このコメントに返信

「釣りとか言ってるやつ馬鹿?」とか思ってるやついい加減にしろよおおおおおおおおお!!!!!釣りでいいだろ!!釣りじゃなかったら悲しすぎるだろ!夜も寝れないだろ!だから釣りだよ!言わせんな恥ずかしい!

336.名無し2012年01月20日 10:36  ▽このコメントに返信

うん、これは釣りだ
釣りであってほしい
こんな哀しい話が現実にあったらいかん

337.2012年01月20日 11:10  ▽このコメントに返信

今まで何度も釣られてきたけどこれは釣りであってほしいと思った
※14はよくやった。創作で良かった

338.気になる名無しさん2012年01月20日 11:20  ▽このコメントに返信

良い話だったけどこれ釣りじゃないとしてこんな文章の書き方するのかな
何か凝り過ぎてて作り話だろうなあって思ってしまう まあ面白いしいいと思ったけど

339.ナナシ2012年01月20日 11:27  ▽このコメントに返信

長いから最初と最後だけ読んだけど、
おまえらほんと人死にがしきだなwwwwww不謹慎やぞwwwwww

340.助かった2012年01月20日 11:37  ▽このコメントに返信

※14
良かった じゃあ24で癌で亡くなった女性も大切な人を亡くした大学生も本当はいないんだね?

341.ななし2012年01月20日 11:51  ▽このコメントに返信

結婚式で聞いたときはハイハイ乙って思ったけど、このタイミングで聞いたら涙腺が崩壊したわ…名曲だろなにげに…。

342.気になる名無しさん2012年01月20日 12:48  ▽このコメントに返信

すごくいい話だな・・

343.気になる名無しさん2012年01月20日 12:58  ▽このコメントに返信

>>332
本当の話だとしても、こんだけペラペラ話して自分に酔ってる奴まじ屑いと思うよ。

344.2012年01月20日 13:06  ▽このコメントに返信

あーやっぱスパ4の矛盾に気付くよね!

補足すると、
スト4の書き間違いの可能性は無いんだよね。スト4にさくらいないし

345.気になる名無しさん2012年01月20日 13:35  ▽このコメントに返信

いい話だったから創作であろうがなかろうがどっちでもいいや。

この話とこの歌詞とをリンクさせてしまってPV見てまた涙した(TT)
ttp://www.youtube.com/watch?v=KvSK7gtHxbI

346.気になる名無しさん2012年01月20日 13:45  ▽このコメントに返信

実話実話じゃないそんなのどっちでもいいんでねーの?
そんな答え出してどうするんだ
とにかく明日頑張ってみようと俺は思ったよ。

347.うわ2012年01月20日 14:00  ▽このコメントに返信

お兄ってなんだよ、なにこの二人称、大丈夫?
創作であって欲しい。
スレタイが最悪だ
恋人が死んでいく話にこんなスレタイを考えてつけるようなセンスというか発想はどっかの変な奴の妄想であってほしい

泣いたって人、ごめんね

348.気になる名無しさん2012年01月20日 14:00  ▽このコメントに返信

終盤はかさなる影があってる希ガス
マジでないた・・ハッピーエンドで終わって欲しかったよぅ・・・
わんわんかわいいよぅ・・・

349.気になる名無しさん2012年01月20日 14:16  ▽このコメントに返信

BGMはずっとmemoriaだったわ
この世界が~なくなっても~私はそこ~にいる~♪ってな

350. 2012年01月20日 14:56  ▽このコメントに返信

肉親を癌でなくしたからこそ腹が立つ
時間短縮や仕事をやめて女三人がかりで介護してたけどそれでも相当きつかったよ
ラスト二週間なんて痛みで喚くかモルヒネ効いてて半死状態かだった

351.気になる名無しさん2012年01月20日 15:12  ▽このコメントに返信

初めてスレで泣いたわ

352.気になる名無しさん2012年01月20日 15:27  ▽このコメントに返信

良く出来てるけど、これ石田衣良さんの「美丘」のパクリですよね?
凄く類似する。。。まーよく出来ました

353.気になる名無しさん2012年01月20日 15:39  ▽このコメントに返信

長過ぎて全部読む気にならなかった

354.気になる名無しさん2012年01月20日 16:02  ▽このコメントに返信

※欄の荒みっぷりに落胆するわ。

355.気になる名無しさん2012年01月20日 16:09  ▽このコメントに返信

<< 恐らく、ゲーセンにいるって段階で、初対面の会話の壁ってのが数段なくなってるんだと思う。
ってくだりで、ココアを盛大にふきました。ねえぇよ。

随分元気な癌だなって思って読んでた。
ドレスの制作をなめすぎ。ってか採寸はどうした?寝ているときに計るの?無理だろJK。
短期間だと文化服飾の超絶スキルの子でも厳しいぞ。
釣りでしたとか、大漁とか斜め読みとかなく終わるのはなんともね。
mixiで釣り堀つくってた側としては・・・こういうのはちょっと。

356.ななし2012年01月20日 16:37  ▽このコメントに返信

フジファブリック 笑ってサヨナラ

357.懐かしいね2012年01月20日 16:45  ▽このコメントに返信

こういうのがいまの若いオタクの人たちの理想の恋愛なの?
何年か前の携帯小説からあまり変わってないんだね

358.気になる名無しさん2012年01月20日 16:52  ▽このコメントに返信

なあみんな、聞いてほしいんだ・・・ この1が言ってる女性の服装が俺の姉ちゃんそっくりなんだ・・・ 背も・・・ しかも美大生なんだ・・・ まさかこのヒロインのモデルって・・・

359.奈々氏2012年01月20日 17:11  ▽このコメントに返信

1はカッコ良すぎます
彼女は可愛すぎます

360.あくりる2012年01月20日 17:24  ▽このコメントに返信

感動しました
号泣しながら彼女を思い出しながら最後まで読みました
このスレ見てようやくこの部屋からでる決心がつきました
本当にありがとう

361.まちお2012年01月20日 17:25  ▽このコメントに返信


荒らすなら読まなきゃええやんか

いちいち、批判批判・・・

お前ら、批判しか出来へんの?

フィクションでもノンフィクでもどっちでもええやん

362.せやな2012年01月20日 17:37  ▽このコメントに返信

まぁここファンサイトちゃうんやし賛否両方あるんは当たり前やん?
AKBや韓流が記事になった時も批判はでるやん?それと同じやん?やんやん?

363.気になる名無しさん2012年01月20日 17:54  ▽このコメントに返信

淡い感じできれいな話だった

364.気になる名無しさん2012年01月20日 18:04  ▽このコメントに返信

※361
よくないんだよ  釣りなのと実話なのと全然気持ちが違うんだよ  釣りじゃなかったらやばいんだよ かなしすぎんだよ だからみんな釣りにしたがってんだ 分かったか

365.Creme2012年01月20日 18:24  ▽このコメントに返信

涙が止まらなかった┐(´ー`)┌

366.成田知史2012年01月20日 18:30  ▽このコメントに返信

泣きすぎた、作り話であってほしい
俺はこの話から歌詞作ってみんなにこういう気持ち伝えるから
良かったらみんな俺の名前覚えててほしい

367.気になる名無しさん2012年01月20日 18:44  ▽このコメントに返信

涙もろい自分が、この話読んでも泣けなかった。
やっぱり少しでも創作臭するとダメだわ。

368.気になる名無しさん2012年01月20日 18:47  ▽このコメントに返信

これってこれのパクリ?↓
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E4%B8%98

いやに内容が重なるんですけど。。

369.mene2012年01月20日 18:55  ▽このコメントに返信

泣かされました

370.気になる名無しさん2012年01月20日 19:16  ▽このコメントに返信

Mr.Childrenの『 Drawing 』という曲の歌詞が、この話の内容と、とても合ってます。泣いてしまいました。

371.気になる名無しさん2012年01月20日 19:24  ▽このコメントに返信

明らかに矛盾点があるのだが、一つ考えてほしい。

この作者が、もし創作話だとしたらもっと「本当に近い尤もらしい話」にすると思う。

逆を考えてもしこれが本当の話なら作者は明らかに心が強いタイプの人ではない。
よって推測として本当の話なら5年以上前の話じゃないかと想像が出来る。

本人バレも色々な気持ちから知人にばれたくないと思うと仮定したらフェイクの話を混ぜて
特定を困難にさせているとも考えられなくない?
どちらにしろ俺は凄い良い話だと思う。

372.気になる名無しさん2012年01月20日 19:35  ▽このコメントに返信

釣りであってくれ

373.気になる名無しさん2012年01月20日 20:15  ▽このコメントに返信

きめえ

こんなのセカチューやら余命一か月やらと変わらねえじゃん
それ以下だわな
つっまんねええ
これに感動出来る感性がやばいわ

374.気になる名無しさん2012年01月20日 20:25  ▽このコメントに返信

つくり話であってもこれはヤバい

375.気になる名無しさん2012年01月20日 20:30  ▽このコメントに返信

すごい泣いた!ありがとう!
病院勤務でいろんな人見てきてるから余計思うけど
やっぱり大事に思えて大事に思ってくれる人がいるって何より大切なことだよね。
ただ最近の病院は生花ダメなところ多いんだけどねー。アレルギーとかの関係で。

376.気になる名無しさん2012年01月20日 20:54  ▽このコメントに返信

彼女のご冥福と1さんのこれからの幸せを心から願います。

377.気になる名無しさん2012年01月20日 20:58  ▽このコメントに返信

兄に旧帝大→司法試験コースという生き方を強制し追い詰めて精神病院に入院させた吹石の両親が、なぜか途中から素晴らしい人格者として登場。
しかも兄など最初からいなかったかのように、愛する妹が死んでも兄は一切登場せず。
あれあれ?おかしいね〜?w

378.気になる名無しさん2012年01月20日 21:08  ▽このコメントに返信

ゲーセン今死にかけだからな
こういうことする理由はいくらでもある

379.気になる名無しさん2012年01月20日 21:38  ▽このコメントに返信

兄ワロタ。

380.2012年01月20日 22:08  ▽このコメントに返信

少子化でヤンキーも減ったし、こういうことしないとゲーセンもぱつぱつなのかね

381.気になる名無しさん2012年01月20日 22:33  ▽このコメントに返信

米14

誤った情報を流すなー!

382.気になる名無しさん2012年01月20日 22:55  ▽このコメントに返信

>>371五年前にフジファブリックの「Anthem」は存在しない

383.気になる名無しさん2012年01月20日 23:02  ▽このコメントに返信

俺・・・、今までこんなに泣いたのは無いかも知れない・・・

384.22012年01月20日 23:22  ▽このコメントに返信

創作だろ…
いや創作だと思い込んでおく

385.なお2012年01月20日 23:39  ▽このコメントに返信

いい話だ。
釣りとか言ってる奴らはポアしちゃいましょw
オイラは実話だと信じてるし、そして泣いた。。。。

386.ぺろ2012年01月20日 23:40  ▽このコメントに返信

久々に感動した・・・1カッコいいしw
釣りじゃないと思うけどどっちにしても関係ない

そう思える人がいるから、その人と置き換えると涙が止まらない。

387.2012年01月20日 23:44  ▽このコメントに返信

なげーよカス
全然まとめてねーじゃんか。オチだけさっさと教えろバカが

388.気になる名無しさん2012年01月20日 23:54  ▽このコメントに返信

なにこの米欄きもちわるっ

389.気になる名無しさん2012年01月21日 00:19  ▽このコメントに返信

※388
悪い 全部俺が書いたんだ

390.気になる名無しさん2012年01月21日 00:28  ▽このコメントに返信

兄がいないのはおかしいよね

391.気になる名無しさん2012年01月21日 00:38  ▽このコメントに返信

この話を良い話って言ってる人=健全なオタク、一般人

批判してる奴=残念なオタク、きちがい

392.気になる名無しさん2012年01月21日 00:57  ▽このコメントに返信

わんわん!

393.気になる名無しさん2012年01月21日 01:11  ▽このコメントに返信

なんか携帯小説だとか言ってるけどお前ら携帯小説とか読むんだなww
俺携帯小説とか読んだことないからよくわからんが2ちゃんのスレってこんなのばっかだろ
あと※欄きめぇってやつは一般ピーポーは割りとまとめ読むって事知らんだろうな

394.気になる名無しさん2012年01月21日 01:15  ▽このコメントに返信

とても活発な女の子だっただけに
みるみる衰退していく様子を目の当たりにしてどれだけ辛かったことか・・・
彼女のご冥福と>>1の幸せを切に願う

395.小説マニア2012年01月21日 01:25  ▽このコメントに返信

こんな小説読んだの久々です。すごく感動しました。
恋空のように注目されるべき内容だと思います!

396.気になる名無しさん2012年01月21日 01:52  ▽このコメントに返信

俺も>>1のために歌をうたうよ
ミスチルのHEROって曲

駄目な映画を盛り上げるために簡単に命が捨てられていく~

397.くろまる2012年01月21日 01:56  ▽このコメントに返信

お風呂の中で全て読み終えました。顔が鼻水やら涙やらでグショグショでした。お風呂にいてよかったw
世の中にはこんなにも純粋でまっすぐな想いや恋があるなんて正直思っていませんでした。
>>1さんありがとうございました。
彼女と出会えただけで幸せだと思いますが、彼女の分も、もっともっと幸せになってください。

398.気になる名無しさん2012年01月21日 02:26  ▽このコメントに返信

なんでみんな原作知らないの??
それで「感動する〜」とか言ってる人、
笑えるw

399.気になる名無しさん2012年01月21日 02:36  ▽このコメントに返信

※381
残念ながら※14の情報は正しい
調べりゃわかることだよ

400.気になる名無しさん2012年01月21日 03:20  ▽このコメントに返信

矛盾点はあるし釣りかもしれないよね。
でも人の感性なんてそれぞれなんだから、感動しても詰まんないって思ってもいいよ。
ただ批判はしても非難はどうかと思う。

401.気になる名無しさん2012年01月21日 03:33  ▽このコメントに返信

小説やら原作やら何言ってるのかわかんねーけど とりあえず感動しすぎた

402.気になる名無しさん2012年01月21日 03:39  ▽このコメントに返信

いいんじゃない

403.気になる名無しさん2012年01月21日 03:58  ▽このコメントに返信

面白かったよ。でもゲーセンのステマだな。

404.気になる名無しさん2012年01月21日 04:17  ▽このコメントに返信

※14でもう釣りは確定だろ。なにいってんだ

405.釣りでもいいじゃないか2012年01月21日 04:49  ▽このコメントに返信

釣られる奴が悪いんだよ

ただ「おにい」って呼び方はきもちわるすぎた。女が終始痛すぎる
結局そのおにいどっかいったし、おにいを精神疾患に追い込んだ両親は何の反省もなさそうだし

泣いた人、ごめんね!

406.出会えて良かったね2012年01月21日 06:08  ▽このコメントに返信

切ないが、彼女は本当に幸せな最期だったんだろうな(/ _ ; )主 いい男だ(/ _ ; )

407.気になる名無しさん2012年01月21日 07:08  ▽このコメントに返信

おまえら…※14は間違えでストⅣの稼働は2008年7月だろjk。
これだから情弱は。

408.創作創作つりつりと行ってる馬鹿共に告ぐ2012年01月21日 07:25  ▽このコメントに返信

別に創作だったらそれでいいじゃないか
ならお前らは涙なんか一切流さない鬼畜野郎なのか?

私はそういうお前ら見てるとまさに人間としてくずだと思うね

素直に感動したって言えよ
場違いが

409.創作創作つりつりと行ってる馬鹿共に告ぐ2012年01月21日 07:37  ▽このコメントに返信

見ろ、見事なカウンターで返した  調子に乗ってるからこうやって痛い目に遭う

410.気になる名無しさん2012年01月21日 07:50  ▽このコメントに返信

わからん人もいるだろうから※14に注釈つけるとスト4稼動自体は何年も前の話。
だが彼女が使っていた さくら がアーケードに出たのはスパ4AEで稼動日は2010年12月16日
ソースは下記の一番下
ttp://www.capcom.co.jp/sf4/AC/

となると、彼が彼女に出会ったのは上記日付より後の話。
んで死別したのは年明けだから2012年になった時と思われる。
初書き込みが1月15日。彼女死んで半月ではちょっと人間心理的に書けないんじゃないかなー

411.気になる名無しさん2012年01月21日 10:27  ▽このコメントに返信

これが事実でなく、小説だったとしても、俺は1の文章を読んで泣いた。

こんなに感動したのは生まれて初めてだ;; まだケツの青いガキには彼女の死がとてつもなく悲しかった。

長文失礼しました

412.気になる名無しさん2012年01月21日 11:04  ▽このコメントに返信

これは自分でも引くくらい泣いた…

本当に泣いた…

413.気になる名無しさん2012年01月21日 11:32  ▽このコメントに返信

       / ̄ ̄ ̄ ̄\                       
      /;;::       ::;ヽ                      
      |;;:: ィ●ァ  ィ●ァ::;;|                      
      |;;::        ::;;|                     
      |;;::   c{ っ  ::;;|     何言ってんだこいつら                
       |;;::  __  ::;;;|                      
       ヽ;;::  ー  ::;;/                      
        \;;::  ::;;/                        
          |;;::  ::;;|         ___________  
       __|;;::  ::;;|__    j゙~~| | |             |  
  __/          \  |__| | |             | 
  | | /   ,              \n||  | |             | 
  | | /   /         r.  ( こ) | |             | 
  | | | ⌒ ーnnn        |\ (⊆ソ .|_|___________| 
   ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二  _|_|__|_   

414.気になる名無しさん2012年01月21日 12:52  ▽このコメントに返信

事実かどうかは別として 素直にいい話だった

昔 入院中の彼女の所に毎日行ってたの思い出したよ

415.気になる名無しさん2012年01月21日 13:01  ▽このコメントに返信

本当か釣りとかは置いといて
文章のとか読みやすいと思う
どちらでも楽しめるんじゃないのかな?

416.カリフォルニア・キング・ベッド2012年01月21日 13:51  ▽このコメントに返信

事実でも創作でも、もうどちらでもいいじゃないか。素直にこの話に感動した。自分の感性に素直になれない人・紗に構えた人はコメントしないでほしい。1さんに(会える訳も・その術もないんだが)会えたら、ほんと握手したい

417.気になる名無しさん2012年01月21日 14:05  ▽このコメントに返信

素直に感動した ありがとう

418.気になる名無しさん2012年01月21日 14:08  ▽このコメントに返信

最近の2ちゃんが創作小説発表の場になり下がってるな

419.気になる名無しさん2012年01月21日 14:18  ▽このコメントに返信

※410
ゲームの稼動時期とか誰も気になってないし分かりたくもないわwwwwww

420.1202012年01月21日 14:35  ▽このコメントに返信

彼女2012年の年越ししたの?

421.気になる名無しさん2012年01月21日 15:29  ▽このコメントに返信

実話だと思って特に疑う事無く最後まで読んだから気になる部分はあるけどそこは流して読んだから基本的には感動する所もあって良い話だったと思うけど。
吹石一恵に似てて「多分一般的には可愛いって言われないタイプだと思うけど」っていうその感想、イヤ感性というか言葉のチョイスはないでしょ。

422.2012年01月21日 16:00  ▽このコメントに返信

なげーんだよ なんだよ42ページってよ

423.めろにゃんこ2012年01月21日 16:23  ▽このコメントに返信


1さんみたいに心底
彼女を愛せる事わ
素晴らしいです(^-^)
彼女も最後まで1さんと
居れて何より出会えて
幸せな人生だったと
自分的にわ思います★
これからも1さんの
一途な想いを大切に
過ごして下さい!!!

PS>>ゲーセンで格ゲー
初挑戦してみます♪

424.気になる名無しさん2012年01月21日 16:36  ▽このコメントに返信

んー、長すぎるし白けた。創作にしてもなんにしても
1も特に格好よくもないじゃん
親に兼ねだしてもらってんだから大学しきちんと行けや

425.気になる名無しさん2012年01月21日 18:18  ▽このコメントに返信

うん、おかしい
スパIVが稼動したのが2011年の4月
彼女が死んだのは恐らく最後のレスから考えて2011年1月


でも読み直した時まで気づかなかった・…泣いちまったよ
こういう出会いあったらいいのになぁ
やはり※14は天才

426.4252012年01月21日 18:24  ▽このコメントに返信

訂正
発売したのが2010年4月

427.名無し権兵衛2012年01月21日 18:42  ▽このコメントに返信

ありがとう。

428.名無し権兵衛2012年01月21日 18:42  ▽このコメントに返信

ありがとう。

429.気になる名無しさん2012年01月21日 19:06  ▽このコメントに返信

ここのまとめサイトには書かれてないが
こっちのまとめサイトには
ttp://blog.livedoor.jp/dorayaki666/archives/51317220.html

しかし、大学は留年してしまいましたが、夏に新しく部活に入ったり、
自分でも新しい一歩が踏み出せるよう、ゆっくりとではありますが、
前に進もうと努力はしています。

とある。
死んだのが今年ではないのは明らか。


430.たまたま見てみたるき2012年01月21日 19:13  ▽このコメントに返信

いい話ですね
たまたまこのレス見つけて読んだのですが・・・
何なのこの泣ける話w

電車男わくわくしながら読んだの思い出しますたw
ゲーセン行きたくなった(笑)。。。。。。。。

映画化に期待

431.気になる名無しさん2012年01月21日 19:37  ▽このコメントに返信

感動をありがとう
すごく泣きました。

例え創作だとしてもなにも思いません
それでもこれだけ感動させてくれたことには
変わりありません。

むしろ創作であってほしい
そう願ってしまいます(笑)

映画化に期待です!

432.いら2012年01月21日 20:09  ▽このコメントに返信

内容は「美丘」とかその辺のといっしょかなと思うけど、「はいはい創作乙」っては思わないな。意外とあるんだとおもうよそういうこと。

433.気になる名無しさん2012年01月21日 20:32  ▽このコメントに返信

寒気のする※欄だな

434.名無し2012年01月21日 21:10  ▽このコメントに返信

私が好きだった女の子に似過ぎているなあと、何か思い出して苦しくなる。ポップン好きで美術の学校言ってたりする絵描きは不思議な電波系が多い気がする。自分も普通の女に比べたら少し電波がかかっているし、何か共通点があるかもしれないと思いました。管理人さんありがとうございます

435.名無しでいいの?かね?2012年01月21日 21:43  ▽このコメントに返信

もう、ダメだ!涙とまんねえよ!あー、もう!なんかもう、バカヤロー!こういう時のために、写真とかって重要っつうか、存在意義がでかいんだよなー(>_<)ありがとう主↑釣りじゃないのが腹立ったけど。

436.これは2012年01月21日 21:45  ▽このコメントに返信

ゲーセンのステマ乙www








明日ゲーセンいくわ

437.気になる名無しさん2012年01月21日 21:45  ▽このコメントに返信

本当でも創作でも、良い話だと思う。

438.気になる名無しさん2012年01月21日 22:15  ▽このコメントに返信

※74

確かに初期はキャスケットの事もあり脳内は撫子だったなぁ

439.気になる名無しさん2012年01月21日 22:55  ▽このコメントに返信

※429
そうすると、スパ4がゲーセンでできないわけだ。
なにせスパ4がゲーセン稼働日以前にはさくらがアーケードには存在しないわけだから。

多分、彼女のイメージを崩さないスト4のキャラがさくらだったんだろうが、ありえない話だという。

440.気になる名無しさん2012年01月21日 23:01  ▽このコメントに返信

普通にいい話だと思う
感性なんて人それぞれだけど・・・・・
とりあえず※14ありがとうございました

441.プラチナBuBu2012年01月21日 23:23  ▽このコメントに返信

〉1さん本当にありがとう。

442.気になる名無しさん2012年01月21日 23:31  ▽このコメントに返信

イイハナシダナーとは思ったけど、これで書籍化とかしたらちょっと引く。

443.気になる名無しさん2012年01月22日 00:02  ▽このコメントに返信

スレ主大変だったな…
ありがとう

444.気になる名無しさん2012年01月22日 00:25  ▽このコメントに返信

卵巣がん摘出手術後まもなく、抗がん剤治療前に外泊、しかも自宅以外とか
チャリ2ケツとか
水入った(学校備品だからでっかい)じょうろ持って振り回すとか
連日の電車の超強行軍とか
喫煙エリアとか
元気な進行がん患者だなあ
これが創作でなかったら>>1はよそ様の病身の娘さんに何してくれてんだって感じだ

445.気になる名無しさん2012年01月22日 00:46  ▽このコメントに返信

本で出して欲しい 絶対買う

446.気になる名無しさん2012年01月22日 02:20  ▽このコメントに返信

とりあえず何年かぶりに泣きました
最後見たら無性に泣けてきて何回も見てなきました・・・ ただ泣きました・・・
僕は、あなたを心から尊敬します たとえ嘘だったとしても。
みたいな甲斐性なしは自分の彼女に、なにもしてあげられませんでした
でも、このレス読んで自分は、彼女になにをしてあげられるわからなくても
精一杯彼女のことを思いやり、好きでいてあげようとおもいました
最後に
僕に大切なものを思い出させてくれて・・・ありがとう

447.気になる名無しさん2012年01月22日 02:53  ▽このコメントに返信

きっと、僕が泣けないのは、僕が、まだ17歳だからだ

448.気になる名無しさん2012年01月22日 03:00  ▽このコメントに返信

いちいち言動が芝居掛かってて、リアルな人間に思えない。
しかも都合よくドラマじみた不都合が起きる展開。
これが現実の出来事だとしたら、俺と別の世界の住人。

449.気になる名無しさん2012年01月22日 03:04  ▽このコメントに返信

なんでケチつける必要があるんだよ
創作だったとしても、思いを馳せて泣けるのが人の情愛ってもんだろ
穿った見方しか出来ないなんて哀しすぎる

450.気になる名無しさん2012年01月22日 03:11  ▽このコメントに返信

花言葉途中で調べなくて良かった
1さん辛かったと思うけど、その話を書いてくれてありがとう

451.2012年01月22日 03:23  ▽このコメントに返信

人が亡くなる話に対して「いい話」「感動した」って感想には毎回違和感を感じます。

452.気になる名無しさん2012年01月22日 03:36  ▽このコメントに返信

>>451
元スレ1からして大事な人が亡くなったことを「泣ける話」として2chで晒してんだから今さらだろう

「音楽に造詣が深い」「変わった子」「美大生」という形容と実際の音楽の趣味が乖離してて笑ったよ俺は
フジファブリックやカエラが悪いってんじゃなくね、これ元スレ1の音楽の趣味だよな

453.気になる名無しさん2012年01月22日 04:04  ▽このコメントに返信

哲学ニュースの方のコメントでステマ指摘するようなこと書くとすぐ消されるんだけどなにあれww
お前らもやってみろw

454.気になる名無しさん2012年01月22日 04:04  ▽このコメントに返信

ゲームセンタてゲームに熱中して何も考えなくていいから
闘病中の現実逃避場所として頻繁に通うようになっていくんだよね。
僕の元恋人もゲーセンのメダルゲームしてる。

455.☆感想の書き方☆2012年01月22日 04:06  ▽このコメントに返信

---------------------------------------------------------

・涙
・日々の大切さに気付いた
・「ありがとう」


※注意※
・ただ泣いたと書くのではなく、あなたの涙がどれくらい貴重かを明記してください。今まで映画(本)で泣いた事はなかった/数年ぶりに泣いた等。

・メディア展開をリクエストしてください。書籍化や映画化の希望などです。

---------------------------------------------------------

456.気になる名無しさん2012年01月22日 04:16  ▽このコメントに返信

すごい経験だな
一日がこんなに大事だと気付かされる
あと、文章がやたら上手いな

457.気になる名無しさん2012年01月22日 08:28  ▽このコメントに返信

嘘か嘘じゃないかは重要だよ。嘘とか関係ないじゃんって突っぱねる強情さも大切だけど、
その際は最低限もしかしたら嘘かもしれないし、っていう疑惑くらい持ち合わせてほしいね。人として。

例えるなら、神戸牛と謳って販売している肉が実はオーストラリア産だったという場合、
何の疑いも、せず何の偽りもない肉だと食しているやつがいたら滑稽としか言いようがない。

それでこのスレに当てはめると、このスレが真実かどうかは検証のしようがないわけだし、
残された選択肢は、嘘かも知れないし本当か分からないけど、騙されておいしく食べてやるかって
自分を騙す状況。この時点で初めて「釣られた」という状況が発生する。

つまり疑いもせずに話や事実を鵜呑みにするお前らは釣られた、じゃなくて単に騙されたってこと。

疑いもせずに嘘かどうか、騙されても関係ない、面白ければ何でもいいって言っている奴、自分が
思考することを放棄した愚か者だってきずけよ。

458.名無し2012年01月22日 08:47  ▽このコメントに返信

感動した。
久々に綺麗な涙流した。
心が暖かくなったよ。


コメントで説教垂れてるやつ乙。
マジつまらないから独り言にしとけや。自重しろやカス。

459.気になる名無しさん2012年01月22日 09:43  ▽このコメントに返信

はあ?どこがいい話なんだよ

460.気になる名無しさん2012年01月22日 10:46  ▽このコメントに返信

釣りだ!
って言ってる奴等含めて大漁だね。
米14否定してる奴等はちゃんと自分でも調べろ。
アホ丸出し。
俺は....泣いたw

461.気になる名無しさん2012年01月22日 11:26  ▽このコメントに返信

※458
ちょっと落ち着こうぜ。
綺麗な涙、 心が暖かくなった~と言っといて
すぐ後に暴言喚いてどうする。
語尾に安い言葉付けてそう見られたいんなら別だけど。

稼働日や表記揺れやら矛盾点、不自然な箇所はあったけど
楽しめた。ゲーセンの出会いってのがいいね。
もちろん、そういう箇所で感動しなかった人や、ここおかしいよって意見も当然出るさ

462.なっ2012年01月22日 12:12  ▽このコメントに返信

どこかでそんなことがあったんだと思ったけど、想像したら涙がとまらなかった。

463.受験生2012年01月22日 12:33  ▽このコメントに返信

僕、受験お割ったらゲーセン行こうと思う

464.世界2012年01月22日 13:20  ▽このコメントに返信

俺もゲーセン行こう

465.気になる名無しさん2012年01月22日 13:25  ▽このコメントに返信

富沢君は本当に勇気の有る人だ。
自分の気持ちに正直であり、おもいやる心も男らしい。

そして見事に彼女の心に花をさかせ、愛する女の最後を見届けたんだ。
まだ21~22の若い男がこんな重圧に負けねぇで、今にもぶっ壊れそうなてめぇと、女の心の不安と、闘ってよ。
彼女は救われんかった、それが病だが、親御さんは救われたとおもうよ富沢君に。

たったの一言からここまで人生ってのは変わっちまうんだって、25歳にしてまた一つ道徳を知れた。

すぐには無理だろうが、この出来事があったからこそ、富沢君には新しい彼女を作って、就職について、楽しい20代を謳歌してもらいたい。
天国に行った彼女もきっとそれを許してくれるはずだ、幸せを願ってるはずだ。

466.名無し2012年01月22日 15:04  ▽このコメントに返信

これは花屋のステマに違いない

467.気になる名無しさん2012年01月22日 15:09  ▽このコメントに返信

このスレを見た方には「吐息 アンサンブル」
って曲がossm
この話とあっている。
ってか、同一人物。

468.気になる名無しさん2012年01月22日 15:14  ▽このコメントに返信

例え釣りだとしても、俺は泣いてしまった。
読み返しても泣けるし、最高の話だと思う。
すごい目がかゆい。

469.気になる名無しさん2012年01月22日 15:38  ▽このコメントに返信

※468   <すごい目がかゆい。
すぐ目医者いったほうがいいぞ 花粉症は苦しいよな

470.気になる名無しさん2012年01月22日 15:44  ▽このコメントに返信

1さん、彼女に感謝。。。大きく人生を変えてくれた人に・・・

471.気になる名無しさん2012年01月22日 16:23  ▽このコメントに返信

とても良いノンフィクションのお話で感動しました・・・!!

多分この主人公の◆WiJOfOqXmcは韓国系でしょう。

文を読みとることが出来る人間には分かるであろうが

主人公の実家にいってカレーをスパイスからアレンジする
→韓人はキムチを作るからスパイスの知識が豊富

小学校のグラウンドが無駄に広い
→韓民族系学校はスポーツに力を入れている(身体能力が優れている)ので広く作ってある

主人公は自己を犠牲にして他人に奉仕できるのもシャイな日本人にできない韓民族の特徴であるし、相手家族も自分の家族を大切に敬えるのも
儒教先進文化を理解できる韓人であるがうえであるから。

コメントがあったとうり
確かに花言葉の間違いがありましたね。


それより病人にお花を差し上げる習慣がある韓国の文化っていいなぁと思いました・・・


このスレを見たTV関係者の方におねがい!
もしTVドラマ化か映画化したらヒロイン役に石原さとみで主人公は
BIGBANGのG-DRAGONかSHINeeのジョンヒョンがイメージにピッタリですね

472.気になる名無しさん2012年01月22日 19:36  ▽このコメントに返信

>>471
思いこみの激しさにワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

473.(*´∇`*)2012年01月22日 20:23  ▽このコメントに返信

創作を実話って書いたらその時点で騙す気アリアリだよねー

創作でも別にいいけど実話って嘘ついてでもお涙頂戴したかったわけだー

泣いた()安い涙だねー

それとこの週末ゲーセンでナンパされまくったんだけどw
こういう恋愛、現実にはねーからw

474.気になる名無しさん2012年01月22日 20:33  ▽このコメントに返信

※14
確かに矛盾してるな
まぁ本人も細かい時系列は曖昧になってるのかもしれないけど
でもきっと釣りだな!そう思わないとやりきれない

475.気になる名無しさん2012年01月22日 20:37  ▽このコメントに返信

※465
富澤がそれを望んだらだけどな
彼女を一生思い続けるって言ってるしきっと新しく彼女作る気なんてないんじゃないだろうか
彼女に悪いとかそういう動機でなく富澤の本心として

476.気になる名無しさん2012年01月22日 20:50  ▽このコメントに返信

みんなあーだこーだ言ってるけど、
俺はこれからも頑張って生きていこうと思った

477.気になる名無しさん2012年01月22日 21:00  ▽このコメントに返信

正直な感想を言うと文章や台詞が切ない恋愛もののライトノベルみたい

478.気になる名無しさん2012年01月22日 21:48  ▽このコメントに返信

※473
いやいやないとは言い切れんだろwww
なにを根拠に言ってんだおまえはw
ただ 「俺(私)ナンパされたんだけどwモテるw」
とか言いに来ただけなんじゃねーのww

479.気になる名無しさん2012年01月22日 21:51  ▽このコメントに返信

ケータイ小説はフィクションていう前提があるから泣けないけど、この話は真実の可能性もあるから悲しくなる…
映像より文章のほうが切ない(´・ω・`)

480.2012年01月22日 21:59  ▽このコメントに返信

個人的に曲は浜崎のプログレスのほうが良い

481.気になる名無しさん2012年01月22日 22:06  ▽このコメントに返信

※479
>映像より文章のほうが切ない
これはあると思う.文字と絵・映像では伝わり方が違う気がする.
文章なら都合がいいように個人で補完できるし

482.ニダー2012年01月22日 22:57  ▽このコメントに返信

>>471
1の起源はウリナラニダ<`∀´/>

483.気になる名無しさん2012年01月22日 23:20  ▽このコメントに返信

マジ泣きしてしまった・・・彼女のご冥福をお祈りいたします。

484.2012年01月22日 23:47  ▽このコメントに返信

久しぶりにかなり泣いた
1よ幸せにな

485.気になる名無しさん2012年01月22日 23:49  ▽このコメントに返信

数年後、アケゲー開発の会社に務める>>1の姿が!
やりすぎかw
創作だろうとそうじゃなかろうと、物語として感動できた。
作家が2chで修行してるんじゃないかと疑うわw

486.キョウ2012年01月22日 23:54  ▽このコメントに返信

感動した 涙

ありがとう

487.気になる名無しさん2012年01月23日 00:38  ▽このコメントに返信

事実ならご冥福を

創作なら駄作乙 ありがちすぎる
映画化とかってレス見た時血の気引いた
こんなんで喜んでるから映画制作サイドも
駄作しか作らないし作れないんだろ
全米が震撼!!
って見出し付くks作品

つまり私は創作だと思っている

488.気になる名無しさん2012年01月23日 01:03  ▽このコメントに返信

いい話だー
一番悲しいのは無理にでも釣り師認定しようとする汚れた輩が結構いたことだな
創作でも事実でも純粋に泣ける話だからええやん

489.気になる名無しさん2012年01月23日 03:19  ▽このコメントに返信

無粋な輩多いなー
釣りだったとしても普通に感動できる。
てか釣りだったらこんなありきたりな話を長々とは書かないと俺は思うね
PCの前にいすぎて感情が欠陥しちゃったの?

490.気になる名無しさん2012年01月23日 05:25  ▽このコメントに返信

読んでたらスレ見て初めて泣いて、良い意味ですげぇ辛くなった・・
あーだめだ今日、学校休む。休んで真っ暗な部屋に閉じこもる
良い話しをありがとう!こんなに感動したの初めてだ!

491.気になる名無しさん2012年01月23日 06:45  ▽このコメントに返信

学校サボる口実にしてんじゃねーよww

492.気になる名無しさん2012年01月23日 07:04  ▽このコメントに返信

釣りだったとしても>>1の文才には嫉妬するレベルだわ

あとアーケードゲームとか詳しくなくてよかった

493.気になる名無しさん2012年01月23日 07:25  ▽このコメントに返信

小学校のグラウンドでキャッチボールするシーン良かったなあ。
おれもこんなかわいい彼女と小学校のグラウンドでキャッチボールしたい(*´Д`)

494.よしじぷ2012年01月23日 09:44  ▽このコメントに返信

本当の話なのか作り話なのかはどちらでもいい。
最後まで読むことが出来て本当に良かった。

495.あなたのファン2012年01月23日 09:44  ▽このコメントに返信

素晴らしい内容です。
こういう場所で初めて書き込みさせていただきます。
お二方のスーツとドレスの写真を見せて頂けませんか?
顔を隠してでも構いません。
幸せの思いでを少しでも、別けて下さい。

496.よしじぷ2012年01月23日 10:01  ▽このコメントに返信

※495
正気ですか!?

497.気になる名無しさん2012年01月23日 11:26  ▽このコメントに返信

俺ケータイ小説とか嫌いだったのに初めて泣いたわ
恐らく他人事だとは思えなかったから
妙にリアルに感じられたんだよな

498.やま2012年01月23日 17:19  ▽このコメントに返信

ありがとう。

499.てんつく@帆足2012年01月23日 18:22  ▽このコメントに返信

マジ凄いいい話だった。ハッピーエンドに終わってほしかったなぁ><

500.気になる名無しさん2012年01月23日 20:34  ▽このコメントに返信

彼女をよしたかゆりこっておもえばめっちゃそうぞうできる。。

501.名無しさん2012年01月23日 21:49  ▽このコメントに返信

うらやましいけど自分は1になりたくない…
泣ける(ノ_・。)

502.気になる名無しさん2012年01月24日 00:53  ▽このコメントに返信

俺らが単に携帯小説やエロゲのやりすぎかも知れないけど

読んでたみなの頭ん中で吹石が楽しそうに動き回ってたのは事実
創作にしろ実話にしろ登場人物がそれぞれ人の心を動かす魔力を持っていたのは
間違いない


敢闘賞は妹かタクシーの運転手だな

503.LOCK2012年01月24日 01:35  ▽このコメントに返信

初めて携帯小説&コメントします
ゲーセンよく行くし元カノとも行ってペット願望あった奴だから被るって自分も主人公になった気分で号泣です ありがとう

504.気になる名無しさん2012年01月24日 01:37  ▽このコメントに返信

>>1の文章力すげぇよ!マジで泣けるよ!

505.気になる名無しさん2012年01月24日 03:03  ▽このコメントに返信

文章は読みやすいね
「お兄ぃ」は遠藤と千秋を想像してしまうが

506.気になる名無しさん2012年01月24日 03:27  ▽このコメントに返信

釣りであってほしいね
こんなに泣いたのは何年振りだろう・・・
今日からがんばる!!

507.2012年01月24日 04:24  ▽このコメントに返信

釣りだろうが事実だろうがこんな時間に目が腫れるくらい号泣するほどの物語だった
彼女はAB!のユイのイメージで読んでたよ
いちおつ

508.気になる名無しさん2012年01月24日 14:39  ▽このコメントに返信

このスレを見たTV化したいと思った関係者の方
この物語の主人公富澤は↑の検証で判明しました在日韓国系だと思われますので
映像化する際はぜひBIGBANGや大国男子の韓流スターを使って下さい!

このスレを見たTV化したいと思った関係者の方
この物語の主人公富澤は↑の検証で判明しました在日韓国系だと思われますので
映像化する際はぜひBIGBANGや大国男子の韓流スターを使って下さい!

このスレを見たTV化したいと思った関係者の方
この物語の主人公富澤は↑の検証で判明しました在日韓国系だと思われますので
映像化する際はぜひBIGBANGや大国男子の韓流スターを使って下さい!

このスレを見たTV化したいと思った関係者の方
この物語の主人公富澤は↑の検証で判明しました在日韓国系だと思われますので
映像化する際はぜひBIGBANGや大国男子の韓流スターを使って下さい!

509.気になる名無しさん2012年01月24日 15:13  ▽このコメントに返信

元プロのシナリオライターだけど
これは本物の体験談だと思う。

創作って何かしら説得力を持たせようとするものだけど、
これは純粋に彼女との思い出話じゃないかな。

何か特別な展開があるわけでもないのに
ここまで人の心に響いてくるのは
彼の生の感情がこの文章に宿っているからだと思う。

どんな天才の作家大先生でも自分の体験なしに
こういう文は書けない。

若い二人にもっと時間を与えてほしかった。
ただただ、残念でなりません。

彼女のご冥福をお祈りします。

510.悪魔型人間2012年01月24日 18:51  ▽このコメントに返信

久しぶりの涙をありがとう…

これからの人生色々なことがまだまだ有ったりして辛いこともあったりするだろうけど頑張ってな!

俺も、この花言葉を身に託してこれからの人生を充実させて行くことをここに誓うよ

511.気になる名無しさん2012年01月24日 19:46  ▽このコメントに返信

お兄に悪いけど笑った。
しかも、お兄が最初だけで後は影も形もない
入院してるとあるけど、それだけ影響与えた兄について
自分の死が間近なのに彼女自身も兄を追い詰めた親も一切触れてない
感動話の裏で、入院するほど壊れた兄の存在を
結局家族全員が抹消してるみたいで怖かった

512.気になる名無しさん2012年01月24日 20:37  ▽このコメントに返信

大事な思いでを2chなんかに書くって
神経どうにかしてるんじゃないかと思う
俺が家族だとして、ネタにされたら発狂するわw

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