答えなんてないのはわかっています。
答えなんてないのはわかっていますが、もしかしたらわたしはどこかで答えを見つけたいのかもしれません。
慰謝料を払うと言う答えを。
払いたくないわけじゃない。でも1円も払いたくない。
自分が悪いことをしたことは分かっている。
わかっているけど、わかっていない。
前妻がわたしに慰謝料を請求する理由を。
不倫はダメなものだという答えを。
精神的苦痛を与えたから?・・・・・だからなに?
前妻から電話が掛かってきたとき「私と彼は夫婦なんですよ」と言っていました。・・・だから?
結局、だからなに?何ですよ。
夫婦だから不倫をしちゃだめだというなら、きちんと捕まえておけばいいのではなかろうか?
不倫相手のわたしを怒鳴るなんて「夫婦関係が終わってる」と認めたも同然です。
あなたが別れるなら別れる。あなたは別れないなら別れない。え?だから?です。
愛されているものは乱れるものじゃないですよ。と心の中で思いました。
もがくほど空しくなることをわたしは知っていた。
いつも優先順位は奥さんが1番で、それが辛くて受け入れられなくてもがいた。乱れた。空しかった。
自分の愛するひとが、自分じゃない女性をかばうのなんてみたくない。
彼が前妻を大切にしているのを心で感じるたびにもがいた。乱れた。本当に空しかった。
それが傍から見てもとてもえげつないものだというのは、前妻がわたしに電話してきたことにより教えてもらった。
自分のために乱れる女はどこか可愛いだろう。自分が彼氏ならそう思う。
度を越えなければ愛されてる安心感だってある。居心地だっていい。
そしてそれが恋愛でズルズルいく原因だろうし、それでこそ成り立つところもあったりする。
恋に溺れるのは素敵だと思う。
でも乱れる女を、恋敵の同性の女が見れば・・・・めんどくせぇ女としか思えなかった。
そして今まで自分がどれだけ面倒な女だったかと思った。
今彼とは本当にケンカをしない。何であれだけ面倒な女になれたのかと思う。
妻と言う大切な絶対的な何かがある人を好きになること。
子供と言う自分の分身を持った人を好きになること。
不倫をしていたわたしが言うのはなんだけど・・・・惹かれあうもの同士は本当にこわいなぁと思う。
理屈じゃないことを慰謝料と言う理屈で解決しようとすること。
不倫は理屈じゃ出来ないけど、ダメなことと理屈ではわかっていること。
わたしの答え探しはまだまだ続く。