慰謝料を申し立てる人は、もちろん一瞬は自分の非も考えると思う。
あーあのときこうしていれば
あーあのときは、あんな風にしておけば・・・・って
そこで
あぁ、わたしも悪かったな・・・・って思う人は慰謝料を請求しないんだと思う。
相手の痛みを考えれる人は請求してないんだと思う。
もちろん一方的に非難され、本当に慰謝料を請求してもおかしくない人も居ると思うんだけど・・・
それは別として。
わたしが前妻に思うことのひとつとして
あなたは彼に慰謝料を請求できるほど完璧だったか?ということ。
確かに彼から愚痴は聞いたことはないし、彼がわたしに前妻の不満を漏らしたこともない
むしろ彼は不満なんて本当になかったと思う。
だけど同じ女として
前妻を批判するわけではないが、もっとこうしてあげたら?と思うところがたくさんある。
不倫をするだけの、不倫をされるだけの夫婦関係がそこにあったと思う。
だからこそ彼に慰謝料を請求することに違和感があるし
わたしに請求されることもよくわからない人だなぁと思わせてしまう。
前妻はわたしに言った。「本当に好きならそんなこと出来ない」と。
「本当に好きならそんなこと出来ないのである。」
なーに考えてるんだか。
不倫をされた慰謝料。
じゃあ彼が寂しい思いをした、不自由をした慰謝料は?
「不倫」という癒しなのだろうか?
彼が寂しいと言ったわけでもなければ、不自由だと言ったわけではない。
それでもわたしのそばに居る理由がある限りはやっぱり何かしら奥さんじゃダメだった部分がある。
そのダメだった部分の慰謝料は誰が払うの? 奥さんじゃないの?
彼は何も言わなかったと思う。調停の場でも。
関わりたくないから無言を貫き、払える分は払うことにしたと思う。
そんな元旦那を見て どう思うのだろうか?
元旦那のことはわたしよりわかっていると思う。
反省していることも、だれよりも苦しんでいることも・・・・・
それなのにわたしに「私と彼は夫婦なんですよ」と言った前妻が
離婚するとなったら手のひら返すように復習みたいなことする。
だからあなたは選ばれないんですよ?と思う。
精神的苦痛なんてお互い様じゃなかろうか?
彼と前妻の場合を見てそう思う。
夫婦のことなんてわたしにはわからない。
ふたりはとても素敵な夫婦だったと思うし、前妻を悪くいう気はない。
それでも自分の非を認め 奥さんに慰謝料を払う彼はやっぱりわたしの好きになったひとだなぁと思う。
それでも それでも の部分である。
彼は前妻に「彼女と居たい」と言い切ったと思う。前妻の家族にも。
それでもわたしには「逃げたかった」と言った。「おまえと一緒になりたいためではない」と言った。
きっとどれも本当の気持ちなんだと思う。
彼が「離婚する」と話してきたとき「全部片付くまで少し距離を置こう」と言ったことがあった。
わたしは絶対嫌と拒否したんだけれど。
それは妻から別れようと言われた。と説明されていたから・・・・・・。
別に片付けるとか そんなのなんだ??と思った。
けど、あの時言われたことが手に取るようにわかる。
俺を信じてるなら待て。迎えに行く。
すべてに耐え切れたら誰からも守りきってやる。とか・・・・・
彼のお母さんはもちろんだけれど、わたしのことを良くは思っていない。
だから離婚が全て片付いたら誰になにを言われようと「俺が彼女じゃなくちゃダメなんだ」と言い切ると言われた。
守ってやる。と・・・・・・。
彼から言われたことを整理すると。
わたし自身に責任を感じさせないために「一緒になりたいわけじゃない」と言ったのだと思う。
だって将来の話を今はたくさんするもの。昔は全く話さなかった未来の話を。
調停の日を彼には伝えていない。
裁判所に向かうときに「今日は調停です。行って来ます」とメールしようと思っている。
終わってひとりで居られなかったら素直に伝えようと思う。
きっと彼は帰ってきてくれると思う。
わたしはやっぱり不安だ。
なにが不安って、わたしは彼以外味方が居ないことを知っている。
それでも彼だけでいいと選んだのはわたしだからこの不安も平気なもんなんだけど
平気だよーと強がることは出来ない。
彼が奥さんになんて言ったか確認することで
なにを言われても平気な状態にしておきたかったけど・・・・・
それはわたしのエゴ。
だから何も聞かない。
今 目の前にあるもの それが全てで それがわたしの自信。
大丈夫だ。
離婚慰謝料は、相手方の有責な行為によって離婚を余儀なくされたことによる精神的苦痛をやわらげるためのものですが、苦痛の中身として、
(1)離婚原因となった相手方の個別的な行為に基づく苦痛
(2)離婚すること自体によって生じる苦痛に分けられると考えられています。
(2)浮気というのは離婚原因として最も典型的なものであり、浮気によって受けた精神的苦痛は上記(1)に入り、浮気が原因となって夫婦生活が破綻し離婚せざるを得なくなった場合、離婚することになってしまったことによる精神的苦痛は上記(2)に入ります。
ただ、慰謝料請求権が成立するには、浮気が原因で夫婦関係が破綻し、
その結果離婚に至ったという関係が必要です。
判決例でも、夫婦仲が冷めてから夫が別の女性と交際し始めたという件について、
浮気を原因とする慰謝料を認めなかったというものがあります。
いろいろと調べたりしているのですが、彼に確認する必要があることがたくさんかもしれないですね。
不倫が理由ではないのか、不倫が理由なのか。
彼は奥さんに実際のところどう説明したのか。
彼はわたしと一緒に居たいために離婚するのではないと言っていました。
なにより1番は奥さんから逃げたかったのだと。
それでも奥さんには「彼女と居たい」と言い切ったのか、実際のところはどうなのか。
確認しなくてもいいのかもしれないけれど・・・・どうするかなぁ。
「知りません」「知りません」でいいのかな?
彼と前妻の関係というものをわたしは本当に知らないのです。仲が良かったんだとは思うけど・・・・
お付き合いをはじめるか、はじめないかのときに
「俺は簡単にひとを好きになったりはしないから今こうやって惹かれていることに戸惑っている」という話をして
「今まで本当に妻一人だった」という話しはしました。
だからこそ器用には出来ないし
だからこそわたしにも嘘をついているときはすぐにわかりました。
わたしは納得しないと気がすまないタイプなのです。
だから彼から実際のところの話を聞いて彼をかばえるところはかばって慰謝料は払うつもりです。
でもなーーんにも知らないんです。ホントに。
いきなり離婚するって聞かされ、離婚理由に挙げられていたことが全部違って・・・・結局は彼が申し出ていて。
わたしと一緒になりたいわけじゃないと言いながら、前妻には彼女と居たいと説明している模様。
どーれーがーほーんとーーー?
彼はきっとわたしに自分のせいで離婚したと責任を感じてほしくなかったのかもしれないけれど
それでもこうなった以上は「一緒に居たい」と言ってくれてもいいと思うんですけど・・・・言いません(笑)
何で離婚しようと思ったの?と聞いても「逃げたかった」と。
別に逃げてないと思うけど・・・・・彼はそう思うみたいです。
知らないことがあるままでいいんですかね。
彼とゆっくりこの話をする時間がないんです。
調停の前日に聞いてみようかな。
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