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――最新シングル「ピョコピョコ ウルトラ」。10期メンバーが本格的に参加する曲ですが、聴きどころを教えて下さい。
【光井愛佳】 メロディーも歌詞も楽しいですね。とくにサビは覚えやすいし、ライブではファンの皆さんも盛り上がって下さったり。9期、10期の声もちゃんと聴ける曲になってます!
【工藤遥】 今までモーニング娘。って、ひよこの着ぐるみを着るなんていう曲はなかったので、最初はびっくりしました。「私たちはがんばって成長していくぞ!」という意味が込められています。
【鞘師里保】 衣装も成長が表されていて、10期はおしりにタマゴのカラが付いてるんですよ。9期はカラの面影のある白いリボン。先輩たちはピンクのリボンがついてたりとか。白くてふわふわだったり…ひよこがどんどんお姉さんに近づいてくって感じなんです。
【光井】 すごく盛り上がるし、勢いもあるけど、同時に「あせらず、自分磨きしよう!」っていう感じもあるんですよ。
――たしかに。まさに今のモーニング娘。に向けての曲って感じですね。春のツアーでリーダーの新垣里沙さんが卒業しますが、本当に大きくモーニング娘。が変わっていく、“今”という時期に重なりますね。
【光井】 それはまさに、そうですね。

――みなさんは、これからのモーニング娘。の未来とか目標について考えたりしますか?
【生田衣梨奈】 はい!私は…目標を“世界のアイドル”にしています!世界中の人にモーニング娘。を知ってもらいたいなって思って。タイとかバチカン共和国とか、いろんな国に行って…。
【光井】 バチカン市国ね(笑)。
【生田】 バチカン市国でした。そこにモーニング娘。と生田衣梨奈をアピールします!
――自分もアピールしたい、と!
【鞘師】 でもたしかに今、Fairiesさんとか、ももクロ(ももいろクローバーZ)さんとか、同い年ぐらいなのに実力のあるアイドルがいるじゃないですか。その中で、私たち9期や10期は“モーニング娘。”っていう名前に負けないように経験と実力をつけていかないと……。もっと頑張らなきゃいけないんですけど、同時に「モーニング娘。ってすごいな」って、インパクトを与えたいです。驚かせていきたいですね。
【石田亜佑美】 私自身は、もっとしゃべれる人というか、道重(さゆみ)さんみたいにトークが上手い人になりたいです!
【工藤】 それと同時に、私たち10期は実力を上げていかなくちゃって思います。いつ後輩が入ってくるかも、わからないじゃないですか。でも、今11期が入ってきても、きっと教えられることなんてできないので、もっと自覚を持って前に進まなきゃって。
【光井】 光井は、休んでた期間が大量にあるので。もっと能力を上げていかなきゃって。それに、これまで後輩がいなかったぶん、ヌルく育ってきたところがあるんですよ。だから9期10期を見ていると、ガッツもあるし驚かされます。「自分が入ったときは1年でこんなに意識もってたかな」って。自分を見つめ直してますね。

文:篠本634(short cut)


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