ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 島根 > 記事です。

島根

文字サイズ変更

フォーラム:どうする県西部の医療崩壊 益田でパネルディスカッション /島根

 ◇「医師養成の取り組み」「魅力ある街づくりを」…会場から厳しい声も

 医師不足など石見地域の深刻な医療問題を考えるフォーラム「県西部の医療崩壊を立て直すには」が22日、益田市須子町の市人権センターであった。県、島根大、医師会、住民団体の発表やパネルディスカッションが行われ、医療・行政関係者や住民ら約170人が発表に聴き入ったり、意見を述べたりした。

 岩本正敬・県医師会副会長を座長に、木村清志・県健康福祉部医療統括監▽小林祥泰・島根大医学部付属病院長▽山本貞寿・山口県医師会監事▽内藤宗紀・益田市医師会長▽森田泰精・「益田の医療を守る市民の会」会長が出席。大学の地域推薦枠など地域医療を担う医師の養成や招請に向けた取り組みや新たな体制づくり、「医師定着には魅力ある街づくりが必要」などの報告、指摘があった。

 会場からは「県や大学の広報、申し開きでしかない」「医療崩壊に至った責任が明らかになっていない」などの厳しい意見も出て、医療問題への医療従事者や住民の危機意識の高さがにじんだ。【江田将宏】

毎日新聞 2012年1月23日 地方版

PR情報

スポンサーサイト検索

島根 アーカイブ一覧

 
地域体験イベント検索

おすすめ情報

注目ブランド

毎日jp共同企画

特集企画

東海大学:山下副学長「柔道家として教育を語る」

学生時代の思い出から今の日本の課題まで

縦横に語ってもらった。