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東電の柏崎刈羽5号機、定期検査で停止

2012/1/24 19:34
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 東京電力は24日、柏崎刈羽原子力発電所5号機(新潟県、110万キロワット)が定期検査のため25日に停止すると発表した。これにより、東電が保有する稼働中の原発は6号機(135万6000キロワット)だけとなる。昨年3月の東日本大震災前に約3割の電力量を頼っていた原発は3月末に全17基が停止する見通し。12年度中の再稼働は難しい情勢で、当面は管内の厳しい電力需給状況が続きそうだ。

 原発の定期検査は13カ月ごとに実施が義務付けられている。東電は震災直後の事故で福島第1、第2原発の計10基(910万キロワット)が停止。稼働中だった柏崎刈羽原発の4基についても、昨夏に2基が定期検査のため停止していた。

 東電管内では昨夏、大口需要家に対する電力使用制限令が発動されたことで計画停電を回避した。ただ今冬は自主的な節電にとどまり、電力使用率が90%を超えた日が既に13回に達した。1回にとどまった昨夏と比較すると急増しており、1月20日夕には昨夏のピーク需要を上回っている。

 再稼働を巡っては地元同意が必要だが、新潟県は「国による福島原発事故の原因の究明がまずは必要」(泉田裕彦知事)との立場を崩していない。このまま原発が再稼働ができなければ今夏は11年夏並みの電力不足が発生する可能性がある。

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東京電力、柏崎刈羽原子力発電所、泉田裕彦、定期検査

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