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覚醒剤:ミクシィ通じ売却容疑、元東京・新宿区議ら逮捕

 愛知県警は23日、インターネットの会員制交流サイト「ミクシィ」を通じて覚醒剤を売ったとして、東京都新宿区の元同区議、俵正(43)と台東区の無職、鈴木博司(43)の両容疑者を覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)容疑で逮捕したと発表した。2人は容疑を認めているという。

 県警は2人が10年7月以降、会社員や主婦ら少なくとも全国の三十数人に売り、約1500万円を売り上げたとみている。

 容疑は11年10月、愛知県蒲郡市の無職の男(29)=同法違反(所持)容疑で逮捕=に覚醒剤1グラムを3万2000円で販売したなどとしている。

 県警薬物銃器対策課によると、2人は10年7月~11年10月、ミクシィ上に共通の趣味を持つ会員が情報交換するコミュニティー「元祖!シャブコミュ」などを開設。俵容疑者は覚醒剤を意味する隠語「アイス」を連想させる「アイスマン」というニックネームを使っていた。購入希望者とは直接ネット上でやりとりし、携帯電話で振込先や売買場所などを伝えていた。

 俵容疑者は95年から新宿区議を1期務めた。【稲垣衆史】

毎日新聞 2012年1月23日 21時12分(最終更新 1月23日 22時36分)

 

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