これは情報充実度日本一と言われた、2ちゃんねるのメンヘルサロン板の首吊りスレのテンプレを更新したものです。


確実、簡単、苦痛なしと三拍子そろって老若男女を問わず圧倒的な人気。

言わずもがなの自殺の王道

身も蓋もない結論を言ってしまうようだが、首吊り以上に安楽で確実で、そして手軽に自殺できる手段はない。
他の方法なんか考える必要はない。
「なーんだ」と思うかもしれないが、いくら調べたところでこれ以上の手段は見つからないんだからしかたがない。
以下に詳しく書くが、それくらい首吊りは優れている。人類が考え出した芸術品と言ってもいい。
だからこそ毎年日本の自殺者の半数以上がこの手段を選び、古今東西を問わず広く用いられてきたのだ。
首吊りの最大の長所は未遂率が極端に低いことだ。
紐が切れたり、紐をかけた木の枝が折れたり、あるいは決行直後10数分以内に発見されたりしないかぎり、成功する確率は100%だといっていい。
服毒したうえ切腹したが死に切れず、線路で電車を待ったがこれもダメで、しかたなく崖から飛び降りたがそれでも死ねず、ついに崖を這い上がって松の木で首吊り自殺した人がいた。
首吊りの確実さを物語っているケースだ。自殺するなら首吊り。志願者は、これをまず念頭に置いておくべきだろう。

縄1本の手軽さ

用意するものは紐1本でいい。電気コード、ベルト、、縄など、首に巻きつけることのできるものであれば、なんでもかまわない。
ただ、なるべく柔らかく首にぴったりとフィットするものを選ぶこと。
デパートの包装用のビニール紐などでも、100kg程度の体重を支えるには十分だ。
これが針金などの切断力のあるものなら、首を切り落とすこともある。
板橋区の橋の欄干に車の牽引用ワイヤーの一端を結び、もう一端に首を括りつけて川に飛び込んだ男の死体は、首だけが切り落とされて川に流れ、変死事件と騒がれたし、同じく車の牽引用ワイヤーを木に結び一端を自分の首にかけて、そのまま車を発車し、首切り自殺した勇気ある会社員もいる。

座ったままでもOK

縄をかけるのは、折れやすい細い木の枝などでなければどこでもいい。
中1の少年が本棚に5寸釘を打ちつけて首吊りした例もある。
ただ、縄をかけるのに適したところが見つからない、ということは十分にありうる。
病院や留置場内などでは特にそうだろう。
しかし首吊りは、自分の身長より高い位置に紐をかけなければできないものではない。
足や尻が床についていても、十分に死ねる。病院のベッドで首を吊る人も多いし、理論的にも可能だ。
その理論を説明する前に、首を絞める場合と、吊る場合の違いについて、説明しておこう。
前者の場合、死因は気道がふさがれることによる窒息死が多いが、後者の場合は、脳にいく血液が遮断されて脳内が酸欠状態になったためである場合が圧倒的に多い。
脳に血液を送る動脈は2種類ある。頸動脈と脊椎のわきを骨に保護されながら上っていく脊椎動脈だ。
首を絞める場合は、頸動脈はふさがれても骨に守られた脊椎動脈はふさがれない。ところがくびを吊る場合は、斜め上方から首がひっぱり上げられて角度がつくために両方が同時にふさがれ、瞬時にして脳への血液供給が止まる。

その差は死体を見ればよくわかる。首を絞めた死体の多くは、椎骨動脈による脳への血液供給が続けられるのに、逆に脳から血液を送り出す頸静脈がふさがれているので顔が紫色になって鬱血しているが、首吊りの場合は、ほとんど鬱血が見られないのだ。

さて、ここまでわかったところで、首を吊る高さの問題に戻ろう。
首を吊る場合、血圧が170mmHgの人なら頸動脈は3.5kg、椎骨動脈は16.6kgの力でふさがれる。足が床について膝が曲がっている程度なら、全体重の70〜80%、膝が床についていても体重の20%くらいの重量は首にかかる。
たとえば、体重が60kgの人が膝をついて首を吊った場合、首にかかる力は12kgで、頸動脈はもちろん完全にふさがれる。
椎骨動脈については完全にふさぐまでは至っていないので、わずかながら脳に血液が流れるが、これも時間の問題で、単純に首を絞めたときに比べれば数段まし。
多少失神が遅れる程度で、未遂に終わるようなことはない。つまり、首にかかる力が体重の20%程度でも、首にきちんと角度がついてさえいれば、完全に体をぶら下げなくても死ぬのは簡単ということだ。

実際、尻や背中がついていた例もあるし、高さが30cmもあれば死ねると言う人もいる。
欧米ではむしろ足が床についている場合のほうが多いなんていう話まである。自分の部屋で死にたいあなたも、高さがないからといって諦める必要はない。
ドアのノブでも十分だし、階段の斜面を使うやり方だってあるのだ。
その他注意することとして、人に見つからない場所を選ぶことは当然だが、これまたガスやクスリを使った自殺のように何時間も、あるいは何日も発見されないような場所でなくてもいい。
ほんの10数分発見されなければ、まず助からないし、それが数十分に及べば完璧だ。
死体を友人や親に見られたくない場合は、自宅や通学・通勤路から少し離れた場所を選べばいい。
身元がわかって親が知るころには、あなたはすでに病院か警察のなかだ。

一瞬で意識喪失、苦痛はなし

首に縄をかけ踏み台から足を浮かせた後、あなたの意識はどうなるのか?
法医学者の研究によると首を吊るとすぐに意識が遠のき、手も足も動かそうにも動かせず、
しかもこの過程でまったく苦痛はないことが明らかになっている。これは医学界ではすでに常識だ。
東京で演出家が見物人の前で首吊りの演技をして見せたところ、「こんなふうに腰を下げると……」と言ったとたんに意識を失い、そのまま見物人たちの前で死んだという事件もあった。
ある法医学者は首吊りの苦痛を体験しようとして、いつでも踏み台に戻れるように準備し、さらに同僚を立ち合わせて、踏み台から足を離したが、突然失神してしまい、かろうじて同僚に助けられた。こういう体験例はいくらでもある。
電気コードで首を吊って助けられたある未遂者は、「頭がポワーンとしてなにもわからんうちに意識がなくなったらしい。息ができなくなって苦しいとか、痛いとかいう感じもなかった」と語っている。
苦しいどころか、かなり気持ちいいという説もある。
たとえば柔道で締め技をかけられて”落とされた”ときの快感が忘れられず、風呂場で首を手ぬぐいで締めてひとりで失神ごっこをしていた少年が、そのまま縊死したというケースもあった。

また勢いをつけてぶら下がると、首関節が脱臼して、この場合は一瞬にして心停止、呼吸停止を招くことになる。首吊りというと喉が締まって苦しみながら窒息死すると考えている人も多いが、
実際には息苦しさを感じる前に脳が酸欠を起こして意識を失うので、苦痛はない。
もし疑うなら、あなた自身が試しに紐に首からぶら下がってみるといい。
果たして本当に一瞬にして意識を失うのかどうか。
たぶん首に縄をかけて少し体重をかけた程度で、予想以上に首がきつく締まることに驚いて、そこでやめてしまうのがオチだろうが。

10数分で心臓停止

さらにいくつかの段階に分けて詳細に研究した学者もいる。
この研究には異論もあるが、とりあえず紹介しておこう。

まず第1段階として、はじめに頭がカーッと熱くなり、耳鳴りがする。そして眼にピカピカと光を感じる。
そして次第に足が重くなり、徐々に気が遠くなっていく。この間薬1分だという。

頭が熱くなり、耳鳴りがし、眼に光を感じるのは首を吊ったまさに直後で、これと同時に意識は薄れていくようだ。

意識喪失後の第2段階に入ると全身に痙攣が起こる。ほとんどの場合、手は水のなかを抜き手で泳ぐような、足は歩くような運動をするという。その後両手足の筋肉がひきつり、全身を伸ばしっきりにするひきつりが起こる。
ただしこの痙攣については、全身が小刻みに震えるようなものだ、という感覚のほうが今では有力だ。
この間、約1分から1分半。ここで男性の場合、なぜか性器が勃起して射精してしまうこともある。

第3段階ではすでに仮死状態となり、大小便や精液を漏らし、眼球が飛び出して、呼吸が止まるという。
この間約1分で、ここに至るまでの時間はわずか3分から3分半。この段階ではまだ心臓は動いており、発見されれば一命は取り留められる場合もある。
この後、薬10分心臓は動いているが、心臓が停止すればまず助かる見込みはない。

あるアメリカの軽業師は、観客の前で首吊りの真似事をして、意識がなくなりかけたときに合図して降ろしてもらうという芸を披露していたが、ある日突然に失神が来てしまったらしく合図ができずに、そのまま13分間首を吊った状態で放置され、急いで病院に運ばれたが、息を吹き返すことはなかった。
つまりほんの10数分間の間、誰にも発見されなければ、あなたの自殺は完了する。
しかも苦痛もない。こんなに都合のいい自殺方法は他にはない。

首吊り死体は汚いか?

首吊りの欠点としてよく言われるのが、死体の見た目がよくないということ。確かに失禁したり射精していたりすることがある。喉を締め上げるため、舌が飛び出しよだれが流れ、また顔は鬱血して紫色になり、さらに目玉が飛び出すなどとも言われる。ただし、ここまでひどいケースはそんなにはない。死後何日もたっていないと目玉は飛び出さないし、舌も歯にひっかかれば突き出ない。
こうなることもある、という程度だ。首吊り死体を写真で見ると、ほとんどが「ダラーン」「ブラーン」としているだけで、生きている状態と変わらない。

前述したように頭に行く血液はすぐに遮断されるので、顔も鬱血していない場合がほとんどだ。

見た目がよくないとはいっても、ビルからの飛び降りや、電車への飛び込みなどの死体に比べれば格段にきれいな死体と言えるだろう。

失禁を防ぎたければ、事前にトイレに行っておくだけでいいし、射精をしたくなければ自慰でもしておけばいい。昭和天皇の後を追って、崩御当日に自殺した87歳の老人は、口にガーゼをくわえ、さらにマスクをして、みかん畑のなかで首を吊った。この程度の準備はしておいてもいいかもしれない。

首締めは苦しい

前にも言ったように、首吊りが優れているのは、斜め上方から首がひっぱり上げられる姿勢になることにより椎骨動脈が締まるからである。
手などで首を絞める場合は当然、この動脈がふさがれず、脳に血液が運ばれるため、一瞬にして意識喪失というわけにはいかない。

首吊りでは先にあげた第1段階で意識を失うが、締める場合は第1、第2、第3段階を意識とともに体験し、ようやく失神する。結局、気道がふさがれて窒息死することになり、痙攣も味わうため、かなりの苦痛を伴うわけだ。

にもかかわらず、自分で首を締めたりして窒息死する人は多い。30cmの高さを作る手間を惜しんだばっかりに、と同情を禁じえないのだが、42歳のある大学助教授は、ネクタイで首を徐々に締めて、口から血を流して自殺したし、東京オリンピックに水泳選手として出場し、その後平凡な主婦として生活を送っていた43歳の女性は、その人並みでない肺活量を生かして、口と鼻、首に粘着テープを何重にも巻き、窒息死した。息子を絞め殺して留置場に入れられ鼻や口にギッシリとちり紙を詰めて、自らも窒息死した49歳の主婦もいれば、警察の保護房でトイレットペーパー約100g(約1本)を飲み込んで、気管支閉塞で自殺した46歳の土木作業員もいる。もちろんこんなふうに窒息によっても死ねないことはない。
ただし相当の苦しみをともなうので、とうてい薦められない。
また首吊りに関しては、脳内が酸欠状態になり細胞が破壊されるため、未遂に終わった場合に深刻な脳の後遺症が残る。脳細胞の特徴は、他の細胞と違って一度壊れたら二度と再生しないことだ。
発見されないための計画性は十分持っておく必要がある。

鶴見済『完全自殺マニュアル』太田出版, 1993年

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