米倉７年ぶり！？キスシーン　テレ朝系「ナサケの女ＳＰ」

　２月４日午後９時から放送されるテレビ朝日系ドラマ「ナサケの女スペシャル〜国税局査察官〜」に主演する女優の米倉涼子（３６）、共演の俳優速水もこみち（２７）、武田鉄矢（６２）が２３日、東京・六本木の同局本社で会見した。

　米倉演じる元ヤンキーの国税査察官・松子が悪質な脱税者たちを容赦なく摘発していく人気ドラマ。今回はニューハーフ・パブと結託しながら私腹を肥やす整形外科の実態を暴いていく。へき地医療に取り組むイケメン医師（速水）と松子とのラブストーリーも大きな見どころだ。

　「女優なのに恋するシーンは７年ぶりぐらい」という米倉。劇中ではキスシーンや、お姫さま抱っこされたり白無垢（むく）姿も披露する。速水について「ホントにカッコイイ。見るのが恥ずかしくなる。（キスの味も）緊張して覚えてません」と照れまくった。

　同じ“キスの味”について質問を受けた速水は「スペインの情熱的な感じでした」とニンマリ。「米倉さんのような女性はパワフルで力強くて頼りになる。年下から見てもあこがれてしまう」とほれ込んでいた。

　ニューハーフ・パブへの潜入シーンでは、練習を重ねたＫＡＲＡのダンスも踊る米倉。今回印象に残った場面を問われると「ヤリを投げた後ろ姿の足がすごく上がってて、自分が格好いいんじゃないかと思った」とコメント。速水は同シーンを見て「女性を怒らせちゃいけないな」とつぶやいて笑わせた。

　昨夏のドラマ撮影後、１０月に心臓の手術を受けた武田は、劇中のオカマバーのママ姿で登場。サプライズの“復帰祝い”として、大好きな坂本龍馬の格好をした武田をかたどったチョコが贈られると「これは食べられないね」と笑顔をみせた。

　武田は当初の退院予定日が龍馬の命日と同じ１１月１５日だったことも告白。しかし２７日に延期され、残念がっていたら妻から「結婚記念日よ」と指摘されて恐縮したエピソードを明かして笑いを誘った。

　今回のドラマでは医者が悪者になっているが、武田は集中治療室入院中に若い看護師から“お姫さま抱っこ”された体験などを明かしながら「日本の医者は立派だと思いました」と感謝していた。