22日の大津市長選挙で初当選した越直美さんが、一夜明けてよろこびの表情をみせました。橋下大阪市長からも祝福の声が寄せられています。
当選から一夜明け、越さんには市民から次々と声がかけられています。市民が、「がんばって下さいね。期待してますから」と声をかけると、越さんは、「期待されているぶんがんばりたい」と答えました。越さんは36歳。女性市長としては全国最年少となります。越さんは弁護士で、「子育て世代が働ける環境の整備」を掲げ、民主・社民の他、嘉田知事を支援する地域政党「対話の会」とも連携し、無党派層から広く支持を集めました。越さんは、「やはり『大津が変わる』という、皆さんの期待だと思っています」「考え方が似ている(嘉田)知事とやっていけるのはありがたい」と話しました。市民は、「色々な面で変われば活性化ができればいいけど。実力は不透明なのでわからないですけど」「(大阪市で)橋下さんがああなってるし大津市も変わればいいかな。若い人のパワーで変わってくれたらいい」などと話しました。橋下大阪市長は、「(市民は)やっぱり変革求めてますよ」「女性知事と女性市長、女性だから珍しいというとまた嘉田知事から怒られますけども、やっぱり華ですよ。華になりますよ。すごい期待しています」と話しました。越さんはけさ、駅前に立ったあと、選挙で支援してくれた「対話の会」や民主の地方議員を回りました。一方、現職の目片信さん(70)は2期8年の実績をアピールし、推薦を受けた自民・公明の組織力をバックに企業や支持団体の引き締めを図りましたが、3選はなりませんでした。投票率は44.15パーセントで、前回(42.31パーセント)を上回りました。
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