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〜班目春樹委員長 NHKニュース〜
長年
安全問題で
「協働の質と人間の行為の質」を注視してきたが
班目春樹委員長ほど
「不作為」という用語にふさわしい人物は珍しい
・・・
原子力安全委員会の各委員は動かず
(姦臣の如しの)同委員長も動かず
・・・
このリーダーが
Fukushima nuclear power plant from March 11, 2011
の悲劇を生み
私たち
国民をどん底に落しいれ
美しい福島県を崩壊させたと僕は思う
・・・
> 班目春樹委員長は、原子力安全委員会の会議後の記者会見で
>「海水注入の中断がなかったのなら、私は一体何だったのか
>何がどうなっているのか教えて下さいというのが、正直な気持ちだ
班目氏は・・・笑みを滲ませながら・・云う
・・・
・・・
政府と東京電力でつくる統合対策室
そこの
ご意見番役の
班目春樹委員長の立場は何か
・・・
先の大戦なら
原子力安全委員会は・・・・参謀本部
班目春樹委員長は・・・・・・参謀総長
・・・
参謀本部の役目は
軍隊において高級指揮官の作戦指揮を補佐するための合議機関である
・・・
一方
原子力安全委員会も同様の趣旨で設置された機関としている
・・・
あの3月11日には
同委員会は数名しか集まらず
現地に係員を派遣したのも一ヶ月以上の先
・・・
3・11 福島危機の時は
班目春樹委員長は参謀総長として確かな役割をしていたのか
議事録もなく 録音もなく
今思えば
原子力の素人が集まった官邸で
委員長は国民の為に何を果たしたのか
・・・
しかも
同委員長は 「原子炉のメルトダウン」の研究の実績さえない
この道の研究者からすれば
素人なのかも知れない・・・そうなら語れるわけがない
・・・
「可能性はゼロでない」と云えば
「可能性はアリ」と
政治家は混乱するのは必至
・・・
〜戦艦三笠の艦上の東郷司令長官の後ろに付き添う<参謀>・・肩に肩章を付けている人物〜
<2011年5月13日 (金) 02:29 Wikipedia>
もういちど
再確認したい
・・・参謀本部の役目は
・・・軍隊において高級指揮官の作戦指揮を補佐するための合議機関である
・・・
つまり
前線の師団長
海軍なら旗艦に乗艦している司令官
いずれの長も戦争の専門人
彼らを補佐するものが<参謀本部>だと僕は思う
・・・
参謀長は
天皇と臣下として陸海軍各大臣として中央にいて
現地の参謀から報告を受け
そして中央の考えを指示をする
・・・
今回の場合
班目春樹委員長は
福島第一原発の発電所の吉田昌郎所長の傍に
(参謀役の)補佐する助言者
・・・
原子力委員を張り付けたか・・・を聞きたい
・・・
結果はどうであれ
この事態は
吉田昌郎所長の暴走でもあった
先の大戦(ノモンハンなど)で関東軍の如しである
・・・
この
・班目春樹委員長の<不作為>は「犯罪」
・暴走した吉田昌郎所長の<作為>も「犯罪」
・・・
結果的に
私たちの菅総理は
鈍刀乱麻の如しで
ただ官邸は混乱し
しかも危機を傍観していただけだと僕は思う
<原子力安全委員会について>
原子力安全委員会は原子力基本法、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法及び内閣府設置法に基づき設置されています。原子力を安全に利用するための国による規制は、直接的には経済産業省、文部科学省等の行政機関によって行われていますが、原子力安全委員会は、これらから独立した中立的な立場で、国による安全規制についての基本的な考え方を決定し、行政機関ならびに事業者を指導する役割を担っています。このため、内閣総理大臣を通じた関係行政機関への勧告権を有するなど、通常の審議会にはない強い権限を持っています。
原子力利用における国の安全規制は科学的合理性に基づくべきであることから、専門的かつ大局的な見地から判断を下す役割を担う5人の原子力安全委員会委員が、国会の同意を得て総理大臣により任命されています。また、原子力安全委員会の下には、法律によって設置が定められている原子炉安全専門審査会と核燃料安全審査専門審査会が置かれ、関連する分野について深い見識を有する専門家が参加して原子炉施設と核燃料物質の加工や再処理施設等の安全性に関する調査審議を行っています。さらに、耐震安全性、放射線防護、放射性廃棄物の処理・処分等、多くの分野にわたって、それぞれ深い見識を有する専門家の議論に基づいて、国による安全規制についての基本的な考え方を、原子力安全委員会の文書、報告書、安全審査指針等としてとりまとめ、公表しています。
◎班目委員長“私は何だったのか” (NHK 5月26日 17時55分)
東京電力が福島第一原子力発電所の1号機への海水注入について「中断しておらず、継続していた」と明らかにしたことについて、原子力安全委員会の班目春樹委員長は、原子力安全委員会の会議後の記者会見で「海水注入の中断がなかったのなら、私は一体何だったのか。何がどうなっているのか教えて下さいというのが、正直な気持ちだ。
3月12日の時点においては、官邸と東京電力とのパイプはそんなに太いものではなかったので、もう少しやり方があったかもしれないと思うが、やむをえなかった点もあるとは思う」と述べました。
この問題を巡っては、政府と東京電力でつくる統合対策室が21日に開いた記者会見で、事実関係を記した文書を公表し、班目委員長が総理大臣官邸で再臨界の危険性を指摘したとしていました。
その後、班目委員長は「そのような発言はしていない」と統合対策室の事務局長を務める細野総理大臣補佐官らに訂正を申し入れ、文書は「総理から再臨界の可能性について問われた原子力安全委員長が『可能性はゼロではない』と回答した」という内容に訂正されました。
◎“海水の注入 継続していた”(NHK 5月26日 19:25更新)
東京電力福島第一原子力発電所の1号機で、地震発生の翌日、水素爆発が起きたあと、原子炉を冷やすための海水の注入が1時間近く中断したとされる問題で、東京電力は関係者の聞き取りを進めた結果、海水の注入は中断しておらず、継続していたことが分かったと明らかにしました。
この問題で、政府と東京電力で作る統合対策室は、福島第一原発の1号機で、地震が起きた翌日の3月12日午後3時半すぎに水素爆発が起きたあと、東京電力が午後7時4分から原子炉を冷やすために海水を入れる作業を始めたものの、およそ20分後の午後7時25分に停止し、菅総理大臣の指示などを受けて、午後8時20分から再開するまで55分間中断していたと説明していました。
これについて、26日、東京電力が記者会見を開き、その後、関係者からのヒアリングを進めた結果を公表しました。
それによりますと、これまで海水の注入作業を中止したとされていた午後7時25分ごろ、総理大臣官邸に派遣していた東京電力の社員の状況判断として「海水注入について総理大臣の了解が得られていない」という連絡があり、いったんは海水の注入を停止することにしたものの、福島第一原子力発電所の吉田昌郎所長の判断で継続したということです。
記者会見で東京電力の武藤栄副社長は、「テレビ会議の通話で、派遣していた職員が総理大臣が判断しないといけないという空気を伝えてきて、いったんは海水注入の停止に合意した。所長の判断で海水の注入を継続したのは、安全に最大限配慮した結果だ」と述べました。
吉田所長が今になって説明したことについては「所長は、現場がふくそうするなかで、事態の収束などの陣頭指揮に当たってきた。『新聞報道や国会の審議、それにIAEAの調査があり、国際的に今後の教訓とするためにも、正しい事実に基づくべきだと考え、事実を報告したいと思った』と所長は話していた」と述べました。
21日の記者会見で、海水の注入を中断していたと説明していたことについては、「これまでは社内のメモや本店の対策本部の職員からの聞き取りで経緯を調べていた。福島第一原発でおとといからきのうにかけて聞き取りを行って判明した」と説明しました。
そのうえで、「海水の注水継続は技術的に正しい判断だったが、報告の在り方や、その後の対処のしかたがよかったのか、検討する必要がある」と述べ、吉田所長の処分の有無を含めて検討する考えを示しました。
この問題を巡っては、関係者の証言が食い違い、事実関係の説明や訂正が繰り返されていて、今後の検証にも課題を残す結果となりました。
◎海水注入中断問題 原発所長の判断で中断せず継続と説明 日替わりで説明が右往左往
福島第1原子力発電所1号機の冷却をめぐる「空白の55分」問題は、日替わりで説明が右往左往している。
26日は、海水注入が実は中断されていなかったことが明かされ、関係者の怒りをさらにあおることになっている。
東京電力の武藤副社長は、「注水の停止でありますけれども、テレビ会議のあと、発電所長の判断で、海水の注入は継続をしていた」と語った。
震災翌日、福島第1原発1号機への海水注入を一時中断していたとされる問題で、福島第1原発・吉田所長の判断で、中断せずに継続していたことがわかった。
20日、自民党の安倍元首相の「菅さんは『おれは聞いてない』と、『ふざけるな』と言って、『それ(海水注入)は止めろ』と」というひと言から、言った言わない騒動が始まった。
菅首相が班目原子力安全委員長からの「再臨界の危険性がある」との進言を受けたことが、中断につながったとみられていた。
22日、細野首相補佐官は、「そういうことをおっしゃったという記憶はあるんですけれども」と述べた。
一方、同じ22日、班目原子力安全委員長は、「わたしが言うはずないと思います。わたしに対する侮辱ですよ」と語った。
23日、自民党の谷垣総裁は、「総理の指示で中断をしたのではないか」とただした。
菅首相は、「少なくとも、私やそのメンバーが止めたことは、まったくありません」と述べた。
そして26日、注水は続行していたとの報告が出された。
班目原子力安全委員長は、「本当ですか?」、「一体、何がどうなっているのか、わたしに教えてくださいというのが、わたしの正直な気持ちです。一体、わたしはなんだったんでしょう、教えてください」と話した。
自民党の安倍元首相は、「知っていなかったとしても、知っていなかったことも含めて、菅さんの責任ですね。これ、当たり前じゃないですか」と述べた。
自民党の谷垣総裁は、「あまりの事実説明の迷走に、開いた口もふさがらないというのが正直な気持ちです」と語った。
細野首相補佐官は、「21日の時点で、正確な情報を国民の皆さんにお知らせをできなかったという面で大変、申し訳なかったと。当時の状況の中で、吉田所長として、どうやって困難な状況を乗り越えるのかっていうことを考えた末に、決断をいろんな形でされておられたんでしょうから、やむを得ない状況だったんではないかというふうに思います」と話した。
東京電力によると、吉田所長は「報道や国会審議、IAEA(国際原子力機関)の聞き取り調査が予定されていることから、正しい事実を報告した」と話しているという。
菅首相に近い有力議員は、「現場をコントロールできていなかったことになる。不信任の雰囲気ができつつある。まずいな」との見方を示した。
一方、枝野官房長官は、「われわれも対応に苦慮いたしますし、何よりも国民の皆さんが疑問、不審に思われると。きちっと、正確な事実関係の把握のうえで、正確な報告をいただきたい」と述べた。
官邸筋は、「東電の現場が勝手にやったことだ。こちらになんの責任もない」と、コメントした。
二転三転する注水問題、勝者なき論争の決着はいつになるのか。
最終更新:5月27日(金)0時31分