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がれき処理、岩手と基本協定案 来月中旬締結目指す 秋田県

 秋田県は23日、東日本大震災で発生した岩手県沿岸北部のがれきの広域処理に関する基本協定案を県議会に示した。今後、2月中旬の協定締結を目指し、両県で協議を続ける。
 協定案によると、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり100ベクレル以下であることや、焼却処分後の灰のセシウム濃度が同8000ベクレルを超えないことなどを、受け入れの基準とする。
 要件を満たさない場合は排出先に返却する条項も盛り込んだ。協定の有効期間は、岩手県の災害廃棄物処理計画に合わせ、2014年3月末までとしている。
 秋田県にがれきの受け入れを要請しているのは岩手県の久慈市、洋野町、野田村、普代村。秋田県は可燃性のがれき計2万9000トンを受け入れる方針を示している。
 佐竹敬久知事は23日の定例記者会見で「基本協定は(受け入れの)大きな骨格。年度内に焼却試験に着手したい」と述べた。


2012年01月24日火曜日


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