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【社会】

覚せい剤販売容疑で元新宿区議逮捕 

2012年1月24日 02時02分

 インターネット会員制交流サイトを悪用して覚せい剤を販売した事件を調べていた愛知県警岡崎署などは23日、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで、新たに東京都新宿区、元新宿区議で自称経営コンサルタント俵正容疑者(43)を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年10月26日ごろ、愛知県蒲郡市の無職男性=当時(29)=に、覚せい剤1グラムを3万2千円で売ったとされる。

 県警は17日、同容疑で東京都台東区、無職鈴木博司容疑者(43)を逮捕している。

 岡崎署によると、両容疑者は2010年12月に交流サイト内に開設した、共通の趣味を持つ人らが情報交換できるコミュニティー「元祖スノーランド」を利用。覚せい剤を示す隠語「アイス」を連想させる「雪だるま」の絵文字を用い、購入希望者に宅配便や手渡しで覚せい剤を販売していたという。

 鈴木、俵両容疑者には全国にそれぞれ20人ほどの客がおり、合わせて1500万円以上を売り上げていたとみられる。

 俵容疑者は1995年4月、26歳で新宿区議に当選し、1期務めた。

 県警は10年9月、サイバーパトロールで、交流サイト内でコミュニティー「元祖シャブコミュ」を発見。名称を変えた後も、覚せい剤の販売に利用されていたとみて捜査を続けていた。

(中日新聞)

 

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