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北朝鮮看板アナ、出演減少は「若い方がいい」

2012.1.23 19:50
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 北朝鮮の朝鮮中央テレビで重要報道を担当してきた看板女性アナウンサー、リ・チュンヒさん(68)は23日までに中国中央テレビの取材に「私の出演は少なくなった。(テレビ)画面に出るのはきれいで若い方がいい」と説明、後進育成のために出演機会が減っていることを明らかにした。

 リさんは金正日総書記の死去が発表された昨年12月19日まで約2カ月、出演せず、その背景に関心が集まっていた。

 中国中央テレビは23日、春節(旧正月)の特別番組の中で、平壌駐在の特派員がリさんを取材した様子を放映。同テレビはリさんが「新人育成に力を入れており、重大なニュース以外は、多くの機会を若い世代に譲っている」と説明した。

 リさんは1970年代から朝鮮中央テレビのアナウンサーとして活動。94年7月の金日成主席死去の報道も担当した。「人民放送員」や「労働英雄」の称号を持つ。(共同)


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