地方【連続不審死公判】「火災報知機がなくなった。殺すつもりでは」 木嶋被告と同居の男性が証言+(2/2ページ)(2012.1.23 21:53

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【連続不審死公判】
「火災報知機がなくなった。殺すつもりでは」 木嶋被告と同居の男性が証言

2012.1.23 21:53 (2/2ページ)

 続いて、木嶋被告と結婚紹介サイトを通じて知り合い、被告が21年9月25日に逮捕される直前まで同居していた千葉県野田市の男性(48)が証人として出廷。逮捕前の被告の様子などを証言した。

 検察官「逮捕後に気づいたことは」

 男性「自宅の火災報知機が7個なくなっていた。被告が外したのではないか」

 検察官「被告が外したと思う理由は何か」

 男性「当時、家には自分と被告の2人しか住んでいなかった。自分は取り外していないので」

 検察側「他に思い当たることは」

 男性「(被告が)知り合いが火災で亡くなったと話していた。自分も殺すつもりだったのかと思った」

 一方、弁護側は反対尋問で、供述調書と証言が食い違う点を問いただした。

 弁護人「検察に事情を聴かれた際、何個外されたと言いましたか」

 男性「6個」

 弁護側「調書には7個と記載があります。7個と言ったのでは」

 男性「6個と言ったはず」

 弁護側は、男性の供述内容が変わっていることから、男性の証言は信(しん)憑(ぴょう)性が薄いと指摘した。

 24日からは東京都青梅市の会社員、寺田隆夫さん=当時(53)=の事件に関する審理が始まる。

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