地方【連続不審死公判】「火災報知機がなくなった。殺すつもりでは」 木嶋被告と同居の男性が証言+(1/2ページ)(2012.1.23 21:53

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地方

【連続不審死公判】
「火災報知機がなくなった。殺すつもりでは」 木嶋被告と同居の男性が証言

2012.1.23 21:53 (1/2ページ)

 さいたま地裁(大熊一之裁判長)で開かれている木嶋佳苗被告(37)=殺人などの罪で起訴=の裁判員裁判は、23日の第8回公判で、東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん=当時(41)=の事件に関する審理がひとまず終了した。この日は、大出さん死亡後の木嶋被告の様子などに関する証人尋問が行われ、検察側、弁護側双方の激しいやりとりが繰り広げられた。

 検察側は、大出さんが遺体で発見されてから2週間後の平成21年8月20日、木嶋被告が大出さん宅を訪れ、「ご連絡がないのでおうかがいしました。お約束通り写真をご返却ください。何か事情がおありでしたらご連絡ください」などと書いたメモを残していたと説明。大出さんの母に、このメモについて尋問した。

 検察官「警察はメモを8月21日に入手しているが、いつごろ見つかったか」

 母「20日の夜でした」

 検察官「メモが残された時点で、警察は被告を容疑者として捜査していたのですが、メモについてお母さんはどう思いましたか」

 母「被告が嘉之を殺害したのでは、と思いました」

 検察側は、木嶋被告は大出さんの死について知らないふりをした上で、大出さんの母を通じて警察の捜査状況を知るためにこのメモを残した-と指摘した。

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