(2012年1月23日 15:34)
海辺で刈り取ったわかめを神前に供え、今年1年の豊漁と航海の安全を祈る和布刈神事が23日、北九州市の神社で行われました。
和布刈神事は、毎年旧暦の正月に関門海峡に臨む和布刈神社で行われる伝統行事です。
引き潮の午前2時半、狩衣に烏帽子姿の神職3人が、社殿前の石段を下りて関門海峡の岩場へ。
燃え上がるたいまつの火を頼りにわかめを刈り取り、手桶に入れていきました。
わかめは新年に芽吹くことから福を招くとされていて、今年1年の豊漁と航海の安全を祈願して奉納されました。
奈良時代から続く厳かな神事を一目見ようと、多くの見物客が訪れました。
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