門司で春の訪れを告げる和布刈神事
(福岡県)
関門海峡に春の訪れを告げる和布刈神事が23日、北九州市の神社で行われました。潮が最も引いた午前2時半、北九州市門司区の和布刈神社では、狩衣に烏帽子姿の神職3人が海に入り、たいまつの灯りを頼りにワカメを鎌で丁寧に刈り取っていきました。ワカメはすべてに先駆けて芽吹く縁起物とされており、神事は豊漁や海の安全を祈願して奈良時代から1300年続くとされる伝統行事です。ことしも多くの人が訪れ、刈り取られたワカメは奉納されました。
[ 1/23 16:00 福岡放送]