「解散カード」も焦点に 消費税で与野党激突へ(01/23 18:03)

 24日から通常国会が始まります。

 (政治部・白川昌見記者報告)
 (Q.24日から始まる国会のポイントは)
 24日に本会議場で、野田総理大臣は施政方針演説を行います。改めて消費税の引き上げの必要性やその前提となる議員定数削減などの行政改革の実現に向けて、野党側に協力を呼びかける予定です。ただ、自民党側は、今までの復興のために必要なことには協力するとしていた姿勢からは完全にシフトチェンジしました。22日の党大会でも「一日も早く解散に追い込む」と気勢を上げています。激突必至の通常国会ですが、民主党幹部は「自民党が政局でくるなら、こちらは国民のための政治という王道でいく」と述べていて、粘り強く野党に協議を呼びかけ、その姿を国民にアピールしていく戦略です。民主党内には、自民党が反対する姿を見せたうえで、消費税法案の必要性をかけて解散するべきだという意見もあり、野田総理が解散カードをどう使うのかもポイントとなってきます。政権の座の行方を左右しかねない150日間の通常国会が24日から始まります。

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