- 【アニプレックスストアはこちら】 アニメ、バラエティー、実写作品などをチェック
- 【アニメ ブルーレイ&DVD】- お買い得情報、最新タイトルなどアニメブルーレイ&DVDの情報はこちらから
- 予約商品を通常商品と同時にご注文の場合、通常商品も予約商品の発売日にまとめて発送される場合がございます。通常商品の配送をお急ぎの方は別々にご注文されることをおすすめします。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
91 人中、86人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
シャフトは本気だ!,
By
レビュー対象商品: 魔法少女まどか☆マギカ 5 【完全生産限定版】 [Blu-ray] (Blu-ray)
BDを見て最も驚いたのは、ほむらのキャラクター性に関わる、ほんの一瞬ながらも重要なカットが差し替えられていたことです。
それは第10話、3順目のループでまどかを看取ったほむらが、4順目で目を覚ますカット。眉根や目のニュアンスが明らかに変更されています。 TV版では、まどかへの思いを引きずっているかのような悲痛な表情だったのですが、BD版では、痛ましくも何かが吹っ切れたかのような、決意に満ちた表情に変わっています。 ほむらのキャラクター性については、「まどかさえ生きていてくれればいい、という愛のみで支えられている、片思いキャラクター」という説明に傾きやすいようですが(公式評論でもそのような印象でした)、このカットと、10話コメンタリーでの斎藤千和さんの「まどかにソウルジェムを破壊するよう頼まれたとき、ほむらはとても嬉しかったのではないか」という発言から考えると、どうも違うと思いました。 ほむらの願いは「鹿目さんに守られる私でなく、彼女を守る私になりたい」というものでした。それはまどかへの憧れや、追いつきたいと願う気持ちの表れだったのですが、まどかが自分の思いを打ち明け、ほむらがそれに向き合ったこの瞬間にこそ、「鹿目さんを守る私」という願いが叶ったのだと思います。まどかは「嫌なこと、悲しいこともいっぱいあったけど、守りたい物だってこの世界にはたくさんあったんだ」と言いますが、ここには絶望しながらも、魔法少女になったことを後悔したくないというまどかの思いが込められています。そしてその思いを無駄にしないために、ほむらは引き金を引く。これは実は、最終回でまどかが全ての魔法少女達に対して行ったことと同じではないでしょうか。 ほむらはその後「キュウべえにだまされる前の、馬鹿なわたしを助けて」というもう一つのまどかの思いに応えるため、何度も時間を繰り返す孤独な戦いに身を投じるのですが、そこで「もう、誰にも頼らない。誰にわかってもらう必要もない」というのは、「まどかさえ救えればいい」という独善というよりも、「まどかに信頼され、彼女の願いを自分のものとして引き受けた以上、(平行世界のまどかを含め)誰に理解されずともそれだけは守らなければならない」という、「彼女を守る私」になってこそ生まれた、ほむらなりの共感や責任感・献身の表れなのだと思います。ほむらがまどか一人のために背負った思いを、まどかは最終回で、全ての魔法少女達に向けて捧げたのでしょう。 ほむらとまどかの願いはすれ違っているようで、その立ち位置はどこか通じ合っているように感じられ、個人的にものすごく納得できた回でした。シャフトさんありがとう!
50 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
消された銃声。,
By
レビュー対象商品: 魔法少女まどか☆マギカ 5 【完全生産限定版】 [Blu-ray] (Blu-ray)
多分、放送を観ていた方は一番楽しみな巻ではないでしょうか。 謎めいたキャラ、現在のほむらができるまでが描かれる10話が収録された第5巻です。 自分もそちらメインで楽しみだったのですが、意外にも9話の出来がおそろしく良くなってます。 背景・効果が加筆され、演出面でかなりのグレードアップがされてます。 今までの巻でも戦闘シーンには目に見えてわかる修正がされてますので、未見の方は3巻とか観て欲しいですね! 修正も、ただ動画枚数を増やしたり、ディテールの書き込みが増えるだけではありません。ちゃんと演出に沿った加筆です。 例えば杏子がまどかをまもるために出した結界(赤い格子状の壁)ですが、放送時は結界越しに2人が見えるくらいの密度だったのに、此方ではほぼ完全な壁となっていて、杏子が「まどかだけは守る」という強い決意を持っているのを感じました。 あと、杏子がまどかを戦いの場に誘うシーンで、カメラ側の軒先にレリーフが書き加えられていました。 一つは人魚。 もう一つはユニコーン。 人魚はもちろんさやか。恋破れ、泡と消える悲恋の象徴。 となるとやはりユニコーンは杏子なんでしょう。槍を構える自由な獣。もしかしたら希望や可能性の象徴? 人魚のレリーフの、何かを探すような、助けを求めるような視線の先にあるユニコーンのレリーフ。 その後の展開を考えると胸が痛いですね…。 そして10話。 ムックのインタビューで語られていたことがコメンタリーでも語られていました。 私が一番好きな、まどかの「最後のお願い」のシーンで、ほむらの声にならない絶叫に重なるはずだった銃声は音響スタッフの判断で消されたそうです。 納得の演技でした。 一番大事な人からの残酷な「お願い」も、ほむら役の斎藤さんは「それでも嬉しかったはず」と語ります。 悔しい、悲しい、諦めきれない、それでも嬉しい。そんなごっちゃになった感情を声だけで表現する(絵はシルエットだけでしたし)声優さんの凄さを肌で感じたからこその静寂の選択だったのでしょう。 オマケの4コマも、ボーナスCDも素晴らしい出来ですが、やはり本編のクオリティが一番素晴らしい。 放送を何度も見直した方にこそ解る良さですので、心当たりのある方は是非ともご覧になっていただきたい一枚です。
39 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
内容も特典も満足,
By
レビュー対象商品: 魔法少女まどか☆マギカ 5 【完全生産限定版】 [Blu-ray] (Blu-ray)
まどマギで1番好きな回なので、楽しみにしてました。
話の内容は言わずもがな、新房監督が映画並みの濃さという10話は圧巻です。 そして9話のエンディングに追加された、さやかと杏子のキャラソン 「and I'm home」も良かった。9話の後に流れるのがなんとも… オーディオコメンタリーが毎回の楽しみですが、今回は、 9話にQBの加藤英美里さん、10話はゲスト無しの2人。 9話では、みんな大好き?QBさんの登場でテンション高いです。 いつも通り裏話メインですが、最後のほうは本編に釘付けで、 みんな(泣)でした。 10話は、言わずと知れた、まどかとほむらの名演技回ですし、 悠木碧さん、斎藤千和さん、2人きりということもあって、 話が一点集中するので、演技について語る回、お互いを褒めあう回でした。 「クラスのみんなには、内緒だよ☆」について語ってるところとか、 名台詞の裏話は、とても興味深かったです。 本編とコメンタリーで一気に2週しましたが、どちらも内容が濃いので、 あっという間でした。 うめ先生の4コマも、いつも通り笑える内容でおもしろかったです。 久々に全巻揃えたいと思った作品なので、最終巻も待ち遠しいです。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
関連トピック一覧のアクティブなトピック
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|