官房長官 原発議事録の作成を
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官房長官 原発議事録の作成を

1月23日 13時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

藤村官房長官は午前の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡って、政府の「原子力災害対策本部」の議事録が作成されていなかったことについて、「去年3月にさかのぼってどういうふうにやれるのか、追求しなければならない」と述べ、議事録を作成したいという意向を示しました。

原子力災害対策本部は、総理大臣を本部長に全閣僚がメンバーとなっており、原発事故当日の去年3月11日に設けられ、避難区域や除染の基本方針など重要な決定を行ってきましたが、議事録が作成されていなかったことが分かっています。これについて藤村官房長官は、午前の記者会見で、「今、原子力災害対策本部を中心に、担当する内閣府や原子力安全・保安院などで、どういうことになっているのか検討している段階だ。まだ確たるものは分かっていない」と述べ、当時の状況について政府として調査を進めていることを明らかにしました。そのうえで藤村長官は、「基本的には、公文書管理法に基づいてやるべきことだと思うので、去年3月にさかのぼってどういうふうにやれるのか、きちんと追求しなければならない」と述べ、議事録を作成したいという意向を示しました。