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2012年1月23日18時20分

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死刑存続前提に「執行方法や処遇、議論を」小川法相

写真:共同インタビューに答える小川敏夫法相=23日、東京都千代田区の法務省、遠藤真梨撮影共同インタビューに答える小川敏夫法相=23日、東京都千代田区の法務省、遠藤真梨撮影

 小川敏夫法相は23日、朝日新聞など報道各社のインタビューで「死刑の執行方法や確定死刑囚の処遇の問題について議論したい」と述べた。法相就任後、2010年7月を最後に執行がない状態が続いている死刑について「執行する」と明言しており、死刑制度の存続を前提に新たに議論を進める考えを示した。

 省内には千葉景子元法相が10年に制度存廃の議論のために設けた勉強会があるが、小川法相は「別にやることが大切」と説明。現在の勉強会については「回を重ねて同じことを聞くのは効率的でない」として、これまでの内容をまとめたうえで続けるかどうか判断するという。

 また、避けられる傾向があった国会中の死刑執行については「国会中に(執行のことを)質問されるのが嫌だとは考えていない。逃げるつもりはない」と述べ、国会中でも執行する考えを示唆した。

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