コンティニューvol.35私の本名って、けっこう変わってます。使ってる漢字二文字自体は、小学校低学年でも書けるものなんですが、組み合わせると珍しい。
生まれてこの方、家族以外に同姓の人間に遭ったことはありません。
本屋の作者名などで、見かけたこともありません。

しかし、ネットとは便利なものですね。
検索してみると、同姓の方はけっこういます。
ついでに、自分のルーツまでわかってしまいました。
ずばり、我が先祖発祥の地は名古屋です。
わたし自身は、名古屋には三度ほどしか行ったことないのですが。

わたしが今まで会った中で、もっとも印象に残っている姓はこれです。

太郎良(たろうら)さん

発音が滑らかでいいですよね。
名前みたいな性でインパクトあるし、そこに『良』と付くのも縁起? がいい。
変わった姓の方は他にもいましたが、太郎良さんが(姓的に)一番好きです。

小説、マンガ、アニメには、変わった姓がたくさん出てきます。
個性を与えるために、変わった名を付けるのは、創作の基本中の基本。

では、そんな変わった名前の創作キャラの姓は、実際に存在するのだろうか?
たとえば『綾波』。
デフォルトで変換できない点からしても、普通の姓じゃないことは明らかです。
(ちなみに私の姓も変換できません)

じゃあ、実際にいるかどうか調べてみる。というのが、これまた難しい。
グーグルで普通に検索しても、これはもう一〇〇%確実に綾波レイがヒットします。
“綾波という姓の人は実在するのか? いるとしたら、どれくらいいるのか?”
検索の達人でもない限り無理でしょう。私には無理でした。

そこへ、そんなことを調べた動画がありました。
電話帳で調べたそうです。
すごい手間がかかったでしょう。
そんな行動力に敬意を表します。



電話帳調べですから、見落としもあるでしょうけど、これを叩き台に、さらに進化させて欲しいものです。
こういう(一見)何の意味もない努力こそが、文化を豊かにするのではないでしょうか。

うん、ちょっと真面目に締め過ぎですか。
それにしても、『綾波』はいそうな気がします。『涼宮』はやはりいないでしょうね。

追伸:
昨日、携帯電話に関する別の記事を書きました。
直前でうっかりブラウザを閉じてしまい、わたし涙目。
普段はちょこちょこコピーとりながら書いてるんですけど、昨日にかぎって。
記事ロストほど、脱力感漂うものはありませんね。