ＡＫＢのＤｉＶＡが映画「ウルトラマンサーガ」主題歌！“防衛隊”結成だ

　ＡＫＢ４８が１９日、東京・文京区の「ＴＯＫＹＯ　ＤＯＭＥ　ＣＩＴＹ　ＨＡＬＬ」で「ＡＫＢ４８　リクエストアワー　セットリストベスト１００　２０１２」をスタートさせた。ここで派生ユニットである「ＤｉＶＡ」が、ウルトラマンシリーズ最新映画「ウルトラマンサーガ」（おかひでき監督、３月２４日公開）の主題歌「Ｌｏｓｔ　ｔｈｅ　ｗａｙ」（３月７日発売）を歌うことが発表され、ファンの前でお披露目された。イベントはファン投票によってＡＫＢ４８、関連グループの楽曲の中から上位１００位を発表していくもので、２２日まで開催される。

　アンコールの掛け声が鳴りやまぬ中、大型スクリーンに「緊急告知」の文字が出た。「ウルトラマンサーガ」の予告編が上映され、サプライズ発表が続いた。約２０００人のファンから大歓声が上がる。ＤｉＶＡが登場、映画主題歌に決まった新曲「Ｌｏｓｔ　ｔｈｅ　ｗａｙ」を、メンバー１０人が２人１組となり、バトル的な振り付けを取り入れたダンスを披露しながら歌い上げた。

　秋元才加（２３）は「今日、ついに発表することができました。映画を楽しみにしてもらいながら、同時にＤｉＶＡの新曲も楽しみにしてもらえたらうれしいです」と興奮気味に話した。梅田彩佳（２３）も「ずっと（主題歌に決まったことを）言いたくてウズウズしていたので、胸の高鳴りが止まりません」と笑顔を見せた。

　主題歌だけでない。「―サーガ」にはＤｉＶＡから秋元、梅田、宮澤佐江（２１）、増田有華（２０）の４人、それにＡＫＢ４８の小林香菜（２０）、佐藤すみれ（１８）、島田晴香（１９）が出演。「チームＵ」として、ウルトラマンシリーズ史上初の女性だけの“防衛隊”を結成。ウルトラヒーローに協力して、地球侵略を狙う宇宙人、怪獣と戦っていく。

　秋元は映画で本格的なアクションも披露したが、「Ｌｏｓｔ　ｔｈｅ　ｗａｙ」は、ウルトラマンの主題歌にふさわしく、「未来、勇気、希望」をテーマにしている。増田は「誰でも知っているウルトラマンの映画に出られたこともうれしかったのですが、自分が出た映画の主題歌を歌うことが夢だったので、かなってうれしい」と目を輝かせた。宮澤も「（映画の）試写会で、内容で涙が出て、そして自分たちの曲がかかって、また涙でした。早くたくさんの人に届けたいです」と公開を待ち切れない様子だった。

　◆ＤｉＶＡ　「ダンス＆ボーカル」をコンセプトに当初はＡＫＢ４８の秋元、梅田、宮澤、増田の４人で結成。昨年５月、「月の裏側」でデビューした。８月に２枚目のシングル「Ｃｒｙ」を発売。１２月にはオーディションに合格した粕谷聡子（２６）、二見夕貴（２２）、古川温子（２２）、福野来夢（２１）、井上結菜（１８）、山上綾加（１９）が加わり、１０人編成となった。なお、新メンバーはＡＫＢ４８に所属していない。

　◆「ＡＫＢ４８　リクエストアワー　セットリストベスト１００　２０１２」　２００８年１月に第１回が開催されたイベントで今回で５回目の開催。ファンのインターネット投票でＡＫＢ４８関連の楽曲トップ１００を決め、４日間かけて１００位から発表していく。今回はＡＫＢ４８、ＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８、ＳＤＮ４８のシングル、公演曲で披露された４２１曲が対象。昨年は大島優子が初めてセンターを務めた「ヘビーローテーション」が１位に輝いた。

　◆ウルトラマンサーガ　侵略宇宙人・バット星人（声・東国原英夫氏）に制圧された地球。生き残った子供たちを怪獣軍団の脅威から守るため、「チームＵ」と名乗る７人の少女たちがいた。彼女たちの前に時空を超えて３人のウルトラマン、ウルトラマンゼロ（ＤＡＩＧＯ）、ウルトラマンダイナ（つるの剛士）、ウルトラマンコスモス（杉浦太陽）が飛来。力を合わせ、地球を再び人間の手に取り戻すために戦う。そして、奇跡のウルトラマン、ウルトラマンサーガが登場する！　映画には黒部進（ハヤタ）、森次晃嗣（モロボシ・ダン）ら昭和のウルトラヒーローも姿を見せる。

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