特集

特集「未解決事件
主婦殺害から7年」


(2)半年後 事件の記憶を口にする長男

しかし、事件からまもなく1年が過ぎようとしたある日、
航平くんが突然、事件の記憶を口にするようになりました。

航平くん
「ママ、知らないおばちゃんと
ケンカして死んだの。
ママが死んじゃった。
もう死んでいないの」


その後も
“コンビニのおばちゃんが犯人”などと、
時々、事件の記憶らしきことを
口にした航平くん。


“ひょっとしたら、あの日の記憶が残されているのかも知れない”

航平くんは“犯人の手掛かり”と、
将来、突然、事件の恐怖がよみがえる
“フラッシュバック”を防ぐため、
専門家によるカウンセリングに通いました。


「犯人の手掛かりなんていいから、
将来、フラッシュバックが出ないよう
防いでほしい」
と、高羽さん。


1年半に及ぶカウンセリングを終えてから4年。

小学3年生になった航平くんは、
毎日、元気に学校生活を送っています。

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