22日、局地的な大雪に見舞われた北海道白老町では、上水道の水源が雪で埋まったため、町内のおよそ2500世帯が、23日朝までおよそ12時間にわたって断水しました。
北海道の胆振中部では、22日、局地的な大雪に見舞われ、登別市では降雪量が51センチに達しました。この影響で、登別市の隣の白老町では、22日午前6時ごろ、上水道の水源になっている山間部の川が1メートル余りの雪で埋まり、取水場に水が流れなくなりました。町は、浄水場にたまっていた水で給水を続けましたが、この水もなくなり、22日午後6時ごろ、全世帯の4分の1に当たるおよそ2500世帯で断水しました。その後、川の雪が溶けて取水場に水が流れ始めたため、23日午前6時までにすべての世帯で水道水の供給が再開されました。白老町は、「警戒はしていたが、雪が深くて取水場になかなか近づけず苦労した。大雪が原因で断水したのは初めてではないか」と話しています。