米空母ペルシャ湾に イランは
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米空母ペルシャ湾に イランは

1月23日 10時55分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

中東のペルシャ湾で、欧米諸国とイランとの対立が深まるなか、アメリカ軍の空母がホルムズ海峡を通過してペルシャ湾内に入りましたが、イラン側は今のところ反応を示しておらず、混乱は起きていません。

核開発を推し進めるイランに対しては、アメリカやEU=ヨーロッパ連合が制裁を強める動きを見せているのに対し、イランが原油の主要な輸送路であるペルシャ湾のホルムズ海峡を封鎖する可能性を示唆し、対立が深まっています。こうしたなか、ペルシャ湾のバーレーンに司令部を置くアメリカ海軍第5艦隊は、22日、これまでペルシャ湾の外に展開していた2隻の原子力空母のうち「エイブラハム・リンカーン」について、「通常の任務に従い、問題なくホルムズ海峡を通過した」として、ペルシャ湾内に入ったことを明らかにしました。これに先だって、アメリカのパネッタ国防長官は21日、大西洋上に展開する原子力空母「エンタープライズ」の艦上で、「イランには外交を通じてわれわれと交渉する方が賢明だということを分からせる」と述べ、イランを強くけん制しました。イランは、これまでアメリカ軍の空母に対し、ペルシャ湾に入らないよう警告していましたが、先週になって、革命防衛隊の高官が、「空母は新たな問題ではない」と述べ、静観する構えを見せています。イランとしては、アメリカ軍の動きを黙認することで、ペルシャ湾での緊張の高まりに歯止めをかける思惑もあるのではないかという見方が出ています。