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猫ひろしより速い男、げんきーず宇野9位 (2/2ページ)

2012.1.23 05:04
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特集 : お笑い
猫ひろしより速い男、げんきーず宇野9位

体脂肪率3%の宇野けんたろう(右)は「レッツ・ランニング!」ポーズでマラソン芸人をアピール。元気☆たつやも完走した=千葉・美浜区(撮影・川口良介)【フォト】

 げんきなマラソン芸人が、箱根駅伝の山の神を向こうに回す『マリンの神』として千葉・幕張に降臨した。

 昨年10月の大阪マラソンで自己ベストとなるフルマラソン、2時間37分5秒を樹立して芸能界最速男となった宇野。カンボジア国籍を取得し、同国代表としてロンドン五輪出場を目指すタレント、猫ひろし(34)のベストタイム2時間37分39秒を上回る“旬のランナー”が初見参だ。

 気温5度。絶え間ない小雨と冷たい海風が吹く中、必死の形相で完走した宇野の記録は1時間14分22秒。ハーフの自己ベストを19秒も更新した。

 順位は一般ハーフ男子約7200人中、9位。堂々たる成績だが、本人は8位以内の入賞を逃し、「悔しい〜」を連発した。「予定では2分早くゴールするはずでした。後半、雨風が強くなったのが想定外ですが、それはあくまで言い訳になるんで…ってオレのコメント、芸人じゃないっ!」と本気度をアピールした。

 東京・正則学園高校では陸上部に在籍し、全国高校駅伝にも出場した実力の持ち主。神奈川大、日体大ら駅伝の名門大学から誘いを受けたが、お笑いの道に進んだ。それでもアスリートの血が騒ぎ、「芸人が誰よりも速くなればおもしろい」と一念発起。昨年1月から東洋大の元陸上コーチに師事し、トレーニングを重ね、いまや体脂肪率も3%にまで絞り込んだ。

 宇野が目指す次の舞台は、ロンドン五輪代表選考レースでもある2月26日の東京マラソン。今度はフルの42・195キロだ。

 「東京マラソンも悪天候になる可能性があるので、いい経験になりました。マリンの風にのって、東京からロンドンへ行きます」と宣言。さらにファンへ向け「今回、沿道の方に『おもしろいことやれ〜っ』と言われたけど、さすがにレース中にやるとロンドンが狙えなくなるので、ゴール後に笑いを取ります」と約束した。宇野はガチンコで次走に挑む。

(紙面から)



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