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【大リーグ】ダル「優勝請負人」だ レ軍共同オーナーが指令2012年1月23日 紙面から 【アーリントン(米テキサス州)大城和美】レンジャーズのボブ・シンプソン共同オーナーは、入団が決まったダルビッシュ有投手(25)を“優勝請負人”に指名したことが21日、明らかになった。昨季のレンジャーズは2年連続でワールドシリーズに敗退し、いまだ頂点に立ったことがない。球団創設52年目の今季こそ、ダルビッシュを擁して悲願成就となるだろうか−。 レンジャーズがダルビッシュ獲得に全力を投じたのは、苦い記憶の積み重ねがあるからだ。シンプソン共同オーナーは「球団の価値を上げることが目標だ。そのためには、ワールドチャンピオンになること。ダルビッシュはそのための補強だ」と、新人右腕を“優勝請負人”に指名した。 レ軍は2001年、やはり優勝請負人を期待してアレックス・ロドリゲス遊撃手(36)=現ヤンキース三塁手=を10年総額2億5200万ドル(当時は約282億円)で獲得。しかし、在籍した3年間は“投壊”で地区最下位に甘んじた。 昨季は2年連続してワールドシリーズで敗退した。2010年はジャイアンツに1勝のみ。昨季はカージナルス相手に3勝2敗から2連敗。特に第6戦では「あと1ストライクで優勝」という場面を2度もつくりながらしのげず、そのまま第7戦も押し切られた。球団創設52年目で見据えるのは初の頂点。そのためだけに、入札金と年俸を合わせて総額1億1100万ドル(約88億円)以上の大枚をダルにはたいた。 「今オフ最大の出来事はダルビッシュだ。入札制度は複雑だったが、われわれはやり遂げた。今は満足している」。同オーナーは、晴れやかな表情で語った。ファンが耐え忍んできた数々の苦い記憶−。それをダルビッシュが忘却のかなたへ押しやることができるか、要注目だ。 PR情報
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